可愛い可愛い樽沢トンネル(全長7m!)
民主党政権ができてから、「八ツ場ダム」の話題で持ち切りです。
(ついでにクレームをつけると、死刑制度に反対している人を法務大臣にしたのは如何なものか? 思想&信条は個人の自由で反対運動も大いに結構だが、捺印を拒むことで少なくても在任期間中は制度を機能させまいと考えているとしたら、首相の任命責任が問われるだろう)
そのせいか、JR吾妻線に乗って(数年以内にダムに沈む予定の)吾妻渓谷と川湯温泉郷を何度か訪ねているニワトリさんのブログにも、アクセスが結構あります。立ち退きが進んで最盛期の頃とは比べようがないくらい寂れてしまった温泉郷ですが、本当にとても素晴らしいところなので、機会があったら是非訪れてみてください。
2009年9月、民主党政権が誕生してダム建設工事を中止することを明言し、地元や周辺自治体から抗議の声が上がっています。泣く泣く立ち退きを余儀なくされた人にとってみれば当然の話です。だが、ここは原点に返って、美しい吾妻渓谷がダムの底に沈むことから免れたことを考えようと思います。
数件に減ってしまった川湯温泉郷を最盛期の姿に戻し、ダムに翻弄されてきた人々にお詫びし、暮らしを保障しながら町を再生すること。それが民主党に課せられた義務であり、国民全体の利益に繋がることだと信じます。
工事を中止することで建設費以上のお金がかかったとしても(ダム建設推進派は公共工事につきものの「追加工事費」を勘定に入れていないが)そうした出費は無駄ではないし、現況復帰工事や、建設中の橋梁などいらなくなったものの解体工事費だけをとっても、地元にかなりのお金が還元されるのではないでしょうか。架け替えがかなり進んでいるJR吾妻線については、日本一短い樽沢トンネルのある旧線(現吾妻線)を川湯温泉行きの観光鉄道にするなど、いろいろ知恵を絞って欲しいものです。
川湯温泉、近いうちにまた行きます~♪ 吾妻渓谷も、じっくり歩いてこようと思います。
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吾妻線の魅力