楽農piano協奏曲

一日一生。一日一笑。


男の料理教室そば打ち

2009年11月20日 | 料理・食べ物
 広丘公民館主催の「男の料理教室」に出席した。10月から12月まで月1回開催されるが、2回目となる今回はそば打ち教室である。生徒は中高年男性18人。そば粉400g+小麦粉100g計500gを水250ccで打つチャレンジ。

 講師は平成17年全日本そば打ち名人で、地元堅石区在住のの赤羽章司さん。

 まず、先生の実演を見せてもらう。こね鉢に粉(赤羽さんは10割そば1kg)を入れてかき混ぜ粉の感触を確かめるところからスタート。
3分の1程度の水を入れ、水と馴染ませる。できるだけ大きな固まりを作らないようにするのが大事なところ。同じようにあと2回水を加えるがこの水回しで10数分以上かかった。
 次はこねる。水回しを十分にしてあるので簡単にまとめる位で済む。菊ねりからへそ出しをしてのしに入る。


最初は丸くしてから外周を掌で押しながら回転させる。厚さを均等にすることに気を使う。角出しをし四角に広げるようにのす。三本の棒を使ってのす。500gで打った場合は70cm位に広がれば大成功。


 たたんで切る。打ち粉をたくさん使う。でも、ケースに入れるときに払い落とすので大丈夫。


 会場を調理室に移して、そばの茹で方を教わる。鍋の大きさに合う分量のそばを入れ、表面に浮かせ泳がせるよう、菜ばしで軽く回転させる。1分間くらい。
 水で洗う。できれば3回くらい水を変えて濁りがなくなるまで。

 名人の打ったそばの味は格別。大きな舌鼓がなった。そばに対する先生の情熱や執念。その極みのそばの芸術品。

 指導の成果は? 美味しいそばを作る技磨きの時が流れていた。
コメント (2)
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