フィーゴ:「インテル、クアレスマを取ってくれ」
ポルトガル人は告白する:「モウリーニョ? マンチーニによって失われたモチベーションを彼は僕に取り戻してくれた」
ルイス・フィーゴ、彼はキャリアの中で全てを勝ち取ってきた。しかしまだ満足していない。レアル・マドリードで勝ち取ったチャンピオンズリーグのカップをもう一度天に掲げたがっている。成果をあげるためには、彼によると、根本はジョゼ・モウリーニョの存在。スポルティング・リスボンやバルセロナでの数年の後、ミラノでの再会は洞察力のあるセトゥバル出身の監督の「宿命」なのかもしれない。
好意的で協力的、さらに度重なる走りやボールを使った基礎訓練のあと(「この革命的な方法は、僕は好きだし楽しませてくれる」)、ロベルト・マンチーニについても話した。イエージ(Jesi)出身の監督へのちょっとした皮肉は省かなかった。しかし、昨シーズン最後の数ヶ月の険悪な関係にも関わらず、激しく非難することはしなかった。
=フィーゴさん、インテルでモウリーニョの練習を経験して幸せですか?
「疑いない。彼が来て、僕のモチベーションは回復した。前の監督(編注:名前は出さなかった)のことは、あまりあてにしていなかったし。監督の交代は僕や、あまり使われていなかった他のメンバーにとって、さらなる後押しとなった。僕はモウリーニョのやり方が好きだ」
=最後の数ヶ月、あなたとマンチーニの関係は複雑だったのですか?
「僕が怪我から回復したら、他のやり方で扱って欲しかった。もっとたくさんプレーする機会を、僕のレベルに戻るために。決定は僕のものではなかったけれど。僕は練習の中では最大限出すことが出来ていたんだが」
=フィーゴにとって2008-2009シーズンの目標は何でしょう?
「キャリアを終える前に、もう一度チャンピオンズリーグのカップを天に掲げられるといいんだが。僕にとって、これを勝ち取ろうとすることは大きな励みとなる。インテルにとってもふさわしい。イタリア制覇した後だ、ヨーロッパを征服したい。僕らはこの大会でより上へ行くという義務がある」
=ミランがロナウジーニョを獲得したことについて、どう思われますか?
「彼には才能とファンタジー、スペクタクルがある。チームメイトにいて欲しいと思う一人だ。調子が良く、メンタルも適切ならばナンバーワンだよ」
=スクデットのキーポイントとして、より危険なのはミラン? それともユベントスでしょうか?
「ミランはチャンピオンをプレーしない、それに3-4年は首位争いに絡んでいなかった。リーグ戦に全てをかけてくるだろう」
=クアレスマはインテルにとって良い買い物でしょうか?
「彼はテクニックとスピードがあり、1対1に強い選手だ。まだ伸びる余地はある、このポジションではポルトガルでは一番上手いんだが。もし、インテルが獲得すれば、いい取引だろう」
――インタビュー全文は本日発売のコリエレ・デッロ・スポルトでどうぞ。
http://www.corrieredellosport.it/Notizie/Calcio/37405/Figo:+%C2%ABInter,+prendi+Quaresma%C2%BB
(2008/7/24付 Corriere dello sport.it:原文イタリア語より)