大崎梢 『ようこそ授賞式の夕べに』
成風堂書店事件メモシリーズ、第四弾。
かなり久しぶりのこのシリーズです。
そして、出版社の営業マンである井辻クンが出てくるシリーズとのコラボ作品(かな?)でもあります。
書店大賞授賞式に出席する成風堂書店員の杏子と多絵。
当日、二人のもとに福岡の書店員である花乃が訪ねてきて、
書店大賞の事務局に届いた意味の分からない、怪しいFAXの謎を解いて欲しいと言われるのだが。
これは、本屋大賞をモチーフにしているようです。
読んでいると、本屋大賞の影響力を改めて認識。
スタッフの方たちの大変さや舞台裏が読めて、良かったです。
ただ、登場人物が多くて、主要な人物以外は覚えにくかったのが、残念でした。
本や書店に関わる人たちの想いがとても伝わってくるお話でした。
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