Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

お気に入りの褒め言葉

2010-09-24 | フォルテネージュ


自分が何て言われたら嬉しく感じるか、
それは、自分の望みをはっきりさせるメルクマークかも知れないよ










たとえば、

私が、今まで言われたなかで、一番気に入っているほめ言葉は、
後輩の女性が言ってくれた、



                 里誉さんって、美しくっておもしろい  



このメッセージを受け取ったとき、衝撃的に嬉しかったなあ










私は女性だから、もちろん、美しくありたいって思ってるけど、
おもしろくありたいと思うことは、あんまり、なくて、

でも、

意図に反して、おもしろいって言われることは、結構、あってさ、

そんなときは、「ま、楽しんでくれてるなら、いいかな」って、ほのぼのと思う











その点、<美しくておもしろい>ってのは、
メガトン級に、私のハートをつかんできた言葉なんだ

だってさ、<美しさ>と<おもしろさ>って、両立する必要がないじゃない?

一般的に、美しい人は、おもしろくあることを要求されない
おもしろい人は、一見、美しさと無縁なのは、お笑い芸人を見ても分かること


だから、
<美しくっておもしろい>ってのは
究極的のエンターティナーなんだって思う

 





 

ここまで考えると、

ああ、私は、本当に、人を喜ばせたいんだなあって分かる

人を喜ばせたいってことは、自分が喜びたいってことなんだけどね










・・えっと、念のために、言っておくんだけど、
<美しさ>も<おもしろさ>も、とっても、主観的なことだから、

あなたから見て、私が、美しいか、おもしろいかは、分からないけど、

・・・ね











さて、あなたは、なんて言われると、ハートにぐっと来るかしら













 
                    スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                           

 

 

 

 

 


愛する能力が戦争を生む

2010-09-23 | フォルテネージュ


人間は、愛するがゆえに戦争するって、提唱している学者がいるらしい

 

 

 

地球上の人口のうち、
約60%が、およそ人が住むのに適さない土地で暮らしているって言われている

たとえば、
砂漠の都市ラスベガスは、

自然に手を加え、ライフラインやインフラを整備して、物資を輸送して、
人が住めるようにしているでしょ

そんな、人が住めない土地に、科学技術を駆使して住んでいる人口を、
ファントムポピュレーションって言うんだって

それが、約60%ってことは、
地球の適正人口は、とっくにオーバーしているって見ることができる

だから、
これ以上、人類が繁栄しようと思うと、
私たちは、子孫に、大きなつけを残すことになるから、
大切な子どもたちを愛するがゆえ、

戦争という手段で、人口を減らしているんだという、考え方なんだ











そうなると、
戦争が悪、平和が善って、単純な見方ができなくなるね


結果的に、子孫や環境に大きな課題を残して、
何が、愛、なんだ?











実際、戦争を起こすとき、人々がそんなふうに意識していないかも知れないけど、

世界中の人々の集合的無意識が作用して、
結果として、そんな動きを創りだしているってことは、

充分、推測できると思うんだ

先進国で加速する少子化だって、もしかしたら、<問題>ではなく、
<対応策>なのかも知れないんだ











問題と言われているものを、
敵視されているものを、
周縁に追いやられているものを、見つけるたびに、

私は、それらが、排斥されたすえに、パワーアップして、私たちを支配するような気がする

世界に起こっていることは、自分に起こっていること

自分の中の、
嫉妬や、稚拙や、自分勝手や、執着を、
否定して、抑圧して、抹殺しようとしたって、

絶対になくならないから、

嫉妬に生き、
未熟を認め、
人間は、自分勝手で、執着するものなんだって、自分の一部として含めるとき、

一方の極の役割を終えて、反転が起こるんだと思う


だから、善悪の二元論に対して、否定や超越に躍起になるより、

示してくれてる盲点を見つめたいと思う












                  スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                         










私は宇宙に愛されている

2010-09-22 | フォルテネージュ


人生、辛いのが当たり前って言い聞かせて、
毎日、混んだ電車で通勤して、
リラクゼーション音楽を聴きながら、涙が滲んでも、

あなたは、ずっと宇宙から愛されているよ








今、していることはやりたくなくて、
でも、何がしたいのか分からなくて、
まだ見ぬ彼とのラブラブな関係を想像したけど、
全然、そのとおりにならないときだって、


地球は、あなたを愛して愛してやまないんだ













求めている人から求められなくて、
自分が思うほど、人は自分のことを思ってくれなくて、
もう、私を必要とする人なんて、この世にひとりもいないような気持ちになったって、

大地は、あなたを、このうえなく愛している











「私は、静けさと孤独を好む」と思うのは、

にぎやかに談笑する人の輪に、
自分が入ることを想像できないからだって気づいて、寂しくなったって、

その命が始まったときから、あなたはめいっぱい愛を注がれてきたんだよ










「私は孤独である」という考えを、
「幸せは、明るく前向きな人にだけ訪れる」という考えを、

「私が、宇宙から愛されていない瞬間なんて、ひとときもない」って考えに、

今、置き換えてみるって、決めるんだ









            スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                        












二人でひとつのドリームボディ

2010-09-21 | フォルテネージュ


幼い頃に好きだったテレビヒーローは、
「超人バロム1」と、「ウルトラマンA」だったんだ

思えば、私は、小学生の頃、かなり、男の子まさりだったんだよね









この2人のヒーローは、ある点でとても似ているんだ

それは、

まったく正反対の性格を持つ二人の人間が、
合体してひとりのヒーローになること

バロム1は、肉体派の剛(たけし)と、頭脳派の健太郎
ウルトラマンAは、ウルトラ警備隊の男性隊員北斗と、女性隊員南

子どもの頃は、気づかなかったけど、
最近、そんな共通点を発見しちゃったよ













でね、こんな考え方が、私の頭に浮上した

二人の人間AとBが、完全なパートナーシップを組んで、別のひとりの存在になる

AとBは、お互いがお互いの一部となって、
ひとつの夢のような身体<ドリームボディ>を形成するってことなんだ



関係性の問題ってさ、
相手のことは、相手のことであって、自分のことじゃないって考えから、
いろんな軋轢が生まれて来るじゃない?

人は自分のことより他人のことのほうが、つぶさに見えるからさ。


でもね、このユニットって考え方を採用すると、
相手に起こっていることは、
自分に起こっていることでもある

お互いが、有機的に絡み合って、
ふたりでひとつの全体性っていう視点なんだ

そう考えたら、
相手を責めるよりも、つながりを意識できるように思う




 

 

 

 

たとえば、

夫と私の間に起こっていることなんだけど、

夫は冷静沈着で、論理的思考に長けて、いつでもクールなんだけど、
そんな論理性を生きていると、
感情的に矛盾を抱えて熱くなるっていう側面が、マージナライズされる

それを生きるのが、私の役割

だから、私は、時々、ヒステリックにメランコリックに情緒不安定を行動する

私が,本能的に生きれば生きるほど、
夫はますます、いわゆる、洗練された対応をするようになる

これは、どちらが原因でどちらが結果でもなくて、
バランスを取っているだけなんだ


そうやって、私たちは、
ユニットとしての全体性を完璧に体現している


はは
・・・って、考えることもできるって話だよ






 

 

 

そうやって、
論理性と情緒性をそれぞれ生きていることを意識化していくと、

互いが互いを統合するプロセスなんかが起こってきて、

それぞれが両方を取り込むようになると、

二人でやっていた役割分担が不要になる

で、私たちのバランス感覚は、他の課題へと進んでいく・・・・って、ことなのさ












ユニットは、別々の人間の寄せ集めじゃなくて、
その間に起こるすべてのエネルギー反応を含む、複合体


ホロスコープでもね、

二人の人間を複合させて、ひとつのホロスコープを作るっていう、コンバインって手法があるから、

こういう考え方自体は、古代からあるものなんだと思う


個人の問題を、個人のことと捉えるよりも、
より、意義深いものの見方をしようってこと

これが、トランスパーソナル、個を超えるって視点だよね












                    スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                            

 

 

 












 


<愛そのものになる>って?

2010-09-18 | フォルテネージュ


これって、OSHOの言葉なのかな?

         真に愛に生きる人は,<愛する人>ではなくて,<愛そのもの>になる

って感じのがあるじゃない?

ずっと,その意味が,よく分からなかったんだ









でもね,
なんか,こんなことかもって思うことがあったよ










私の知っているその人は,
本当に,深い深い愛情を心にたたえて,生きているんだけど,

ある場面で,その人の行動を見てたら,
その人とつながった人同士が,つながっていったんだ

しかも,ちょっと深いレベルでのコミュニケーションで・・












<愛する人>であれば,その人は愛を向ける対象をひきつけるよね

<何かを、誰かを、愛すること>を考えるとき、
当然,<愛さない,愛を向けない対象>の存在が,浮上してくる

すべてを愛するって,
物理次元に生きる人にとっては,かなり,忙しいことなんだ












でもさ,

「愛そのもの」になればさ,
自分と誰かをくっつけるだけじゃなく,
自分が媒体になって,誰かと誰かをつなげることができるんだ

ひきつけあう,同じ種類の何かを持ったもの同士をね

そこに,「主体」や「行動」がなくなっても,
時間や場所に制約があっても,

磁石にひきつけられたものが,また,他の何かをひきつけ続ける

<愛そのものになる>って,<磁石になる>ってことなんだ















そんなことを感じていたらね,

「The rose」の中の,
「Love, it is a razor (愛はナイフ)」って,歌詞が浮かんできた

対となる性質だけど,

ふさわしくないつながりを,
そぐわないもの同士のなれ合いを,

スカッと切っていくことも,また,愛なんだなって思ったよ










       

                   スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                      

 

 

 

 

 


SMAPライブに参戦♪

2010-09-17 | フォルテネージュ


ミーハーって言われても、
「いい年して、バッカじゃないの?」って言われても、

私は、アイドルが好きなの・・






えへへ
SMAPライブ、行ってきちゃいました
今回で4回めなんだけど、
2年に一度だから、超、気合い、入りまくりだったぜ






お昼頃から、東京ドームを取り囲むような行列に混じって、
うちわとか、ペンライトとか、グッズを買い揃えて、
どんどん、気持ちを高めていって・・・






いやあ

踊って、歌って、はじけてきましたぁ








もちろん、何度となく、
「た~くやーーーーっ」って叫びまくっちゃったさ

スタンド席で、ステージから遠かったけど、
最後のほうには、例によって、トロッコに乗って、近くまで来てくれたよ
生拓哉、やっぱり、カッコ良いのだ











もうね、頭、空っぽになった

親友も一緒だったから、なおさら、嬉しかったし。。












私は、ホントに、アイドルが好きでさ、

初めて行ったコンサートは、ピンクレディだったし(復活、おめでと!)、
後藤真希ちゃんのミュージカル&ワンマンショーだって、
オタクたちに混じって、見に行ったんだ

写真集も、持ってたりする・・・













アイドル(偶像)ってのは、崇拝の対象だから、
それに接していれば、自然と、恍惚となってきて、
理屈なしに、歓喜にひたって、安心して幸せになれるんだよね



帰りの電車の中で、
20代くらいの女の子2人がさ、

「今まで、このライブがあるから頑張ってこれたのに、
終わっちゃって、これから、何を支えに生きていけばいいのか分からない。」って、つぶやいてた

 
みんな、そうやって、ハレとケを生きてる












躊躇なく、心から喜んで、エクスタシーの極みに入ること、

そんな、至高体験は、

厳しい修行を積んだ一部の聖職者しか得られないなんて、ウソだよね

ふわ~っって、翔ぶような体験、
危機感とか、勇気とか、感じる間もなく、自分が周囲に浸透する感覚、

バカになって、何も考えないでいるって、窮極の叡智と合体することなんだよ、きっと











拓哉は菩薩かも知れないって、本気で思う里誉なのでした













                スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                        

 

 

 

 

 


私には「分からない」ことなんてない

2010-09-15 | フォルテネージュ


以前,素敵な先輩から教わったんだけどね,

「『わからない』という言葉は使わないほうがいいの。それを使うことで,自分の可能性に制限をつけてしまうから。人間は,顕在意識に上らないだけで,潜在意識で理解しているはず。」


そう聞いてからは,
誰かの個性的な考えを聞くときにも,
難しいシンポジウムを聴くときにも,

早々と,「分からない」とするんじゃなくて,
自分の微細な感覚を,サーチ&フォーカスするように心がけているよ











それって,何をしているかって言うとね,
話の具体的内容が理解できなくても,キャッチできることがあるってことなんだ。

それはね,その話し手の人物像

「私は,こういう人です。」ってメッセージは,必ず,伝わってくる

歴史を語っていても,
哲学を語っていても,

その語り方,言葉の選択,表情,目の様子,体の状態,声の状態・・・なんかで,

その人が,そのときに押し出したい,その人らしさを受け取れば,
内容がフォローできなくても,
気の利いたことを言ってあげられなくても,

お互いの中に,理解した実感と,理解された実感が生まれるから,不思議だよね












たぶんね,
エネルギーの読み取りなんだと思う

その人の発するその人らしさに,チューニングすれば,
その源から,情報がやって来るから,

その人が言葉で伝えようとしていることが,
言葉以前のエネルギーの状態のまま,聞き手にインポートされるんだよ












だから,
自分が誰かにメッセージを伝えたいときには,いつも,何を言うかじゃないんだって思う

どんな文脈の中で,どんな質感のエネルギーを発したいか,

そのビジョンを決めておけば,
ふさわしい言葉が自然と口をついて出るようになっているんだ













美しく話すことの前に,必要なこと

今,ここで,私はどうありたいか,それを選び取ることなんだと思う

そして,人の話を聞く時には,

言葉の奧にあるものを,いつも見つめていたいよね











              スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                      











トランスパーソナル学会大会に参加!

2010-09-14 | トランスパーソナル

 

9月11日-12日は、
日本トランスパーソナル学会第9回大会だったんだ

明治大学駿河台校舎リバティタワーで行われ、
全国各地から、約150人が参加していたよ









トランスパーソナル学会って、いうのはね、

「transe-personal  個を超える」、
つまり、「すべてはひとつである」ことを研究し、紹介し、意見交換する、専門分野を超えた人々の集まり

心理学、カウンセラーだけではなく、
医療関係者、教育関係者、会社経営者、占星術家、作家、ヨガインストラクター、翻訳家、僧侶、ボディワーカー・・etc、
職業は、いろいろだけど、

皆、「真のスピリチュアリティ」を求めて、
より幸福な生き方を探求して、実際に実践しているのです













大会、おもしろかったよ

今年のテーマは、
「スピリチュアルで持続可能な世界へ」

ビジネスの世界でも、今、キーワードになっている、「持続可能な(sustainable)成長(development)」。

それって、

<成長>という、人類にとって絶対的な命題を、
地球という<限界>のある物質界の中で、削減、減少を余儀なくされながら、
どう、実現し続けていくか・・・

ともすると、
「あたたかい氷」みたいな、矛盾した言葉になりかねないニュアンスを含んでいるんだって











私はね、
成長って、別に拡大ばかりではないと思うから、
縮小していても、密度が高くなれば、それは、質的成長だと思うから、

量的な繁栄や貨幣経済の活性化だけを幸福とする価値観を
切り替える必要がある時期に、地球全体が来ているっていうことだって考える


結局は、「幸福を追求する」って一言で言ったときの、
「幸福」の条件を、「目指すことが可能なこと」に、変化させていくこと、


それが生きるモチベーションの維持につながって、

「持続可能」になるんじゃないかなって思う












でね、
ここからは、とっても、パーソナルな話題なんだけど(笑)、

今回、私は、大会で「ライフパーパスアストロロジー(LPA)の紹介」って研究発表をしたんだけど、

これは、私がやっていることを知ってもらうっていう他に、
もうひとつの目的があったんだ

私の「社会不安障害」って病気を観察してみようってこと











私は4年前にそう診断されて、
今は、薬も通院もしていないけど、完治した自覚もないから、どうなっているか分からない

ただ、パブリックに話すとか、長く一方通行で話すことへの苦手意識はものすごく強いの

普通だったら、怖くて絶対避けたいところ、
「何かに迫られるように」、発表することを決めて、

5月末に応募してから、カウントダウンが始まって、
いつも、心にあって、こわくてしかたなくて、

直前のビオのクラスでは、恐怖と無力感で、涙がとまらなくなった



そして、発表当日、
不安と恐怖を抱いていること、声が震えること、手が震える自分を客観視してみることを、
最初に明らかにして、

用意した原稿を読み上げちゃいました



何とか終わって、例に漏れず、達成感と自己嫌悪の混在にいたらね、


何人かのかたが、声をかけて下さって、ものすごく嬉しかったんだ

LPAに興味を持って下さったり、
同じ症状を経験しているってかたもいたし、
自分の目指す方向性に確信を持ったかたも、

今朝、私へのメッセージを受け取ったからって、伝えてくれた、チャネラーさんもいたんだよ











でね、思った

私にとって、
「社会不安障害」は、ちょっとした、ギフトかも知れないって


だって、
これがあるから、私は、言葉を伝えるってことを大切にして考えることができる

これがあるから、私は、緊張とチャレンジを克服する喜びを知ることができる

これがあるから、私は、見知らぬ人を信頼して、つながったときの感動をもらうことができる


私が、私であることが持続可能な、必要不可欠アイテムなんだって












「私は、大学も出てないのに、何でも知ってると思われて、難しいこと質問されるから、必死に自力で勉強してきた。人の話を聞いて、自分に取り込んで、自分なりに表現し続けてきた。そしたら最近、今まで自分でコンプレックスだと思っていたことが、全然、コンプレックスに思えなくなってきた。」


鼎談の中で、田口ランディさんが言ってた言葉が、シンクロしたよ










コンプレックスが武器になることを知った人は、
その瞬間からその人の持つ種が加速度的に展開していくんだね

そして、その波動は、個を超えていく










日本トランスパーソナル学会、
本物のスピリチュアリティに関心のある人なら、誰でも入会できます











最後に、もうひとつだけ、

昨日、フォルテ、10歳になりました~

















              スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                         

 

 

 


 


今、ここで、「星の王子さま」!

2010-09-10 | 紹介(レビュー)


ふと、思いついて、
書棚にあった、サン=テグジュペリの「星の王子さま」を読み返してみたんだ

ここ、2,3日の間、
「The rose」って曲が頭の中をめぐっていたから、
読んでいて、薔薇のことが、気になっちゃった








 

王子さまは、
宇宙のどこかからやって来た一輪の薔薇の美しさに魅了されて、
それはそれは大切に世話をした


でも、その薔薇ったら、高慢ちきで、わがままで、

自分の美しさを鼻にかけたり、
風避けのついたてを作らせたり、
ばつが悪くなると、せきしてごまかしたり・・


幼い王子さまは、薔薇の心を疑うようになっていった












王子さまが、旅立ちの決意をしたとき、
薔薇は、いつもとは、まったく違う態度で、

「決めたんなら、早く、お行きなさい。」って言ったんだ。

引き留めることも、咎(とが)めることも、せずに、

「私はとてもあなたが好きだったのに・・・・あなたも私もバカだったのよ・・・













王子さまは、
あちこちを旅して、地球にたどり着いたとき、

たくさんの薔薇の花が咲いているところを見て、

自分の薔薇が特別なものではなくて、ありふれた花であると知って、
自分もありふれた子どもで、王様には、なれないと感じて、

大泣きに泣いたんだよね



そんな彼に、キツネが言うんだ

「あんたが、あんたの薔薇をとても大切に思っているのは、
その薔薇の花のために暇つぶしをしたからなんだ

「面倒を見た相手には責任がある。
その薔薇との約束を守らなきゃいけないんだ












どんなに世の中にありふれていても、
一緒の時間を過ごして、関わることで、特別になっていく
それは、自分にとって、唯一無二の存在ができるってことなんだね

「大切なことは、心の目で見なければ、分からない」

その存在が笑っていると思うだけで、
夜空が明るくなり、
その存在が困っているかも知れないと案ずるだけで、
目の前が暗くなる







 

 

王子さまは、
旅の最後の最後で、
高慢な態度の奧にある優しさを見ることや、
大切な存在から逃げてはいけないことを、知り、

そして、薔薇との約束を果たすために、自分の星に帰っていくんだ













私はね、
薔薇の花は、王子さまの旅立ちのときから、
すべてを知っていたんだと思った

自分の愚かさも、王子さまの幼さも、二人の特別な関係も、

彼の旅立つ決意を見た時に、
すべてを悟ったけど、
行かせることで、初めて優しさを表現したんだって思った












自分にとって大切な存在であれば、
自分のそばを離れて欲しくないと思うのは、当然だけど、

それでは、見えないことがある

離れることで、それぞれが、世界を広げて、
いろんなことを吸収して、
そしたら、また、たくさん、お互いのことを発見し直すことができて、

そういうことが、一緒にいなくても、つながっているってことなんだね


一緒に過ごした時間は、ちゃんと心に蓄積していて、絶対に消えない

そして、その時間の意味も、
離れて振り返ると、見えなかった彩りが見えてくる









ふふ

星の王子さまってこんなお話だったっけ?って思った人は、
ちょっと、読み返してみると、

以前読んだときと、また、全然違ったストーリーが浮かび上がるかも知れないよ













                    スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                             











アリエスを目指すあなたへ

2010-09-09 | フォルテネージュ


「どうして、私にばかり、こんなことが起こるのでしょう?

世の中の人は、気楽に幸せそうに生きているっていうのに、

どうして、私には、こんな、普通じゃないことばかり、起こるのですか?」



あなたは、私の目の前で、
憂いに満ちた表情で、訴えたよね。

私は、もちろん、答えなんて、あなたに示してあげられるはずもなかった。












幼い頃からの親との関係、
仕事するようになっても、仲間に恵まれず、
同じことをしても、自分ばかりが責められ、
親しかった人は、会った数日後に自ら命を絶ち、

赤の他人から危険な目に遭わされたこともある、あなた。

おまけに、
童女に戻った母の面倒をみなければならなくなったんだよね。


自分ばかりが、幸せから遠い気持ちがしていたんだよね。












私が感じていたのは、

あなたの強烈なまでに輝く個性と、
「戦士」として人体能力を極めた過去世と、
世の常識と闘う「天才の苦悩」だったから、

あなたが自己卑下するのが、どうしても、嫌だった。

自分を無能と感じれば感じるほど、そうなっていくのは必然だから、
あなたに、自分は天才だと思って欲しかった。

人並み外れた器と能力のあるあなただからこそ、
人並み外れた経験をするということを、心から信じて欲しかった。

人並み外れたご自分の人生を、あなたに、愛して欲しかった。










でも、そういう私の思いがあなたに響かなかったのだとしたら・・

私は、あなたを変えようとしていたのかも知れないね。

現に、あなたが出した答えは、

「悩み続ける」ということだったのだから。












あなたは、暗闇の中から、
自力で出てくる人なんだ。

衝動と閃光に、後押しされて。

誰かが引っ張り出すのではなく、自分自身の瞬発力でもって、自分を押し出すしか、ないんだ。

そのチカラで、あなたは誰かを引っ張っていくんだから、
今は、そのチカラを、養っているときなんだね。













今、あなたが混沌を味わっていることを、
私は、心から、祝福できるよ。

新しいことは、ぐるぐる回るところから、始まっていく。
花火の美しさは、漆黒の闇があるからこそ、ひきたつんだよね














                 スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                          

 

 

 

 

 





 


叡智のブーメラン

2010-09-08 | フォルテネージュ


最初は何の疑いもなく肯定して、

そして、
「待てよ・・それって、ほんとにそうか?」って、否定して、


さらに、またまた、
「やっぱり、そうだ!」って、肯定する



こんな、振り子運動が、結構、大事だったりすることってある

 

 

 

 

 

たとえば、

自分を抑えて、周囲に合わせて生きてきた人は、
特に子どもの頃に、そういう選択がベストだと思ったから、
自ら、選んで、そうしてきたわけで、


それが、ある程度、おとなになると、
どうしても、自分を抑えられなくなり、
周囲のことより、自分を発散させることを経験していって、
今までと違う生き方を進めていって、


でも、たぶん、
そればかりをしていることで、
何らかのひっかかりを感じるようになってくると、

再び、周囲に目を向け始めるんだ





ただし、
こんどは、以前のまなざしとは、ちょっと、質が違っていると思うよ

より、自分と周囲を調和させるような方向に自然と向かう智恵を備えて、戻ってくるんだ

これが、
肯定して、否定して、また肯定するって、ブーメラン道












最初持っていたものを、一度捨てて、また拾う

一度、捨てることでもって、その真の価値を見直して、また手にしてみる













執着もそうだよね

執着は良くないことだと言われるものだから、執着しないように頑張って、

でも、
あるとき、とことん、執着したら、

やっぱり、執着は、長続きせずに、去っていってしまう

「執着しないように頑張っていた自分」も、
「とことん、執着していた自分」も、
ものすごく、愛おしくなってきたりするから、

執着も、嫌われてるわりには、人生に深みをもたらすマストアイテムだと思わない?














だから、あなたが、もし、
また、同じところに戻ってきた錯覚に陥っても、

それは、きっと、同じところではないよ

初志貫徹してないことを嘆いたり、
節操がないって、自分を責めなくていいんだ



60歳になったら、人間、赤子に戻ってを着るでしょ?

人生最初の頃に、再び、戻る
でも、それは、最初に経験した状態とは、位相が違った、進化したベビーだよ

そうやって、
天国の門をくぐることを、許されるんだからさ











                  スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                         










八方美人と暇つぶし

2010-09-07 | フォルテネージュ


その言葉には何の罪もないのに、
その言葉が出てくるだけで、ネガティブな雰囲気が漂うってことあるじゃない









たとえば、<八方美人>











みんなにいい顔する人のことだよね











でもさ、よく考えてみて・・




その人は、<八方>に対して<美人>なんだよ
全方位的、どこから見ても、<美人>なんだよ














カンペキじゃん

これぞ、窮極の美しさだよ

なんで、<八方美人>が、<非の打ち所のない美しい人>を表さないんだろう














<暇つぶし>だってそうなんだ

同じ音でできている<ひつまぶし>は、皆に愛されるのにさ

「暇つぶしに、遊びに来ました!」って言われたら、誰でもムッとするよね













でもさ、








<暇>がつぶれるんだよ


<暇>という退屈な時間がなくなって、
そこには、充実した楽しい時間が残るんだ










素晴らしいことだと思わない?











これってさ、
人生を少しも無駄にしたくないっていう、前向きな人がすることだよねッ

だから、誰かの<暇つぶし>の相手をしてあげるってのは、
実は、光栄なことだったりするんじゃないのかなあ













うん、分かってる
「そんなの、へりくつだよ」って言われることはね・・


こんな里誉語に、ちょっとカチンとくるかもしれないけど、
本人は、嫌われ言葉に愛を送りたいだけなんだってこと、

分かってくれると、ものすごく、嬉しいんだな













                  スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ
                                                    











不可視ないただきもの

2010-09-06 | フォルテネージュ


ある人から聞いたお話なんだけど、

彼女が、そのお友達と一緒に買い物に行ったときのこと、
輸入雑貨のお店で、いろいろ物色していたら、

そのお友達が、あるお人形を手にとって、

「これ、可愛い!」って言ったんだって



私の知人は、

それまで、全然、人形に興味がなかったんだけど、
その言葉を聞いた途端に、
「私、それ、買う!」って衝動に駆られて、お買いあげしちゃったらしい


そして、また、別のお店でも、

お友達が、手に取って、褒めたものが、
ものすごく、魅力的に思えて、欲しくてたまらなくなったとか・・・











分かる?

そのお友達はね、モノに魅力を吹き込むって超能力を持っていたんだって

彼女が褒めて慈しむと、
途端に、その対象が、輝き出す、そんな能力・・・













人に対して、そういう能力を使える人もいるよね

ある人が誰かのことを、「彼は、こうこう、こんな人」って見ると、
本当に、そうなっていっちゃうっていう魔法を使える人


イマジネーションが現実化するのは、巷でよく言われているけど、
他の人に変容をもたらすのは、魔女であり、マジシャンだよね











こういう能力は、私たちの誰にでも、多かれ少なかれあるんだけど、

人によって、筋力の強さに違いがあるように、
高度に発達している人たちが、
やっぱり、いるのは、事実だと思うんだ

そういう人たちは、自分で自覚して、その能力を使うと、いいよね

世の中のためになるように、
責任を持って、自分の考えていることに注意を払う









「サトラレ」って映画の中では、
自分の考えていることが、周囲の人々に伝播してしまうという架空の病気を描いてたし、

ちょっと昔の、「Night Head」では、
自分の感情が、周囲の人々の心の中で増幅されるって、超能力者が出てきたけど、


程度の差こそあれ、
そういう経験って、気づかないうちにしているのかも知れないよ







つまり、

今、あなたが、感じている感情や、抱いている思考は、
あなたのものじゃないかも知れないんだ

まるで、インフルエンザウィルスのように、誰かからもらったものって可能性もある






もし、今のあなたが心地良くないのであれば、

少なくとも、方便として、そう信じてみて!

気づいた時点で、
自分のものじゃないものを、持っていたいか、持っていたくないか、

選ぶことができる


気づきのチカラは、ニンニク注射顔負けの、回復力を見せてくれるよ












              スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                        

 

 

 

 

 


「あ」の秘密、見つけた!

2010-09-05 | フォルテネージュ


ある日、ある駅前に並んでいるタクシーを見てて、
ナンバープレートのひらがなが、全部、「あ」であることに気がついたんだ


レンタカーは「わ」ナンバーって、聞いてたけど、
もしかしたら、タクシーって、「あ」と決まっているの



その後、街中を走るタクシーをよくよく観察してみたら、

ほとんどが、「あ」で、
たまに、「い」、「う」が、あったんだ







調べてみたらね、

タクシーやトラックなどの事業用は、「あ行」または「か行」って、決められているんだって

自家用車は、さ行以降らしいよ







ふふふ

何でも、自分で気づいたことって、新鮮で感動的だよね

ずっとそこに存在していたけど、知らなかったことを、発見するっておもしろい・・・


天文学者って、
これに似た気持ちなのかも知れないって思ったよ

 

 

 





                スピリチュアルカウンセリグサロン「フォルテネージュ」

                       










ローズクォーツのささやき

2010-09-04 | フォルテネージュ


今朝、起きたらね、
左手の中に、ローズクォーツが握りしめられていた

いつも、ベッドサイドに置いている、拳よりひとまわり小さいくらいの、ベビーピンクの石

何故、手の中に?
無意識に、握っていたのだとしたら、
今の私って、そんなに、愛が足りないのかしら・・・












あ。


思い出した。


夜中に、暑くて目が覚めて、
リモコンと間違えて、手に取って、
必死に、エアコンに向かって、ボタン押してた私がいたような気がする・・・





あっはっは





あなたの愛のスィッチも、入れちゃうんだからっ







なんてね








でもさ、

そんな経緯が判明したあとも、

あったかくなってるその愛の石を、何故か手放せなくて、
ずっと、握っていたら、

食べたくなってきたりして。。


いや、歯が立たなかったけど(笑)











石を、ハートチャクラに置いて、耳を澄ましたらね、

「気持ちが聞きたい、気持ちを話したい。」って、聞こえた











私は、水の要素が多くて、
感情はいつも、流れていなくては、苦しくて、

新鮮に、湧いてくるものを、目の前の人に、届けたくて、
その人からも、受け取って、そして、循環させたくて、

それができないと、フラストレーション、溜まったりする、結構










でもね、

それは私のことであって、

目の前の人も、同じ思いだとは、限らないし、

第一、日常に追われていたら、
いつもいつも、気持ちにフォーカスするのは、物理的に不可能じゃない?






だから、今、経験する必要があるのは、

たとえ、生の気持ちを伝え合うことができなくても、
コミュニケーションを止めず、関係を破壊せず、つながり続けることだと思うの











気持ちを伝え合うのは大切、
でも、そうじゃないときだって、あるし、それも大切な時間

私は、
人と接するときは、気持ちが聞きたい、気持ちを伝えたいって感じることが多いから、

それも、絶対、忘れない

そして、私が、私の気持ちを、抱きしめてあげたら、
よどみの水は、じんわり、染み出して、道を見つけて、進み出し、
相手からも流れ出してきた、その流れの先端と、出会うんだ

異次元を通って、伝わり合う水路の確立、言葉以外のコミュニケーション













<あれか、これか>じゃ、どうしても解決できないみたい

<あれも、これも>で、いいみたいなんだよ


曖昧で優柔不断だと映るこのことこそが、
実は、明確な豊かさへの入り口だったんだ











そんなことを、夜明けにつらつら考えていたらさ、
私に、至福の境地がやってきた

<二度寝>っていう名前の、ハッピーの極みが・・












                スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」