21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

デジタル画像診断

2016年03月06日 22時42分52秒 | Weblog
 日本では医療費が膨らみ続けている。
国内医療は高コスト体質だ。

医療コストを下げるためには、デジタル画像診断を進める必要がある。
CT/MRI/レントゲンにしろ画像診断機器はデジタル化が進んでいる。


デジタル画像であれば、世界中のどこに送るとしても、ほぼ無料だ。
 つまり、医療コストの安い国、例えばインドなどに画像データを転送して診断を進めてもらえば、コスト削減が大きく進む。


「治療中」の患者の画像データまで海外で分析する必要はない。それだと二度手間になる。
健康な人、例えば、40歳以下での健康診断画像であれば、一時診断を海外で行うことに問題はないと思う。


とはいえ、「低医療コスト国の活用」は20世紀の発想なんだ。


健康診断画像をインドで解析してもらうよりも安い方法がある。
21世紀のデジタル画像診断技術の中心は、AI(人工知能)である。初期診断、一時診断に人工知能を使うことで、コストを著しく抑え、ミス・誤診の減少にもつなげることができる。


 医療関係者の数が致命的に不足している発展途上国では、人工知能を使用したデジタル画像診断が進んでいる。
 国内でも人工知能での診断が一般化し、日本の「予防医療制度」が海外での流れに追いつけるのは、いつになるのだろうか?

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