フィーゴ語録

Luis Figoのインタビュー、コメントを翻訳中

Figo"Ganado al Deportivo cerraremos ・・・・

2004-09-29 | Weblog
Figo;"Ganando al Deportivo cerraremos una semana grande"

フィーゴ「デポルティーボに勝って素晴らしい一週間を終えるだろう」

「僕らは勝った。なぜなら血統を引き出したから、迫力と資質。これが無ければ勝つことは出来ない。僕らはこれがサッカーなんだと自覚している。まるで優勝したかのように勝利を祝う為に勝ったのではない。とはいえ、もちろん僕らはとても満足しているよ」

「0対2になって、たくさんのことを考えた。でもそれは不規則な突風が生じたときに起こった。ローマが何もしない。僕らは2ゴール入れられていた。でも反撃することはできた。ラウール? フォワードは2ゴールで生き返った。明らかに達成しなかったときと自信が違う。このようにチームには勝てないときがある。ラウールは僕ら全員の信頼と尊敬をうけている。遅かれ早かれ再び実現するだろうことは分かっていた。僕らはみんな人々の支持を感じられることが好きだ。いつもスタジアムでプレーするのにポジティブになる。

「ディナモがレバークーゼンに勝ったことは僕らを有利にしたと思う。うーん、まだ彼らとは対戦していない。今度、もし僕らがデポルティーボに勝ったら素晴らしい一週間を終えるだろう。まだリーガで順位を上げなければならないし、僕らの心配事は勝点を取り戻すことだ」

(デポル戦後のコメント、2004/9/29付 RマドリーHPより翻訳)

Figo"En cuanto a rendimiento nadie

2004-09-24 | Weblog
Figo:"En cuanto a rendimiento nadie me puede apuntar con el dedo"
フィーゴ「成績に関して僕に指で指し示した人は誰もいない」

勝利の後のロッカールームはどうですか? オサスナ戦の前と比べて。
==勝ってすべてが良くなったと思う。前向きだよ、欠くことのできない勝利だよ。でも、義務ではない。もし義務ならもっとうまく出来ただろう。にもかかわらず 勝てばいつでも雰囲気が良くなる。

ガルシア・レモンとはどうですか?
==彼とはわずかな時間しか練習していない。でも、僕らと一緒にいた人だ。いろいろな役目を引き受けていた。皆、物事がうまくいくように協力しているところだ。

コーチは点取り屋の日照りが心配だと言っていました。
==目標はいつでもたくさんのゴールを決めることと、素晴らしいプレーをすること。その質問は100万回目だ。僕は勝つことや良いプレーが好きだよ。もしゴールできればもっと良いね。でも、そうしたくても いつでもピッチの中で起こりはしないんだ。難しい試合に1-0で勝つのはいいこと。そして忘れないで欲しい、打ち勝つことは日ごとに難しくなる ということを。

その面で改良すべきだとは思いませんか?
==僕らは以前、たくさんのゴールに悩んだ。いつものことだよ。一番いいのは2つの事がバランスよく達成できること。今年 たぶん、僕らはディフェンス面をより良くしたい、と無意識に考え方が変ってきている。それはチャンスを減らす事になるかもしれない。でも重要なのは両方のバランスを取ることなんだ。それに、点取り屋達の事はもう知っているだろう? 深みにはまっている時期なんじゃないかな。

カマーチョの辞任は乗り越えましたか?
==僕らは集団の中で生きている。それに 1人1人違ったやり方がある。5万人に愛され、2万人に否定される。1人1人の意見だ。実を言うと、彼の辞任には非常に驚いたんだ。なぜなら、ほんのわずかな時間しかシーズンを過ごしていないし、2試合悪かったくらいで彼がタオルを投げなければならなかったとは思えない。どんな論拠か分からないんだ、僕とは一緒に話さなかったし。彼の真意は分からないんだ、僕には言ってくれなかったから。僕にとっては驚きだった。バルセロナではプレーしなかったし、すべてはその日の後に起こったからね。(訳者注:フィーゴは負傷の為バルセロナでのエスパニョール戦を欠場)

なぜ、彼は去ったのでしょう?
==彼には彼の主張があるんだろう。僕は彼と問題を起こしたことは一度もない。彼は勝者の精神と共にある人間のように見えていた。だから、彼の辞任は僕を驚かせたんだ。僕には彼と同じような役割を果たす事は出来ないだろうと思う。でも、なぜ彼がこの決断を下したか分からない。僕は彼の真意を知りたかったんだ。なぜなら、もし僕が誰かと問題を起こしたら僕は彼と話をする。物事はそうして解決するものだ。その後選手達はとても悪い状態だったと思う。それに、僕らの内の多くはカマーチョがそんな決断を下したことを理解できないんだ。

人々は彼の離別をとがめると思いますか?
==彼はキャプテン達と話し、残りの18-19人の選手達とは話さなかった。僕は良心に恥じるところはない。これはとても重要なことだよ。自分の仕事をする、これはただ自分のために。最大限を試みる、このテーマについて僕に指で指し示した人は誰もいない。悪い日があるのは別の事。僕はプレーすること勝つことが好きだ。クラブとは取り決めがあるし、僕の仕事にはいつでも監督がいるのだろう。1人ずつそれぞれに尊敬しなければならない。

ロベルト・カルロスへ批難の口笛が集中していたことをどう思いましたか?
==ひとりの選手に対して口笛を吹くことは、すべてに対して口笛を吹くことだ。レアル・マドリードに対して、クラブに対して・・・。もしロベルトに口笛が吹かれたとしても、僕は自分が野次られたと感じる。なぜなら僕らは同じ目標の為に戦っているんだから。正当かどうか、なんて評価しないよ。でも、すべて思想に原因があると思う。それは人々が読んだり聞いたりしたこと基づいて形作られるんだ。何度となく真実ではないことが報道される。でもそれが人々に影響を及ぼすんだよ。僕らは勝つためにここにいるんだし、不快に暮らすことが好きな人なんていない。誰も負ける為にここにいるわけじゃない。

12月に中盤の選手を加入させると言われていることをどう思いますか?
==避けられない意見には関わらないよ。僕はプレーする為にここにいるんだ。契約に関しては他の人間がいるだろう。

バルセロナとバレンシアがタイトルを獲る最大の優勝候補だと言われていることをどう思いますか?
==レアル・マドリードのようなチームには常にプレッシャーが存在するものだと思う。そして僕らはそれに慣れている。良いプレーをして勝たなければいけないと分かっている。想定するように事は運ばないということも僕らは知っている。僕らはそんな経験を知っているんだ。上にいるチームのことを言うのは普通のことだ。でもまだ始まったばかりだ。たくさんのニュースが報道される。でも、すべてのチームにチャンスは残っているんだ。

彼らはより良いサッカーをすると言われています。
==問題にしたくない噂だね。「僕らはどれくらいの時間試合してきた?」そう、なんと決勝まで辿り着いたんだ。僕らは去年とてもいいところまで行って、その後、負けた。素晴らしい1ヶ月とその後に不調があるよりも、変動しない方が望ましいんだ。僕らが望むことは、そこで 上位につけていてチャンスのとき やらなければならないときに決着をつける。他の事は心配していない。バレンシア、デポルティーボやバルセロナは尊敬しているけど気にはしていない。これはとても長い道程なんだ。むらのないようにしなければならない。

タイトルの為に戦うことが出来ると確信している?
==もし、僕らが夢も希望も持っていないとしても誰かが持つんだろう。すべてはそこに、僕らの前にある。そして、改善していくだろうと確信している。今はただ平穏が欠けている。もっと試合に貢献する為に もう少し専念すること、過失を重く見ないこと、プレーが受け入れられるために。僕らは走り回っているところだよ。でも、時々うまくいかないんだ。

(2004/9/24付 Rマドリー公式HPより翻訳)

Figo"Me hubiera gustado saber las razones

2004-09-24 | Weblog
Figo:"Me hubiera gustado saber las razones de la marcha de Camacho"
フィーゴ「カマーチョ辞任の真相を知りたかった」

RマドリーのMFルイス・フィーゴは、アントニオ・ホセ・カマーチョの辞任に「とても驚いた」ことを認めた。特に、シーズンが始まってわずかな時間しか経過していない上に、彼の決心の真相が分からないでいる。

「僕らはほんの少ししか活動していないし、2試合悪かったからってタオルを投げる必要はない。もし、僕らが2戦悪いプレーをしたり、僕が出て行きたいと言ったとしたら、そのような立場でうまくやっていけるとは思えない。彼とは話さなかったし、彼の真意も知らない。なぜなら僕には言ってくれなかったからね」と説明した。

フィーゴにとって「驚きだった」。なぜなら、彼はエスパニョール戦の前からプレーしていなかったし、すべてはモンジュイックでの敗北の後起こったのだ。「彼の主張があるんだろう。でも、僕は彼と問題を起こしたことは無い。だから僕は驚いたんだ。彼は勝者の性格を持つ人だと思っていたし、こんなわずかな時間で僕には彼と同じ役割を果たすことは出来ないだろう。僕らは同じではない」と彼は考えた。

「僕は真相を知りたかった。もし、僕が誰かと問題を起こしたとしたら、僕はそれを理解したがるだろう。物事はそうやって解決するものだから。それで僕らはとても悪い状態のままだし、そこで監督に何が起こったのか知る由もない。でも今は前向きに考えなければならない」とポルトガル人は付け加えた。そう説明したとはいえ、カマーチョはキャプテン達とは話した。残りのメンバーはこの出来事の本当の理由を知らないでいる。

『ひとりの選手への口笛はすべてに対する口笛だ』
監督の辞任は馬のような(訳注*)批判の口笛をもたらした。ファンの激怒を買った選手、特にロベルト・カルロスへ。「ひとりの選手への口笛はすべてに対する口笛だ。僕への口笛はクラブへの口笛だし、もし ロベルトに口笛を吹かれたとしても僕も含まれていると感じる。なぜなら1つの集団の目標だから」と彼は考えた。
(訳注*馬のような(de los caballos)=大量な、多くの の意味。あえて訳すなら「鬼のよう」か?)

「その上、これは人々が読んだり聞いたりしたことから得た思想から来ている。僕達は勝つためにここにいるんだ。快適な生活を得たいし、不快に暮らすことが好きな人なんていない。誰も負ける為にここに居るわけじゃない」とポルトガル人は述べた。

彼自身も口笛を受けたが、こう確言した。「良心に恥じるところは無い」「僕は自分の仕事をする。それがより良いことだと知っている。役に立たないだとか、すべての欠点を僕に言うことができるかもしれない。でも、僕は限界まで試みようとするし、そのような事を僕に言うことのできる人はいない。もし、調子の悪い日があったり、役に立たないことがあったとしても、それは別の事だ。仕事に関しては違う」

 ポルトガル人は平穏に賭けた。
すべては過ぎた。フィーゴは 仕事と平穏そして走り回ることで、この状況から出ることができると指摘した。でも、「もし僕らが夢も希望も持っていなかったとしても、誰かが持つのだろう。それを僕らが人々に言うだろうか。欠けているのは平穏だ。1人1人にもう少しずつ与えられるなら、僕らはもっと集中し、過失を軽く見られる」

「サッカーは過失の競技だ。そして重要なのは他よりも過失を少なくすること。僕らはボールが無くてもプレーしなければならない、たくさん走る、でも時々うまくいかないんだ」と彼は考えた。今 すべては過ぎた。勝利を重ねつづける為に、前向きに考える為に。

(2004/9/24付 MARCA HPより)

*訳者より*
同じインタビューを元にした記事が同日付けas誌HPにも掲載されています。こちらのタイトルは Figo"Con dos partidos malos no se tiene que tirar la toalla"
フィーゴ「2試合悪かったくらいでタオルを投げる必要はない」
as誌では、6段落目と8段落目が欠け、2段落目冒頭に
"ルイス・フィーゴは練習のスタートに黙ってはいなかった。ポルトガル人MFはカマーチョ辞任というテーマに隠し立てせず取り組んだ" という一文が挿入されていますが、他は同一の記事です。

"No nos estamos aqui para preder"

2004-09-24 | Weblog
「僕らは負ける為にここに居るわけじゃない」

”Creeran pues que los tu padres son son jugadores"
「両親は選手だと思われているんじゃないかな」

”・・・(聞き取れず)・・・que no que nos estamos aqui para perder"
 「・・・・・・僕らは負ける為にここにいるわけじゃない」

"Bueno, no es normal, pero tampoco es para que te vayas de calles ?no?"
 「うん、普通じゃないよね。でも 出て行くことはないだろう?」

(オサスナ戦試合前のコメント 2004/9/22付 Tele5 HPの動画より聞き取り 翻訳)

*訳者より*
ニュース映像からの聞き取り・翻訳です。
質問者の声がカットされていたり雑音があったりでどんな質問をされてのコメントなのかが分かりません。

Luis Figo se nego a hablar con la prensa

2004-09-16 | Weblog
ルイス・フィーゴは取材陣と話すことを拒否した。

 レバークーゼン戦の敗北の後のレアル・マドリーの選手達。ルイス・フィーゴは取材陣と話すことを拒否した。この選手は記者団の前で硬い表情を見せ、バスへと向かった。彼の監督、カマーチョは彼を許すよう頼んだ。

(2004/9/16日付 Antena3 HPの記事より抜粋・翻訳)

*訳者コメント*
 取材陣を冷たくあしらうフィーゴ。という、批難の感じられる記事ですが、同日付けのRマドリーHPによれば、彼は右脚に血腫を伴う打撲傷を負い治療中であり、次のエスパニョール戦への出場が危ぶまれているとのこと。彼は負傷を負っていても一切言い訳しない男だ、ということを評価したいと思います。

Figo"Debimos evitar el sufrimiento final"

2004-09-11 | Weblog
フィーゴ「厳しい結末を回避しなければならなかった」

「事がうまく運ぶ日というのがあり、それほどでもない日がある。しかし、大切なのはチームが勝っているということなんだ。シーズン初めだし改善する時間はある。重要なことは勝ち点を譲らずに積み重ねていくことなんだ。このタイプのスコアのきつい試合では、最後の1分まで相手のリバウンドを待ち過度に苦しめられて終えることになる。
 前半は、我々が得点するチャンスを持っていた。そしてその厳しい結末を回避したんだ。ゴールは良く見えなかったけれど、とても素晴らしいものだったはずだ。次の対戦はいい思い出をもたらしてくれる、グラスゴーでの決勝のおかげだ。でも、これはまったく別。グループリーグ初戦、我々は勝ちに行くつもりだよ。」

(ヌマンシア戦後のコメント 2004/9/11付 Rマドリー公式HPより翻訳)

Figo y su adios a la Seleccion:

2004-09-08 | Weblog
フィーゴと彼の代表との別れ:「クラブの利益、僕の家族と僕の健康」

彼がポルトガル代表からの引退を表明したとき、その決断は選手に明らかな恩恵をもたらすだろうと盛んに言われた(ジダンとフランスの状況も極めて似ている)。フィーゴもジダンと同様に、今期たくさんの遠征と代表合宿が減るだろう。彼はこのように明かす。「クラブにとって良いこと。でも、僕の家族にとっても、僕の身体状況や健康にとってもいいことだ」

もうすでに今週 なにか享受し始めている。代表戦の招集にあっているラウール、ベッカム、ロナウドや仲間には取れないだろう追加休暇を取った。TeleMadridに許可したインタビューの中で、このRマドリーの選手は誰かにスケジュールの作成を引き受けてくれるように再び許可を求めた。「もし、サッカーからその輝きを奪いたくなければスケジュールについての考え方を変えなければならない、そして協会に伝えるんだ。なぜなら結局、選手達の最高の能力を引き出すことは出来ないのだから」

さらに、このポルトガル人はラウールについての質問をされ、最近彼のチームの仲間がしたのと同じ傾向を表明した。「ラウールは、どんなときも僕とプレーするんじゃないかな。彼の姿勢と資質からして」

(2004/9/8付 Rマドリー公式HPより翻訳)

"Con Camacho siempre hay que pensar en ganar"

2004-09-06 | Weblog
「カマーチョと共に常に勝つことを考えねばならない」

-初めに:ポルトガルの7番は欠番になりましたね。ジョーダンの23番のように。すでに神話ですか?
=(笑)オレも歳食ったよ、なぁ? これは僕の代表サッカーでのすべての年月とすべての試合に対しての心遣いだね。とても素敵な対応だよ。でも、もし何も無かったとしても人生は続いていただろう、今まで続いたように。大切なのはポルトガル代表の未来だよ。

-フィーゴがポルトガル代表を退いたことで、Rマドリーは何を得たんだろう?
=遠征、移動、年間の代表戦のためのすべてのエネルギーが節約され、プレー時間を蓄えておける。それがRマドリーの利益だね。それは、僕がさらに仕事に集中できるようになるだろうし、代表との取り決めがある時にもそれぞれの試合の為により良い準備が出来るという意味だよ。

-カマーチョ、ベルナベウ杯では怒りまくってたでしょう! 驚くことではないけれどチームとしては良い印象を与えない・・・
=普通だよ。負けるのが好きな人なんていないし 監督は引き継いだばかりだし。きっと気に入らないことがたくさんあったんだよ。基本的な成果とか。

-あの試合ではヤル気が欠けていたのでは?
=僕は、ヤル気はいつもあると思うよ。もちろん無意識に100%で行くことはできないし、今ではどんな試合にも勝つ為には100%必要ないどころか200%必要なときもある。

-一般的な意見ですが;昨シーズンあなたはRマドリーの中で一番いい選手だった。そして今シーズンも上質なスタートを切ったように思えます。
=秘密は何も無いよ。ただ、僕のプレーはトレーニングの中で得たことを基礎に置いているんだ。それが僕の一番の能力だと思うし、それらのことが昨年良く出場させてくれた根本的な理由だと思う。故障を尊重することも大切なことだ。

-あなたは、フィジカルコーチにまだもっと練習を要求しているんですか?
=いや、出来る限り最大限の練習をしているよ。これ以上はできないよ。もちろんシーズン中それが良くなることも悪くなることもある。でも1年はとても長い。

-フィーゴにはRマドリーの中で何か実証することは残っていますか?
=無いよ。人々は僕を知っている。でも、Rマドリーでプレーするためには毎日実証しなければならないんだ。まず、何よりも君自身を尊敬するよ、今遊んでいない君の仲間達もね。

-あなたにとってリーガで一番良いチームはどこですか? なぜこんな質問をするかというと、バルセロナがセンセーションを巻き起こしているので。
=一番良いチームはRマドリーだよ。僕らは彼らよりいいものを持っている。とても良いチームだと思っているよ。実のところ、いつも一番良いチームが勝てるわけじゃない。リーガで勝つ為には一番一定に保たなければならない。4-5ヶ月間トップでも2ヶ月間悪ければリーガで優勝することは出来ないだろう。すでに昨シーズンのリーガで8ヶ月間良かったけれど、その後勝利をものに出来なかったということを経験しているんだ。

-それでは、バルセロナがとても良い補強をしたという僕の意見を否定するのですか?
=うーん、そうだなぁ、彼らは重要な選手の補強をしたよね。でもそれは毎年やってることだよ。シーズンの初めに そのこと、つまりあのチームがとてもいい補強をしたということをコメントしていたよね。そしてたくさんの希望と幻想を抱かせる。でも最後にはいつも喧嘩になるんだ。バルセロナ、バレンシア、デポル、Rマドリー、皆 意表を突こうとする。いつものことだよ、リーガで戦うためにね。

-バルサでの一番良い契約は誰だと思いますか? たぶんエトーですよね?
=僕はバルセロナのことは話したくない。Rマドリーの中心にいるんだから。バルセロナには敬意を払っている。ただそれだけだ。

-それでは、Rマドリーについて話そう。オーウェン-ラウールについて盛んに議論されているけど、両方ともたくさんの擁護者がついています・・・
=うん、オーウェン-ラウールは議論されているね。たぶん他にニュースがないからだよ。ジャーナリズムは海流のようだね、もし1人が良くないと言い出せば 世界中が良くないと言い出し、全員が良くないと断言するんだ。もし1人が素晴らしいと言えば 2ヶ月間素晴らしいと言われるだろう。オーウェン-ラウールの議論を煽る必要はない。1人のフォワードの人生には深みにはまるような突風もあれば、調子の上がらない時期もある。でも、僕の意見はラウールの成績は単にゴールの数だけで評価されるべきではないということだ。

-でも、ラウールが評価されるのは・・・
=もちろん、ラウールに限ってのことじゃない。他の選手についてもだよ。一人の選手がゴールを決めたり、3回4回相手をかわしただけで評価することは出来ないよ。僕が3回敵に仕掛けたら調子が良かったからだ、1回半しか行かなかったらそれほど調子が良くないからだなんて、それだけで評価してはいけない。君には他に提供出来ることがある、気付かずに過ごしているたくさんの人々のために。

-ゴールの他に人々が気付かずにいるラウールの資質とはなんでしょう?
=彼のもたらす働きは時々知られないままだ。組織の為に圧力をかけなければならないし、限定された状況で消耗している。もし彼がもっと図々しかったらもっと余裕があっただろう。でも、チームにとって彼がしている仕事はとても重要なんだ。もし彼がそれをしなかったた、個性的な選手達がまとまることは出来ないんだ。

-ラウールは不運続きで調子が悪い。その議論は彼の代理にまで及んでいます。
=彼はプロだし、この業界のことを熟知している。もう長いこと過ごしているんだ。余裕があるかどうかは分からない。でも、まだシーズンが始まったばかりという時にこんな状況を批判されるなんて、誰だって気分が良いわけないよ。それに彼には何も問題ないように見える。僕には普段通りに見えるよ。彼はいつでもヤル気があるし、資質もプロ意識ももっている。もちろん、ゴールは前もって準備の出来るものじゃないし、達成すべきときには達成するだろう。

-Rマドリーにオーウェンは必要なかったと言う人々がいます。また、彼はクラックでありすべてのクラックは一流クラブを必要としている、と言う人々もいます。
=うーん、彼が必要だったかどうかなんて分からないよ。契約を結ぶ人たちや命令する人たちはそういう意見を言うよね。でも僕の意見は、質の良い選手が増えるのはチームにとっていいことだ。たくさんの競争があり 誰かが出場機会を与えられる、それがチームなんだ。

-昨年そう言われました。Rマドリーはこんなにベンチを持っていなかった、チームは金満家化しました。
=そんなこと、僕は思っていないよ。僕らは体力が落ちて目標を達成することが出来なかった。ヤル気も何もなかった。僕らは一年中体力を費やしていたんだ。それだけだよ。Rマドリーの中には勝たないためにピッチに立つ選手はいないよ。すでに証明しているよ、にもかかわらず僕達はここ数年勝っていたんだ。皆のヤル気はいつも勝つためだ。そのことに対してはまったく疑問を呈する余地はない。

-カマーチョと一ヶ月、良いですか それとも怒鳴りすぎですか?
=いいよ。彼は練習で限界までたくさんの要求をする監督だね。でもそれは普通だよ。彼と共に常に勝利する精神を持たなければならない。毎試合確実な形で挑むためにより良い準備が可能だ。

-オーウェン、ウッドゲート、サムエルと契約。もうチームはバランスがとれましたか? まだ不足していますか?
=とてもうまく補正されるとしてもされないにしても、いつも何か問題があるだろう。でも僕は良いチームだと思うし、今年は幸せな年になると期待しているよ。

-フィーゴは今年どんな目標を持っていますか?
=肉体的に良い状態にある。厳しいシーズンに立ち向かう為の準備は出来ているんだ。何かタイトルを獲り、昨年よりも良い戦いをする。

-チャンピオンズの第一段階で一番難しいライバルはどこですか?
=こんにち、勝つことはとても難しいんだ。そして僕達はすべてのチームを同じように尊重している。皆高い能力を持っている。でも僕らはRマドリーなんだ、そこにいなければならないんだ。

-それで、あなたは将来どうするつもりですか?
=それについては何も話したくない。ただ言えることは、今年はとてもいいシーズンでとても満足している。それに、何か新しい変化があった時には君達が真っ先にそれを知るだろう。

-肉体的に過去のシーズンよりも良いのですか?
=とても良い時代にいるよ。出来るかぎりのことをやった。身体状態をもっと良くしたいし、その為に努めている。

-あなたは、年間60試合以上軽くこなせるように見えるけど・・・
=10年やってるよ。それには肉体的に最大限まで準備しなければならないんだ。故障を尊重して、プロ生活からリタイヤすることにならないように気をつけなければならない。

-最後に、今年の願い事は?
=健康、愛、愛情・・・(笑)。僕の息子が多大な健康に恵まれてやって来ることと、Rマドリーで何かタイトルを獲ること。

(as誌に語ったインタビュー 2004/9/8付 as誌HP及びRマドリー公式HP掲載記事より翻訳)
  *RマドリーHP転載時のタイトルは Figo"Somos el Madrid y debemos estar arriba"
=フィーゴ「我々はRマドリーなんだ、もっと上にいなければならない」