21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

天皇機関説って何?

2006年03月01日 12時16分26秒 | Weblog
 歴史に<大問題!!!>みたいな感じで、出てきた「天皇機関説」だが、要は明治憲法に書いてあった「天皇の仕事」を分かりやすく書き直しただけらしい。ただ{機関」って言う音が良くなかった。
 現代で言うと「天皇不要説」みたいなもんかな? 実際現代では、「国連親善大使」とかになっている役者さんやモデルさんと、天皇の仕事は内容でも重要性でもあまり変わらない様な気がする。要は「天皇制」はいらない分けだけど、「不要」ってのはちょっと音が悪い。
 これが大問題になるのは、人によって「抗議行動」の受け止め方が違うから。法律を知っている人にとって、「機関説」「不要説」は憲法に書いてあることと同じ。だから、それに対しての抗議行動が起こればそれはもちろん「憲法への抗議行動」と言う事になる。ただ、「天皇機関説」が「明治憲法」とは別の違憲だと誤解していた人にとっては、抗議行動は「憲法の支持」と言うことになる。 まぁそれを、うまく利用した人が当時にいたと言う事だよ。
 イスラム教圏とキリスト教圏の問題も、「話せば解ける」誤解の上にあると思う。(離れて住んでる所為で、話せないけど)

 日本であった「変な問題」と言えば、「イラクで人質になった三人へのバッシング」があったと思う。
三人が心の傷を負ったのは、「人質になって、恐怖体験をしたから」
三人が丸焼けになるのを見たい、とネット上の掲示板に書き込んだのは、「匿名の誰か」
 だけど、問題は「マスコミによる人権侵害」だとか政府批判、海外では「日本の変な社会システム」の問題みたいに思われてた。現実には、バッシングと精神的傷にあまり関係はないと思う。 今日はこの辺で。

裸の王様~、、、

2006年03月01日 11時49分43秒 | Weblog
 一回失った信頼は取り戻すのが難しい。信頼していた側にしてみれば、「もう二度と同じ失敗はしたくない」のだから、信頼回復は不可能と言っても良いだろう。一晩で政策を180度転換した失敗はでかい。
 ところが最近は、拉致問題もある。
発生当時は「自民党のでっち上げだ」と言い、北朝鮮工作員の拉致容疑者の釈放を支援した。
北朝鮮が拉致を認めた後は、自分達の誤りを朝鮮総連になすり付けるし。
最近は、「北朝鮮への経済制裁」に反対したばかりかその法案に反対票を投じている。さらには「自衛隊に反対」だ。
 さらには、企業のリストラ(人員削減と言う意味で)に反対していたにもかかわらず、選挙で議員数を減らしたとたんに、人員削減に乗り出した。
その上、財政再建への意欲が見えない。
 もう、私は「信頼回復」が可能だとは思わない。歴史は一度流れ出したら、止まらないモノだ。 流れ始める前に手を打つべきだった。
 発展途上国で戦争を始める前に政治家がよく「今百人殺さなければ、将来千人殺さなくてはならなくなる」とか言ったりするが、「百人」の前には「十人」、その前には「一人」「0」の時代もあったはずだ、彼らはその時に問題に気付かなかった責任を取ろうとしない。かな。

 日本では社会/共産主義者を取り巻く環境が悪化している。(世界では、躍進しているのに)何と言っても、日本には福祉国家を目指す様な政党が無い。
 不況が続く中、15分に一人の日本人が自殺していたにもかかわらず、その対策をとらずに、数十億円の本部ビルを建てた様な政党が「共産党」を名乗っているようでは、どうにもならないだろう。
 ふ~、せめて党名を変更してくれれば良いのだが、、、

裸の王様~教訓

2006年03月01日 10時37分09秒 | Weblog
 おとぎ話『裸の王様』の教訓は、「無駄に見栄を張らない」ってことかな? ことわざで言うと「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」みたいなもんかな?
 と言っても王様、一旦、裸で行進を始めた以上は「これが新スタイルだ」見たいに演じきって、最後まで歩き通してしまえば良かったのに。

 まぁ、裸の王様になってしまった社民党としても、今後は「自衛隊は違憲」「憲法改正反対」で通して行くしか無いでしょ。かと言って、「政権獲得後、すぐに自衛隊を解散させる」等と言っていては、「小学生の喧嘩かい!!」と思われてしまうので、子供嫌いの有権者から信用を得られない。私は個人的に(将来的に)自衛隊が解散するのは賛成だし。そこで、「自衛隊解散までのロードマップ」を作るべきだと思う。
 始まりは「政権獲得後、以下の条件を成立させることを目指し、条件が整った上で、自衛隊を解散させる」とでも書いて、「条件として、
 1、安全保障理事会ー常任理事国の全てと、不可侵/平和/安全保障条約を結ぶ。「平和の基盤」
 2、近隣諸国地域(韓国/北朝鮮/台湾/フィリピン/インドネシア/ベトナム/オーストラリア/ニュージーランド等)を政治/経済的に安定させ、かつ全ての地域を恒常的な友好関係を築く。「平和の保障」
 3、世界から紛争を無くし、難民/疫病/食糧問題が世界平和に与える影響を取り除く。「平和の現実化」
 4、世界から貧困/飢餓を撲滅し、さらに経済格差/各種差別を消滅させることにより、テロの温床となりうる各種「原理主義」の台頭を阻害する。「平和の確実化」
 5、災害時/非常事態時の治安維持機関を確立する。
 6、災害への対応/復興を支援する機関を確立する。
 7、国内外での、邦人の人権保護を担当する機関を確立する。
 8、自衛隊関係者全員の再就職先を確定する。(隊員の再就職/予備役の生活の安定の確保/各種物資卸し業者の収入の保障等)」ぐらいを置いておけば良いと思う。{う~、「優秀な外交官」がいないと、自衛隊の解散は不可能そうだね。] でもこれでちょっとは、「軍事力の不保持」を達成するためにはどうすれば良いかが、現実味を帯びてきたと思う。後は「この条件が整うまでは、超憲法的(笑)な処置として、「自衛隊法」を整備し、軍事力の管理をする」とでも付け加えておけば良い。

 日本はせっかく世界にも珍しい「平和憲法」を持ってる国なんだ、その達成と共有を世界と共に目指すべきだ。

裸の王様ー現代版

2006年03月01日 09時49分26秒 | Weblog
 人よりも目立つものを来たい為に、裸になってしまった(お馬鹿な)王様。
他より目立つ政策を出したい為に、「自衛隊違憲」に踏み込んでしまった社民党。似た様なもんだ。
まぁどっちも誰かに、はめられた様なもんだろう。
片方は、始めて裸で行進した王様で、国民も「あれが新しいファッションなのかな?」と思ったかもしれないが、、、、以前に一晩で撤回した政策をまた引っ張りだしてきても、、ねぇ信用できないよ。

 (少なくとも一部の)国民の代表にである国会議員/社民党員が有名なおとぎ話さえ知らないとはねぇ~~~。おとぎ話ってのは、「子供が社会で生きて行く為に必要なことを学ぶための物」であって、決して「大人の勉強道具」では無いんだけどね~~~。国会議員にもなって、おとぎ話に含まれている「教訓」さえ理解していないとは、悲しったりゃありゃしない。。。。
 あれが、日本で今問題になっている「学力崩壊」の表面化したものなのかな~~~。

ライブドアの強み

2006年03月01日 09時37分47秒 | Weblog
 それはやっぱり中国にあるコールセンターでしょう。日本人留学生をうまく使い、中国人を雇うのと同じ人件費で、日本国内にあるコールセンターと同等以上の仕事をしている。はず。
 拡大できる規模の大きさは、日本人留学生の数によるけど、別にブロードバンドのインフラがあれば、コールセンターの場所は中国にこだわることは無い。東南アジア(ベトナム/カンボジア?)/中央アジア(ロシア/カザフスタン/インド?)/南アメリカ(ペルー/ボリビア/ブラジル/アルゼンチン?)でも、物価は安い。まだまだ若者の「留学熱」も冷めていないようだし、最近はIPO(新規公開株)人気から何故かNEASE(新規工業国)の人気も高まっている。BRICsのロシアでは株価が二倍になったし、インド/ブラジルでは株価が50%上昇した。結構「次のBRICs」(ベトナム/ペルー?)に注目している人も多いと思う。<乗り遅れるな>みたいな。 語学/文化研修での留学生を集めるのは、そんなに難しいことではないかも。
 まぁ、方法論さえ抑えてしまえば、アフリカや東欧で欧米系の留学生を集めて、コールセンターを始めることもできる。後は経営者の能力次第だけど、質の高い人材を安く使うことができれば、「世界制覇」も夢じゃない。
 決算が粉飾されていて、正しい株価を計算で出すことはできない上に、上場廃止で資金流動性も下がってしまう。ライブドア株は結構、ギャンブル化しているけど、、、まぁ、規模の論理もある。発行済株式も多くて、乗っ取りも難しい以上、アイディアだけパクって(社員をリクルートしてきて)、自分でコールセンターの下請けを始めてしまうのが楽なのかも、、、、(でも、仕事をとってくる「信用」がね、、)
 オセアニアの島国で、年金を老後の生活の糧にして、「悠々自適」な生活をしている高齢者達に、小銭稼ぎ/暇つぶしのアルバイトをしてもらえば、より安く上がって良い。