21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

沈みかけた船

2006年03月07日 12時13分52秒 | Weblog
 「沈みかけた船」にもいろいろある。沈みかけていても現実に沈まないのならば、海に飛び込んで逃げてしまうよりも、他の乗組員と協力して排水努力をして方が、生存確率か高まる。逆に本当に沈んで行く船なら、無駄に排水努力で体力を使うよりも、さっさと海に飛びこんで逃げてしまった方が良い。遅れれば遅れるほど、他の遭難者の巻き添えを食って、状況がより悪い方に進んでしまう。 まぁ「沈みかけた船」を正確に「沈む船」か「沈まない船」かに分けることができる人はそうそういない。
 社会でもそんなもんだよ。自分が乗ってる船への判断は、最後はあくまで自己責任になってしまう。

学ぶ力の弱体化、、、、

2006年03月07日 12時06分42秒 | Weblog
 「手段に善悪なし」何が良いことで悪い事かを決めるのは、大抵その手段の使用者か使用目的による。「受験/受験戦争」もまた然りだ。
 産業構造が激しく変化する中、(子供達だけでなく)大人にも「自ら学ぶ力」が求められている。目標を前にした時、自己分析で持っている「問題」を発見し、解決手段を見つけ、そして実行する力だ。 受験戦争はその良い練習場だったのかも。受験を前にして、苦手強化を自己発見し、自己克服する力があれば、社会に出てからも大体の問題は個人で解決できる。そんな中で、有名大学の生徒はちゃんと有能だった(のかも?????)。と言っても、間に「受験教育」が入ってくると問題は別である。本命の大学受験を前にして、「進学校」と言われる学校に進学すれば、苦手科目の発見/克服は自分でしなくても済むようになる。何と言っても優秀な進学校/塾が多すぎる。 そうなると「受験戦争」も学ぶ力の育成には役に立たなくなってくる。これは受験戦争を手段として利用してきた日本人の失敗だ。
 かと言って、「受験戦争」以前の状態(そんなのあったんですか???)には戻れない。まぁ「自ら学ぶ力」とは何かを『明確化』させた上で、問題解決を図れば、答えは幾らでも見つかる。産学連携を強化して行くのも1つの手段だろう。大卒者の基本的就職手段を「推薦」にしてしまえば良い。

効率化、、、。。。

2006年03月07日 11時38分17秒 | Weblog
 公共の仕事の中には、「事務化」しない方が効率が良いモノがある。わざわざ、市民から(法律に基づいて)公平に税金を集めた上で、予算を立て、事業の落札業者を決め、、、、、、なんてやってると、無駄な労力/金が生まれてしまう。
 「公園の清掃」とかは、でっかい行政機関で担当するより、地元の町内会やNGOがやった方が、安上がりで効率的。
「治安が悪化した」と言っても、警察官の数を増やすよりかは、「わが町パトロール隊」なんてモノの方が、安上がりだ。
「学力低下」と言っても、新しい教員を連れてくるより、学校の周りにいる知識が豊富な暇人(高齢者)に手伝いを頼んだ方が良い。その上、地域の繋がりや交流が増えれば、教育でも治安でもだた「テストの平均点が上がった/不審者が減った」等以上の効果が得られる。 「公園の整備」ぐらいならともかく、警察官や教員を育成する費用は馬鹿にならない。その上もし、彼らが性格的に職場に定着できなければ、さらにお金が飛んで行くことになる。
 できれば、公務員として日頃から社会のために尽くしている人が、積極的に社会奉仕に従事するとこで、「地域協力」が自治体の歳出を削減する効果を示して欲しい。そうなれば、町内会/NGOの活動に(増税を避けるために)積極的に参加する人が増えるだろう。地域社会も復活するだろうし、労働環境も良くなって、企業も恩恵を受けるはずだ。
 自治体/公務員が前例を示せば、企業もそれを見習うだろう。


 慈善団体は「利益の出る」社会奉仕活動の開発を目指している。そうなれば彼らの活動が資金的に楽になって、活発化するからだ。企業が「社会奉仕事業」に参入してくる可能性も出てくる。競争の激化は彼らの望む所だ。彼らは生き残れないかもしれないが、サービスは向上する。慈善団体の目的は「世界平和?の実現」とかであって、自分達の繁栄ではない。
 ちなみに「社会福祉の活動への投資」は利益を生む。しかしそれが現実に還元されるまでには時間がかかるため、長期的な視野で見ないと分からない。
 製造業でさえ投資が帰ってくるまでに数年かかる。その為、最近では株とかの金融商品に若者の関心が移ってきている。つまり、今では待てる期間が「数年」から「数週間」になってきているのだ。ちょっとそんな人達に「福祉投資は利益になる」ことを理解させるのは難しいかもしれない。。。。フー
 「国際化(グローバリゼーション)」が進む中、企業は「より従業員を安く酷使できる所に進出する」と言っていた人がいたが、現実はそんなに単純じゃない。発展途上国では、現地企業が外資と、人材を取り合うため競争を強いられるため、労働環境は改善している。 そこのとこを、(いろんな面から)よく考えて欲しい。 「現実は小説より奇なり」

モーレツ社員を

2006年03月07日 10時52分06秒 | Weblog
 仕事に集中するモーレツ社員をつくるためにはどうすればよいか、、、、職場の雰囲気や伝統も影響を持つかもしれない。一人一人の性格の違いも問題になってくるだろう。
 まぁ、個人それぞれに聞いてみるしか無いんじゃないの?「どーすれば、なってくれる?」って。と言っても正確に自己分析のできる人なんてのは限られているから、「正答」自体を求めちゃいけない。
 「現状から一歩前進するため」と言うことで。