Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

過去世であろうとなかろうと

2010-02-01 | 過去世

これまで、似たような話は、
私の周囲で、本当によく聞くことだった














過去世で、
中世のヨーロッパに生き、
自分の持つサイキック能力のために、魔女狩りに遭い、
ひどい拷問の末に殺された
・・・・という、被害体験を持つ人の話








そのために、
今世では、
自分のサイキック能力を封印する人もいるし、
まったく、現実主義に生きる人もいる。
身の安全が保証されてから、サイキックが開花する人もいるし、
まず、
別の能力を習得する課題を持つ人もいる













何度となく触れる機会があったこの話だが、
先日、
私自身にも、こんなビジョンが現れた













自然災害(火山の噴火)を予言して、
でもそれが起こらずに、周囲から嘘つきと呼ばれて、
地下牢に幽閉されてそのまま死亡した女性











時を戻して、
それを周囲に黙っているという選択をしてみたが、
そうすると、
その自然災害は、起こってしまった












究極の選択だ。
言えば起こらないけど、
言わなければ起こる。
どうしていれば良いのか












表現方法を学ぶしかない














起こる可能性も起こらない可能性も示し、
誠心誠意、訴えて、
備えをするように呼びかけること。

人々から出る波動が変われば、
起こる出来事を左右することができるかも知れないのだから、
励ましあって助け合っていけるような、
そんな行動を起こすきっかけになること














だから、私は、今世で
いろんな自己表現のしかたを学んでいるのだなあと思う












私の見たビジョンが、
過去世であろうと、
ひとつのイマジネーションであろうと、
そんなことは、どちらでも構わない












ただ、
これが、私がつかんだ私の真実のひとつだということは、
紛れもなく、
私の真実だ








            スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                             






過去世回帰モニター報告

2010-01-24 | 過去世

現在、数名の方々に協力していただいている、
フォルテネージュの新メニュー「過去世回帰セッション」のモニターから、
ご本人の了解を得て、紹介します











30代OLのYさん。
ひとり暮らしで、独身さんです。

過去世に関しては、
以前、別のリーディングで、「修業僧だった」と指摘されたことがあったそうです

 

 

 

 




セッション前の面談で、
今考えると、とても不思議なのですが、
私は、Yさんに対して、いろいろな話をしていました。
ディーパック・チョプラのこと、量子物理学のこと、パラレルワールドのこと。。
Yさんは、
本当に興味深げに聞き入ってくれました。
Yさんの瞳が、
ものすごく、キラキラしていて、印象的でした









さて、
セッションで、Yさんが訪れた過去世は、






アジアの山岳地帯のような村の、貧しい家の女の子。
家族のために、けなげに食事の準備をする場面もありました。
父親が何かのことで捕らえられ、
食い扶持を減らすため、
しかたなく、女の子は、ある寺院に入れられ、尼さんとして修業を始めました。

お寺の暮らしのなかで、
女の子は、仏教や神秘的な教えにとても興味を覚え、
熱心に学びました。

その生活に不満はありませんでした。

でも、
ある日、
武器を持った戦士たちが、寺院を襲い、
隠れていた女の子も、射殺されてしまったのです。
ときに、まだ18歳でした












亡くなるとき、
彼女の心にあった言葉、
それが、
「もっと、世界をこの眼で見たい。」 ということでした














この過去世を体験して、
Yさんは、
やっぱり・・という思いがあったそうです。

実際、
彼女は、旅というものに、とても関心があったから。

それも、
世界中を回って、
チベットやイスラエルといった、
人間が暮らすうえで、過酷な状況がある地域に行きたいのです。

何のために行くのか、自分でははっきり分からないし、
世間の常識を考えると、とても歓迎されないようなこの衝動に、
彼女は、ずっと、戸惑っていました。

でも、
この衝動は今に始まったことではなく、
自分にとって、どんなに大切なものか、心の奥底で分かっていらしたようです













そう、
セッションで分かったのは、
彼女の衝動が、
魂から来ているものであることでした












セッション後。
数日経って、
私は、何となく、Yさんの様子が気になってメールをしたところ、
やはり、
Yさんは、魂との会話を深めていました。


何のための「旅」なのか。

さまざまな文化の精神性を感じたい、
自分も世界のために何かしたい、
見たい、味わいたい、経験したい、
人間のすさまじさや底力を実感したい、 という強い気持ちがあって、

その後で、
自分の他のことが展開していくような、
そんな感触を、Yさんは感じていました














そして、数日後、
やはり、
彼女には大きな転機が訪れました。

何と、
彼女にとって追い風的な、大きな出来事が起こり、
とうとう、
彼女は上司に、退職を考えていることを伝えたのです。
まるで、背中をどつかれたような感じだと、
Yさんも、


「自分の中でこれだ!というものを得たい、
もし、見つからなくても、次に進める気がする。。」  

Yさんの言葉は、以前より、決意を持って、私に響きました














さらに、
彼女は、
モニターセッションを受ける前から、
ボイジャータロットのあるカードからのメッセージを、
自分でも、そして他の方からも、シンクロして受け取っていたとのこと。
そのうえ、
私がYさんにメールした日のカード・ア・ディ(一日一枚)も、
その同じカードだったのです


そのカードは、seeker (探求者)

これは、生きる上での真理を追求する精神性を意味します。
それは、
ネイティブアメリカンのビジョンクエストのような、
自分だけの真実を、自分ひとりで、探すこと。
頼れるのは、
自分の五感と、真実をつかみたいという自分の決意だけ。

まさに、今の、Yさんそのものです
Yさんは、これを、今年の自分を象徴するカードとして、
ご自分で引いていたそうです










考えてみると、
彼女のあの天性の好奇心は、
過去世の女の子から受け継ぐ、とても神聖なもののような気がします。

そして、
世界をこの眼で見るために、
Yさんは、とてもつぶらな美しい瞳をした女性なのです












Yさんのこの展開は、
すべて、Yさん本人が、ご自分で創造したものです。
顕在意識で、何を考えていようと、
彼女の魂は、
彼女を、抗しがたい運命に導こうとしている。
その運命は、
彼女が生まれる前に、自分で決めたものだと思うのです











こんな素晴らしいプロセスの一部を知り、
私は、とても、勇気が出ました。

私には、
Yさんの今後が、
祝福と喜びと光に満たされている様子が見えます












Yさんだけでなく、
モニターセッションを受けていただいている方々に触れ、
私は、
「フォルテネージュ」のセッションにいらっしゃるクライエントさんは、
ちゃんと、自分の魂からの呼びかけを聞いていて、
その実現のために、
必要があって、「フォルテネージュ」を訪ねて下さるということ、
それが、確認できたと感じています




「フォルテネージュ」のセッションは、
必ずクライエントさんにとって実りのある、役に立つ、有益なものになる・・
私がいつも、設定し続けているこのことは、
それに見合う波動を持つ方々を、
引きつけています。
私は、
そのことに誇りが持てるし、
同時に、感謝の気持ちがあふれてきます













「過去世回帰セッション」は、
2月から導入いたします。
ご予約は、今からでも、受け賜ります。
詳しくは、
どうぞ、HPをご覧下さいませ









              スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                        










過去世回帰セッションモニター募集

2009-12-14 | 過去世

スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」からのインフォメーションです

フォルテネージュでは,

来年2月から,過去世回帰セッションを導入いたします

過去世回帰とは,

前世療法,退行療法とも言われますが,

セラピストの誘導によって変性意識状態へと導かれたクライエントさんに,過去世への旅を体験(正確には,再体験)していただき,

そこから得られる気づきを,現世の自分に生かすという目的のものです

トラウマや深刻なトラブルをお持ちでなくても受けていただけますが,

本当の癒しのためには,浄化のための好転反応が伴うものです







里誉は,

「前世療法」で世界的に有名なブライアン・L・ワイス博士に助言・指導を行った,

トリシア・カエタノ女史から学び,「前世療法セラピスト」の認定を受けました

トリシアは、カール・ロジャースにカウンセリングを学び,

ユング心理学やゲシュタルト療法にも造詣が深く、経験豊富なセラピストです

その貴重な教えを、フォルテネージュ流にアレンジして,お送りします









今回,

セッション導入に先立ち,モニターとなってくださるかたを若干名だけ募集いたします

           来年1月に世田谷区の「フォルテネージュ」まで来て下さるかた(日時は相談可能です)

           自分の過去世に興味があり,それを知って現世に生かしたいかた

           セッション後,より良いセッションのために,率直な意見をいただけるかた

           現在,感情が安定しており,精神科通院や投薬を受けていらっしゃらないかた


           





上記条件に該当し,モニターをご希望のかたは,

メッセージ欄,あるいは,フォルテネージュHPのフォームにて,ご連絡ください

メッセージ欄からの場合は,

お名前,住所,ご希望の曜日時間をお書き下さいね

セッションの所要時間は約2時間です

先着順で選ばせていただきますので,ご了承ください











なお,

モニターは1回のみのセッションです

過去世に退行することによって,思わぬトラウマや抑圧していた感情が噴出する可能性も否定できませんので,

その場合は,2月以降に,継続してセッションを受けられることをお勧めいたします












すでにモニターをしてくださったかたが,

体験記を書いて下さいました

mixi をなさっているかたは,アクセスしてみて下さい


            過去世回帰セッションモニター体験記


    P.S.  予定人員に達しましたので、応募を締め切らせていただきます





               スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」
                          




過去生から持ち帰ったもの

2009-11-04 | 過去世

自分の過去生はいくつも知っている私ですが、

先日、誘導退行で、また新たな過去生を発見しました







ヨーロッパの石造りの街並みに、その男の子は立っていました

木の靴を履いていたので、オランダ辺りかも知れません

ザドという名前のその子は、

幼い頃に、何かの事情でお母さんと別れ別れとなりました

お母さんが、舟に乗って、離れていくのを、

ザドは、橋の上で泣き叫びながら、見ていました






やがて、

ザドは、成長していきました

幼い頃から、肉体労働をしてきて、筋肉隆々の体つきです

ザドが、こんな体になったのには、ある目的がありました

いつか、母の乗った舟の行方を追って、川を泳いでさかのぼろうと思ったからです









そして、とうとう、

川を泳いで上ってみました

どれくらい泳いだのか分かりませんが、

あるところで、滝のようなところにぶつかってしまいました


泳ぐことしか考えていなかったザドは、

いきなり、意気消沈して、

川岸に大の字になって寝ころびました

母は、途中のどこかの船着き場で降りたのか、

それとも、この滝の向こうにいるのかと、途方に暮れながら、

あんなに、頑張って、働いて、

たくましい体を作ったのに、無駄じゃないか、

結局、お母さんに会えないと考えていました・・・









迂回すれば滝を上る道があったのかも知れないのに、

ザドは、探そうとしませんでした

もう一度、そこまでの船着き場の街を調べることも、しませんでした

結局、ダメじゃないかって、

自分で決めてしまったみたいです












と、

私が見たビジョンはそこまででした

せっかくの積み重ねが徒労に終わったという、彼の無力感がありました














その過去生を見た翌日、

私は、朝から、思い立って、寝室の模様替えをしました

そして、

これが、かなり、ものすごいことなのですが、

ベッドを一人で動かしました

うちのベッドは、木製のクィーンサイズですので、重さは100kg以上は裕にあると思います

しかも、

(これは、自慢でも、コンプレックスでもなく、個性なのですが、)

私は、平均体重より15kgくらい少ないやせ型体型で、

決して、力持ちではありません 










でも、

模様替えをする前に、

大天使ミカエルに奇跡が起きるようにお願いして、

レイキで、最強のシンボルを使って、アファメーションしたところ、

最初は、押しても引いても動かなかったベッドが、少しずつ動き始め、

最終的には、

ベッドを180°回転させたのでした

本当に起きた奇跡で、

私は、充実感に満ちあふれていました

(翌日、背中の筋肉痛はありましたけど・・・












この2つのお話をこうやって書くと、

「里誉って単純なヤツ」って思うと思いますが、

模様替えを思い立ったとき、

私の顕在意識には、

前日に見た、筋肉隆々のザド君のことは、まったく頭になかったのです

ただ、

お友達から、枕の方角について話を聞いたので、変えてみようかなって思ったわけです














これは、

過去生のザドくんができなかったことの続きを、

現世の私が、まったく違うシチュエーションでやってみて、

その経験を昇華させたのだと思います

ダメだと思ったことも、やれる方法がある

せっかく、自分が持っている宝を無駄にするかどうかは、自分次第

無力感は、あきらめなければ、充実感に変えられる











そんなギフトをもらった経験でした












過去生を見るのは、トラウマを再体験して癒すためだけではなくて、

過去生での自分の能力を持ち帰るためにも利用できます

そんな感じで、

過去生療法、ただいま習得中の里誉です

しばらくしたら、

サロンの正式メニューに加える前に、

練習させて下さるかたを募集しますので、

ご興味あるかたは、お問い合わせくださいね



過去生への旅は、意外にシンプル、

新しい自分を開発できるツールとなるかも知れません













                   スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                             







つぶやく癖と罪悪感

2009-10-06 | 過去世

私にはこんな癖がある

何か、自分の過去の言動を思い返して、

もっと良い行動ができたのではないかと後悔したり、罪悪感や恥辱感を抱きそうになると、

小さな声で「ママ」とつぶやくのだ





私は、現世での母親のことは、「ママ」と呼ばないし、

他に「ママ」と呼んでいる人もいない

誰に呼びかけているのか自分でも分からないけど、無意識で口走っている

若い頃からあった癖だけど、

母親と一緒に暮らしていた高校卒業まではなかったと思う







ずっと、謎だったけど、

たいして気にとめていなかった










あるとき、

あるチャネラーさんから、

”私のハートチャクラにものすごく強く太く結ばれているコードがあって、

それは、とっても優しいエネルギーを感じる”

と、言われた

愛について教えてくれる母親のようなエネルギー

そのとき、気づいたのが、私の過去世での母親だ










昔の中国、裕福な家で、両親から愛情をいっぱい注がれて、

何不自由なく、可愛がられ、

病弱だったので、大人になるまで館の外に出してもらえなかったお嬢ちゃま

そのとき、

つきっきりで、私に、

愛について、美について、清らかさについて、教えてくれたのが、「ママ」だ

「ママ」は、高貴で優美で光り輝いていて、

私にとっての神様だった

何か困ることがあれば、すぐに、「ママ」に話してアドバイスをもらっていたのだ







時代を超えて、現世でも、

私は「ママ」に自分の犯した過ちを告白しようとしているのかも知れない

カトリック教徒が、教会で神父さまに告解して、神に懺悔するように・・・

過去世の私はその行為がたぶん好きだったのだと思う

今でも海外に行くと、妙に教会が気になるし、

賛美歌やステンドグラスには、とても心が揺さぶられる









そこまで気づいて、さあ、考えてみる

自分のしたことを、

後悔して懺悔して、自分は罪深い存在ですと自分をおとしめれば、

慈悲深い存在が私を赦してくれる、というわけだ

赦されれば、私はまた人生を歩むことを認められた

でも、

罪悪感や恥辱感は、現世での自分に本当に必要だろうか

その気持ちは、

偉大な存在との間に、赦し-赦されるものという大きな隔たりがあることだけが強調され、

自分の魂に宿る神をおざなりにしてはいないか。。

人間ひとり一人が、

ひとつの大きな生命の源から個別化した神なのだから、

誰が誰に赦してもらうというのだろうか

そういう方法は、

聖書の内容やキリストの言葉を歪曲して、組織を守ることを優先させた「宗教」が

使っていた方便だ

私はもうこれ以上、その方法にくみしたくないと感じる

現世の私は、

「ママ」ではなくて、自分自身に問おう

   
              後悔や罪悪感に苛まれる自分になりたいか?

              このできごとは自分に何を教えてくれているのか?










だから、罪悪感は不要だ

あるやり方でうまくいかないと思うのだったら、

次は別の方法を試せば良い

たとえば、針の穴にうまく糸が通せなかったら、

次はうまくいくようにトライすればいいのであって、

いちいち懺悔することではない











すべてのことが必然として起こっているのだから、

自分がした行動が、たとえそのときは目的に叶っていると思えなくても、

必要なことが起こっているのだ

離婚した両親の子が、

「パパとママが喧嘩したのはボクが悪い子だから。」と思うのが、

まったく根拠のないことと、原理は同じ

誰のせいでもなく、ただ起こることは起こる









私が「ママ」とつぶやくことで、

私が罪悪感を持っていることが分かるから、

ハタと気づいて、その思いとお別れすることができる



そして、

次のチャンスには別のことを試してみればいいだけのこと








                        スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                               





輪廻転生で花に生まれ変わる?

2009-08-12 | 過去世

私は輪廻転生という考え方を、何の違和感もなく受け入れるけど、


スピリチュアルな世界を常識としている人たちの中には、


魂が何度も生まれ変わるということは信じていても、


必ずしも人間であるとは限らないと考える立場もあるらしい





その立場に立つと、


今世は人間であっても、来世は動物かも植物かも知れない


それどころか、


石や火や水でさえある可能性もあるという



”すべてはひとつ”なのだから、



偉大なる光である宇宙エネルギーの表現形態は、人間とは限らないというのだ






なるほど、


そんな考え方もあるのか・・


自分の魂が、次は、愛らしい犬や空を飛べる鳥、美しく咲く花になるなんて、


考えるだけでもちょっとおもしろい







思うに、


「次に何になるか分からない」ではなくて、


その魂が意図したものに生まれ変われるのだと思う



「意識が現実を創造する」のが宇宙の法則だから、



それを選んだ魂はそうなるという、選択が可能なのだと思う





「やっぱり人として生まれたい」と思えば、人として生まれるのだ







そして、人間として生まれる場合は、



「私は、こんな役割を担いたい」と、使命を自ら選ぶことになっている私たち

 

そのうえ、自ら選んだ人生の目的は、生まれ落ちた途端に意識から落ちてしまうという、ドラマチックな仕掛けが用意されている



それを思い出すプロセスが人生さ









自意識のない花や鳥は、



この使命という感覚があるのか、疑問




だから、魂の進化的には小休止って感じの生になるのではないかしら?



そして、ただただ命を表現することに徹して、



それを見た人間が何かを感じ取ることに奉仕する役割となる・・・







生まれ落ちるたびに学びを積んで、やり残した課題に再び挑戦するためには、



やはり、人間の経験であるほうが、



はるかに密度が濃くてきめ細やかな感じがする・・・・




                スピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」

                      



過去世の用法 Part2

2009-06-23 | 過去世

私には暴力の過去世がある



おそらくは、加害者も被害者も両方体験しているのだろう





幼い頃、



看護師だった母の勤める個人病院によく連れられていき、



母の仕事が終わるまで、私は一人で待っていた




1階が病院で、2階は院長先生一家の住まいだったので、



おてんばだった私は、




飼い猫を追いかけたり、




2階のリビングで行われているお兄さん、お姉さんのピアノのレッスンに潜入したり、




あちこち探検していた




中でも覚えているのが、




どこからかを見つけてきたカミソリで遊ぶのだった




カミソリを自分の指の腹に当てて、エッジを立てると、




皮膚がスッと切れて、玉のような真っ赤な血がプクリと出てくる



それがおもしろくって、何回もやっていた




深くは切らないので、痛みはたいしたことなかったが、




周囲の大人たちは気づかなかったのか、注意された記憶がない




私はその遊びを何回もした覚えがある





だから、いまでも私の両手の指先には




細かい傷が無数にあって、独特な指紋を形成している




そんな危ない癖は、就学前だけで、




思春期に手首を切ったり、




人に刃物を向けたりすることはなかったけれど、




私にとっては、”刃物”は親しみ深い存在だったのだろう





今現在、刃物に特別な思い入れはないのだが、




幼い頃のあれは、きっと過去世の記憶だったのだと思う







私は過去世で人を殺しているかも知れない




戦士の過去を持つ人は皆同じだ




でも、今世では、その体験はもう必要ない




映画を見てて、馬に乗って大勢が戦うシーンになると、決まって眠くなるのは、




私の魂が封印した領域だからではないかと思う







過去世の自分がどんな体験をして、



どんな人生を送ったのか、




それを知ることで、今世の課題が分かるとも言えるだろう




魂が、やり残したこと、まだ体験していないことをやるために転生してくるのであれば、




私の今世は間違いなく、




暴力とは正反対の世界を体験することだ



                










生まれる前から信じてた

2009-06-09 | 過去世
私は今の生に生まれる前、二度躊躇している


「行こっかなあ・・・ああ、でも、やっぱりやめた!」って、生まれるのをやめている


そして、流産や死産なんて現実を起こした



3回目もさんざん迷い、



私の魂が実際にこの肉体と結びついたのは、



母の胎内から出て18時間も経ってからだ



だから、


本当に勇気を振りしぼって生まれてきたのだと思う






あるとき、


過去に回帰する瞑想を誘導してもらった



時間をさかのぼって、母の胎内に戻り、



さらに,魂となって、宇宙空間をさまよい,



さて、再び、この生の誕生の瞬間を追体験したとき、



私は思い出した




生まれる前,この現生にどれだけ苦難があるかを知っていて,



生まれてくることを,迷いに迷ったけど,



やっぱり生まれようと思った最後の決め手は,



自分を信頼してみようと思ったんだ



自分を信じてみるということを,私はとうの昔にやっていたんだ



そのことを思い出したら,涙が出た





だから,自分を信頼するのに,根拠なんて必要はない



何もしていなくても信頼できる



まず実績を作らなければとか,努力して何かを勝ち取らなければとか,



信頼に値する自分になってからでなければ自信が持てないなんて思ってたら,



いつまで経っても絶対の信頼は寄せられない



次々と未知の新しい課題はくるのだから,



そのたびに保証がないと不安になるだろう






何も根拠がなくても,自分を信頼して,自信を持とう



誰もが,この世に生まれようと決意したときに,



すでに自分がしていることだから,簡単なはずだ


                    






過去世の用法

2009-04-20 | 過去世
自分の過去世を知ると話したくなる。



         アトランティス終焉の霊的指導者

            イスラムの女戦士

       智恵にあふれながら生涯を寺院の中で過ごした僧侶

          フランスのチーズ酪農家の娘etc..

          
         ↑ 全部私の過去世です(笑)



過去世っておもしろい。

自分でないけど,一応自分だし。

自分と他人の中間地点。

そこに過去世の意義がある。



たとえば,私の場合。

今世の私は,

「自分は人と違う。普通じゃない。変わっていて何かおかしい。」

と,何年来と思っていた。

「私の周りで何か良くないことが起こるのは私のせい。」とも思い,

自己犠牲的な行動に出ることもあった。

あるとき,

私の過去生のひとつを教えられた。



中国の裕福な貴族の姫。

衣食住には不自由なく,

両親に蝶よ花よと育てられた。

でも,体が弱かったのでずっと屋外に出してもらえず,

ある程度おとなになって,初めて外に出ることを許されたとき,

悲惨な村人の暮らしぶりを目の当たりにした。

そして,自分と同じくらいの女の子が着る物もままならない姿に愕然とし,

村人のために何かできないかと両親に願い出るも,聞き入れられず。

そのうち,

娘は「自分は何か人と違う,普通じゃない,どこかおかしい。」

と思うようになった。。。



私は今世ではお嬢様ではないけれど,

この彼女の「自分は人と違ってどこかおかしい。」という感覚こそ,

私の感じていたこと。

私はそれを知ったとき,謎が解けた気がした。

「彼女の思いだったんだ。」

人のために何もできない自分を責めて,

自分は普通じゃないと自己否定した彼女。

その魂の思いは強く,

時を超えて今世の私にまで残った。



私はそれを知ってから,

彼女の思いをねぎらった。

そして,自分は自分の誇りを持って生きようと思った。

困っている人には献身的になり過ぎず,私のできることをしてあげようと。



自分じゃないけど,自分のような存在。

それが過去世だから,

自分を離れてみることができる。

心理学で言うところの,

問題の外在化。

過去の苦しみが消化されずに現在にまで持ち越された宿題。

それを理解して受け入れて感謝することができれば,

その感情は消えていく。

感情はメッセンジャー,メッセージが伝われば消えるから。



なるほど,

過去世ってこういうふうに役立てるものだったんだね