フィーゴ語録

Luis Figoのインタビュー、コメントを翻訳中

FIGO: "DOVREMO ESSERE FORTI SUL CAMPO"

2006-08-28 | Weblog
フィーゴ:「僕らはピッチの中で強くなければならない」

これはルイス・フィーゴの記者会見の概要の第4部である。

-フィーゴ、アドリアーノは対ローマ戦で最高の状態ではありませんでした。あなたの考えではこのブラジル人が良い状態に戻る為に何が欠けているのでしょう?
「現時点では肉体的によくする努力が必要だ、なぜならこれはとても重要なことだ。僕らはシーズン初めにいる、激しく働かなければならない、一年中この気持ちで。要するに基本的な彼自身の自信だ。高いレベルでプレーし急に自分自身の才能を失う選手などいない。皆のようにしなければならない、常に極限まで捧げる、なぜなら遅かれ早かれコンディションは達する。サッカー選手が集中し、極限まで捧げたとき、解決した自覚を持つことは出来ない」

-チャンピオンズリーグで、このインテルはチェルシーやバルセロナのようなヨーロッパでもっと高く評価された同レベルのチームたちからは離れますか?
「実態は理論と異なるものだ。僕らは最も強いチームの1つだ。しかし僕らはそれを常にピッチの中で示さなければならない。実際にすることと出来ることについて話すのは違う。僕らはリーグ戦もチャンピオンズも勝利を狙っているチームだ、しかし僕らはそれをピッチの中で証明しなければならない」

-マーケットが閉まるまであと数日です。インテルとレアルマドリードの間でアドリアーノとロナウドの交換について話す人がいます。このことについてどう考えますか?
「さあね。もしそれが実現するに違いないことなら、それについて話すんだろうな。サッカーにおいて起こるかもしれないことや もし について話すのは無益なことだ。アドリアーノはここミラノに元気でいるし、僕等が彼と共にプレーできることに満足しているように、僕達とプレーできることに満足している」


http://www.inter.it/aas/news/reader?N=34122&L=it

(2006/8/28付 Inter.it インテル公式HP:イタリア語版より翻訳)

FIGO: "IO, L'INTER E LA MIA FAMIGLIA"

2006-08-28 | Weblog
フィーゴ:「僕、インテルそして僕の家族」

これはルイス・フィーゴの記者会見の概要の第3部である。

-フィーゴ、ファン・セバスティアン・ベロンが出て、ピッチの真ん中にあなただけが残りました、このことは想像力や予測できないことをもたらしましたか?
「そうは思わない。過去のシーズンのチームはベロンの存在と特性を最大限に利用していた。彼の持つ才能は全てのサッカー選手が有してはいない、しかし、大きなチームは一個人に頼ることは出来ない、なぜならこの人が上手くいかなかったり調子が良くなければ1年を無駄にしてしまう。今シーズン僕らにはピッチの中でチームに強みをもたらすことのできる個性がたくさんいる。僕らがただ1人のサッカー選手に頼れるとは思わない。重要なのはチームで良いプレーができるようなメカニズムを見つけること、そのあと結果はついてくるだろう」

-たくさんの人がこれはインテル“ガラッティカ”だと言っています。このことをどう思いますか?
「(編注:微笑む)“ガラッティカ”という言葉は好きじゃない、その後 あんまり、スペインではあまり良い扱いをされていなかったし・・・。勝った時は肯定的だけど、上手く勝てなかった時にはチームやサッカー選手をこき下ろすのに使うことができるんだ。だからこの言い方は使いたくない」

-あなたは今シーズンの6月までインテルと結んだ契約があります。あなたの願いはインテルへの残留ですか?
「今シーズンの終わりまで何ヶ月もある。第一に今年よくやりたいということ、次に僕だけの都合にはならないだろうということ。インテルに残留したいと言うことは出来る、しかし僕が言ったように全てが僕次第にはならない。現時点では、でも、それらのことは考えない。一番大切なことはここに居る僕の家族がどう思うか、そして僕はここが十分良いと言うはずだ」

-ローマを相手にプレーした凄い試合の後ですが、スパイクシューズを脱ぐという気持ちは延期されたと言えますか?
「(編注:微笑む)分からないよ。1ヶ月後にもそう言えると期待しよう」

-数日前にある外国の新聞上にあなたの言明が載ったことに関して、あなたはインテルの経験の後にイングランドでプレーしてみたかったということですが。どうコメントしますか?
「実際にはそうは言っていない。僕がイングランドでプレーしてみたかったかどうかを質問されたのは、それが僕の子供の頃の夢だったことを知られていたからだ。僕は夢は時に叶わないものだと答えた。これからイングランドへ行くことや家族と共に移動することは絶対に無いと思う。僕にとって大切なのは僕の為にたくさん犠牲になっている僕の家族なんだ。今は彼等がどこに居るのが良いのか彼等が決めるべきだ」


http://www.inter.it/aas/news/reader?N=34121&L=it

(2006/8/28付 Inter.it インテル公式HP:イタリア語版より翻訳)

*訳者より:
訳注:
「ガラッティカ」(galattica:イタリア語)=銀河、スター集団の意。スペイン語では「ガラクティコ」(galactico)
「スパイクシューズを脱ぐ」=原文は゛appendere le scarpette al chiodo”で直訳は「スパイクシューズを掛ける」、引退を意味する表現です。

「スペインではあまり良い扱いをされていなかったし・・・。」この発言の元になっていると思われる“ガラクティコ発言”に関してのスペインでの報道記事を見つけたので訳しておきました。↓
http://blog.goo.ne.jp/figolog/e/5589c02f119e9cb0b3e8c3efb0136d7c

FIGO: "QUESTIONE DI MENTALITA"

2006-08-28 | Weblog
フィーゴ:「考え方の問題」

これはルイス・フィーゴの記者会見の概要の第2部である。

―フィーゴ、インテルは今シーズンの第一優勝候補です。このことは過度のプレッシャーをもたらしませんか?
「僕等がそのプレッシャーを全て感じられるとは思えないな。インテルのようなチームの中には常に勝つことに対するプレッシャーがある。今年だけではない。たぶんこのことについてはもっと後になって言われるのだろう。しかし、サッカー選手は常にその考え方でピッチに下りる、なぜなら、僕らは大きなチームに居るのだし、なぜなら、全ての試合に勝つために常にその考え方でいなければならない」

―今年のインテルは前シーズンと比べてどんなことがより多くありますか?
「僕らは良く補強されている、素晴らしい才能と経験のある選手達によって。僕らは試合するほどたくさんいるよ、実際 僕らは2チーム分いるし、監督は誰がプレーするかを決めるのが常に難しくなるだろう。そのことはいずれにしろ良いことだ、シーズン中にはあのようなたくさんの試合が僕らを待ち受けている」

―多くの人々は2006-2007シーズンのスクデットの勝利の為のインテルの最大の敵はローマになるだろうと言っています。同意見ですか?
「常に楽観的である必要があるし、勝てると期待している。僕らは勝利の為に働いている。仕事の中ではローマやミランのような他のチームやその他を尊重することも考えなければならない、我々には勝つための素質がある。スクデットだけではない。今シーズン僕らが争う他のタイトルもだ」


http://www.inter.it/aas/news/reader?N=34120&L=it

(2006/8/28付 Inter.it インテル公式HP:イタリア語版より翻訳)

FIGO: "CI ABBIAMO SEMPRE CREDUTO"

2006-08-28 | Weblog
フィーゴ:「僕らはずっと信じていた」

ルイス・フィーゴは記者達と会見した。“Angelo Moratti”スポーツセンターの会見場で、チームの午後の練習のセッションの初日に。これはポルトガル人ミッドフィルダーの言明の第一部である。

―フィーゴ、対ローマ戦では凄い試合を争いました。肉体的なコンディション、あるいは私達がピッチ上に見た新しいポジションは、よりふさわしかったのでしょうか?
「僕等が達成した結果がふさわしかったかは、僕には分からないよ。ピッチの中でのポジションは変えることが出来るだろうし、もし可能なら、いずれにしろ君が望むようにプレーするわけにはいかないだろう。基本的にシーズンの良いスタートの為に重要な結果を得た。それに勝利と共に出発するのはいつでも良いことだ。それから、サッカー選手がだいたい上手にプレー出来る、これは本人にとって良いことだ。しかし、重要なことはいつでもチームが勝つということだ」

―しかし、後半、インテルがピッチ上の配置を修正したとき、試合が変化しました。この新しい布陣をシーズンの継続の為に勧める気はありませんか?
「それは監督が決定することだ、僕の関わることじゃない。時には、しかし、どのようにプレーするかは、どのように行くか あるいはピッチの中に敵がどう配置しているかによって決まる。でもそれがサッカーだ」

―ところであなたはピッチの中で右でプレーするのと真ん中とどちらが好きですか?
「僕はピッチの中に居るのが好きだ」

―対ローマの試合の前半と後半で変化したことは何ですか?
「前半の後 別の夜になったんだと思う、基本的に“タオルを投げる”ことは無い。僕等にとって難しい前半45分の後、僕らはずっと結果をひっくり返すのは可能だと考えていた。自分達の中の可能性を最後の1分まで信じること、それが一番大切なことだ。前半は難しかったが、最後まで信じるという行為のおかげで勝つことができ、僕らは重要な成果を得ることに成功した」

―ところで、土曜日インテルは序盤なぜあのようにプレーしたのでしょう?
「スタートが悪かった。最初のゴールはローマのカウンター攻撃へのチームの配置ミスだった。敵の僕等を取り除くことも全く無しに、彼等の手柄だった」

―しかし、そのような試合の始まりは不安ではありませんか?
「思わないよ。僕らはシーズンの始まりにいる。ピッチの中の何人かの選手にとっては一緒にプレーしたのは2度目にすぎない。初めにこのようなミスを犯すのは、後になってからよりもむしろ良い。さもなければ回復する可能性が無い。今、未来の為に、そして適切な方向へ改善する為に働いている」


http://www.inter.it/aas/news/reader?N=34119&L=it

(2006/8/28付 Inter.it インテル公式HP:イタリア語版より翻訳)

FIGO: "UN TROFEO, LA MIGLIOR PARTENZA"

2006-08-28 | Weblog
フィーゴ:「トロフィー、最良のスタート」

最後には、華麗なプレー、決定的なゴール。初めは、非常に質の高いプレーの連続、大衆の拍手喝采、批評家たちの特筆、1つの声の合唱:彼にピッチで一番の男の王座を。ルイス・フィーゴ、土曜の夜の対ローマ戦での勝利、スーパー杯の完全な主人公。今日の午後行われた“Angelo Moratti”スポーツセンターの会見場で試合について記者達に語る「非常に素晴らしい。なぜなら、大切なトロフィーを獲得してのシーズンスタートは最良の事だ」

Inter.itは数時間の間に、ポルトガルのチャンピオンの記者会見の完全版を提供していく。




http://www.inter.it/aas/news/reader?N=34118&L=it

(2006/8/28付 Inter.it インテル公式HP:イタリア語版より翻訳)