『恐竜2009 ~砂漠の奇跡』 その1

2009-09-19 23:28:00 | 美術館&博物館など


 写真がたまる一方ですが、27日で終わってしまう『恐竜展2009 ~砂漠の奇跡』展の記事から書いていきましょう。写真はニワトリさんが最も好きな(剣竜)ステゴサウルス。明日明後日はナイトツアーも計画されています。もしかすると、彼らが動き回っているところが見られるかも? 休日は混んでいるかもしれませんが、是非!


 最初のステージは、恐竜学が確立されたカーネギー発掘地(ユタ州)から。カーネギーホールで有名な大富豪カーネギーが資金面でバックアップしていた。あたかも、ディプロドクスが右後方のアロサウルスに襲われて倒れたかのように、全身復元骨格模型が展示されている。ガラスケースの骨盤はディプロドクスのもの。大腿骨も展示されていた。


 成長すると、最大20mに達したカマロサウルスの亜成体(子供)。1925年に発掘され、最初に復元されたカマロサウルスで、最も完全な竜脚類の全身骨格の一つ。


 1920~22年に発掘されたステゴザウルス。カーネギー発掘地から、アパトサウルス、ディプロドクス、バロサウルス、カマロサウルス、アロサウルス、ケラトサウルス、トルボサウルス、ステゴサウルスなど、350トンの化石の中から20種類以上の恐竜の骨が掘り出された。


 第2ステージは、全国の少年たちの憧れの地だったゴビ砂漠から。写真のプロトケラトプスは現在までに100体以上発掘されている。


 恐竜展の目玉の一つが、この巨大な羽毛恐竜ギガントラプトル。全長8m体重1.4トン。体重=数キロ、子育てをしていたことがわかった恐竜=オヴィラプトル(卵泥棒の意)から進化した。なぜ巨大化を選んだのか?


(右)ギガントラプトルの想像図。羽毛恐竜は小さいというのが定説だったが、この大きさにはびっくり~!
(左)最近、映画で一躍有名になったヴェロキラプトルにも羽毛が生えていたことがわかった。完璧主義者のスピルバーグは、作品を手直しするのだろうか?

 金曜夜は、久しぶりに朝帰り(4時)になってしまいました。猫が起きる時間だなあ~と思ったら、やっぱり起きて、色々悪さをしていました。