フィーゴのオールスターズ慈善試合で敗北
金曜日にウィーンで行われたチャリティマッチで、オーストリアのサッカーチーム FKアウストリア・ウィーン は現役の選手たちが長時間プレーし、ルイス・フィーゴ財団チームに勝利、7対4だった。この試合はチームの100周年記念のイベントでもあった。
にぎやかな試合の中で、ルイス・フィーゴ、ブラジル人のロナウドやオーストリアの往年の名選手ヘルベルト・プロハスカやトニー・ポルスターなどは、ほぼ満席のスタンドから12000人近い観客に拍手喝采された。
元ポルトガル代表監督カルロス・ケイロスが率いるフィーゴ財団チームの先発ゴールキーパーは、ポルトガル代表やジェノバでもプレーしたエドゥアルド、そして彼の控えにはビトール・バイーアとタファレル。ベンチには最近引退したばかりのロナウドも控えていた、彼はワールドカップの歴史上最も優秀な点取リ屋の一人だ。彼がアップを始めると大喝采を浴びた。
エドゥアルド以外のオールスターチームの先発メンバーは カフー、ポペスク、エルゲラ、セルジーニョ、ロナルド・デ・ブール、スタンコビッチ、パトリック・ヴィエラ、フィーゴ、パウレタ、そして ソラリ。ベンチに入ったのは ディマス、ハジ、ダクール、エウベル、ルイス・ボア・モルテ、ラデベ、ファン・ホーイドンク そして、歌手のクレイグ・デイヴィッド。
FKアウストリア・ウィーンの先発メンバーは全員現役の選手だった。しかし、試合前にチームのサポーター達は誰が彼かのヒーローだったのかを教えてくれた:ヘルベルト・プロハスカだ。現在55歳、14年間このクラブに所属し、代表戦には83回出場した。
1971年から1985年まで選手として所属し、2008年から監督としてチームを率いるカール・ダックスバッハーはプロハスカをベンチに座らせた。その脇にはクラブ史上の大選手たち、例えばストライカーのトニー・ポルスターやアンドレアス・オグリス。
デヤン・スタンコビッチは開始6分でゴールを決めた。しかし、フィーゴ財団チームのリードは2分間で終わった。マルグライターがヘッドで決めて同点。
29分に大喝采が起こった。カルロス・ケイロスが6人を交代させたのだ。その中にはパウレタからロナウドへの交代もあった。
選手達の脚が重くなってくると、FKアウストリアがゲームを支配し始めた。33分にバラジテ、38分にはユンが、ビトール・バイーアの隙をついた。
3対1で前半終了。フィーゴ財団チームは後半に古い栄光を取り戻す可能性を残した。しかし、ダックスバッハーは若い選手たちを使い続け、タディッチが得点。さらに、現役時代にはボアビスタとブラガでもプレーしたリンツがゴール。タファレルがバイーアと交代したものの、ユヌゾビッチが追加点を決めて6-1に。
その後、フィーゴとパウレタがピッチに戻る。そしてFKアウストリアに往年の名選手ポルスターが入った、47歳のマジック:シミュレーション、枠へのシュート、コーナー。
ディマスが詰める。しかしポルスターの根気が実を結び、ロスタイムの6分にエリア内から放ったシュートは枠に収まり、サポーター達は熱狂。7対4で終了。
今年、ルイス・フィーゴ財団のオールスターゲームは、子供の安全強化のための国内プロジェクトをサポートしています。
http://www.record.xl.pt/Futebol/Internacional/interior.aspx?content_id=703056
(2011/6/17付 Record.pt:原文ポルトガル語より)