Riyo(里誉)’s クレヨン

世田谷区桜新町のスピリチュアルカウンセリングサロン「フォルテネージュ」です☆

言葉にされない真実

2010-12-27 | フォルテネージュ


ただいま、水星逆行中だから、
何となく、コミュニケーションがスムーズじゃなく感じている人も多いはずだよね

送信ミスや連絡ミス、
誤解があったりとか、
一度交わした会話が、また繰り返されたりとか・・

でも、そういうことがあるからこそ、
人との意志疎通をいつにも増して大切にしようって、改めて考えるよね













人のコミュニケーションが難しい原因のひとつとして、こんなことがあると思う

あれは、ミンデルだったかなあ・・
こんなこと、本に書いてるんだ

「老人が同じ話を何度も繰り返すのは、そのことがまだ彼(彼女)の真実になっていないから」

人は、自分の中で堅まっている真実について、もはや言葉にしない
自分の中の常識や、大前提になっていることは、わざわざ表現されない

その代わり、
まだ真実になっていないこと、気づいたばかりのこと、手がかりはあるけどまだはっきりしないこと、
そういうことを言葉に変換して話す


だから、聞き手は、
話している人の常識となっていることを、言葉の外で、探っていくことが、ときに、必要になってくるんだと思うの


















ちょっと、極端な例かも知れないけど、

私の昔の職場で、ちょっとエキセントリックな雰囲気の男性がいて、
上司から、「キミの持つ仕事のノウハウを後輩に伝えて、下の者を育てていって欲しい」と言われ、

彼は、真顔で、「どうして、私が下の人間を育てなければならないのですか?」って、返したんだって

上司としては、<上の者は下の者を育てる>ってのは常識であり、大前提だったんだけど、
彼にとっては、まったく真実外だったようで、通じなかったようなんだ・・・















もし、誰かの話が、あなたにとって、不可解で、意味不明に思えるとき、
そういうときは、その人が口にしていないことに、鍵があるのかも知れないよ

あなたにいつも無理難題をふっかけてくる人の真実は、
「あなたは問題解決のエキスパートだ」ということかも知れないし、

あなたの欠点ばかりを指摘してくる人の前提は、
「その欠点改善のために私が協力する用意があるよ!」ってことかも知れないんだ


その人が、どんな心の地図を持っているか、
感じ取ることができたら、それを言葉にして見せてあげると、相手もちょっとビックリするかもしれないね