原田マハ 『#9(ナンバーナイン)』
主人公の深澤真紅は、美術関係の職に就きたくて、上京。
インテリア・アートの販売員をやっているが、売り上げの成績は良くない。
そんな真紅が、立ち寄った宝石店で上海の実業家、王剣と運命的な出逢いをする。
王剣により見出され、美術品の目利きの才能を開花させた真紅は、中国美術の世界に入っていく。
一気読みでした。
あらすじに、大人の恋愛物語、と書かれていますが、
やっぱり、原田マハさん。
絵画や美術品のお話でもあります。
真紅のシンデレラストーリーかと思いきや、自らの努力で力を付けていくのが凄い。
後、#9の使い方(というのかな?)が印象的で、巧いです。
これは知りませんでした。
本屋さんで探してみます。
漫画を9番目の芸術と位置づけたルーブルの企画展の名前も、
No.9(ナンバーナイン)でした。
#9で、ナンバーナインとは面白いですね。
ハッシュタグかと思いました。
と思っているのですが、
だんだんどの作品を読んだのか、
分からなくなってきました…