アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

今どき「つぶやき」傑作選

2015年10月12日 | ドラミング

安保(戦争)法案を成立させ、内閣改造も終えて一段落の安倍政権だが、そのデタラメぶりは一向に収まる気配がない。

何やら「一億総活躍担当相」なる大臣をつくってはみたが、何をするのかは決まっておらず、これから「国民会議」を立ち上げて検討するのだという。

また、この大臣の略称をどうするかも問題になっている。
「一億総活躍担当相」ではいかにも長く、呼びにくい。そこで、例えば、「一億相」かあるいは、「活躍相」か「一億総括相」とするのか。

また、拉致問題も担当するから、「一億総拉致担当相」でもあるわけで、ここまで来ると落語の落ちにもならない。

そこで、最近の「つぶやき」傑作選を。

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ノーベル平和賞

2015年10月11日 | ドラミング

今年の平和賞は、「チュニジア国民対話カルテット」が受賞した。

2010年末から始まった「ジャスミン革命」の後、内戦の危機を孕み機能不全にに陥っていた制憲議会を再開させるため、与野党を仲介して民主的な政治プロセスを確立した功績が評価されての受賞という。

この結果、14年1月には新憲法が制定され、男女平等や人権尊重、報道の自由などが認められ混乱は収拾された。

新聞(朝日)は記事の中で、受賞4団体の代表がそれぞれ次のように語ったと伝えている。

● チュニジア労働総同盟 ~「国が危機に直面している時、2年以上にわたって4者が力を尽くしたことに報いる賞だ。」

● 産業商業手工業連合 ~「チュニジアの経験は、他の国にも”輸出”できる。」

● 全国弁護士会 ~「民主主義と自由を尊重する国を目指し、団結するに至るプロセスに贈られた。すべてのことは対話によって解決できるというメッセージになる。」

● 人権擁護連盟 ~「難しい問題の解決には対話が欠かせない基礎となることを示した。」

これらの教訓は、安保(戦争)法を廃止し、民主的政権を確立して(集団的自衛権行使の)閣議決定を取り消すため、野党間の協力を模索する我が国において、大いに参考にすべきと思う。

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新着ドーナツ~アルゲリッチの「モーツァルト・ピアノ協奏曲第25&20番」

2015年10月10日 | 音楽三昧

従来からの表題を継承する意味で「新着ドーナツ」としたが、実際には形のない「新着デジタルファイル」である。

MB(ミュージックバード)の放送からエアーチェックでデジタル録音した音源で、私家版「アルゲリッチのモーツァルト」である。

彼女のダイナミックな演奏スタイルからモーツァルトの協奏曲とはめずらしい。小生は、過去に聴いた記憶がないが何度か録音はされているらしい。

2013年3月、ルツェルン・イースター音楽祭でのライヴ録音。
クラウディオ・アバド指揮・モーツァルト管弦楽団との共演である。アバド氏は本年1月に亡くなったから、世界的に著名な両氏の共演は、このライヴが最後となった。

二つの協奏曲とも、アルゲリッチ氏独特のはっきりした指使いなのだが、どこか従来の彼女の印象とは異なる深い陰影を感じさせる演奏である。それだけに、聴くものを惹きつけてやまない。

収録曲:
・ピアノ協奏曲第25番ハ長調 K.503
・ピアノ協奏曲第20番ニ短調 K.466

ディスク:
・ユニバーサル ミュージック
・ASIN: B00HUD5ZK0  EAN:4988005812339

ジャケットの写真は、AMAZONから拝借しました。

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バングラの邦人殺害

2015年10月09日 | ドラミング

今月3日、バングラデシュで邦人男性(66歳)が殺害された事件で、過激派テロ集団ISを名乗る組織が犯行声明を出した。

バングラデシュ政府は、声明の信ぴょう性に疑問があるとしているが、いずれにせよ、日本人を狙った過激派テロであることは間違いなさそうだ。

これは、6日の新聞(朝日)社会面に載った記事だが、直後のノーベル賞フィーバーや、内閣改造のニュースに隠れて事件の捜査結果などが伝わって来ていない。

 

上記は、本年1月、安倍首相がイスラエルで行ったシリア周辺国への支援声明を機に、ISが後藤健二さんら2名の邦人を殺害し、引き続き蛮行を継続するとした流れを意味していないか。

もしそうだとすると、安保(戦争)法によって自衛隊が米国のお先棒をかついで地球規模で活動すれば、海外に居住する邦人(129万人)を一層、危険にさらすことになる

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ピョン太との別れ

2015年10月08日 | アーバンライフ

車を手放した。

当地(札幌郊外)に移住して半年、「日常生活に車はいらない」との結論に至ったからだ。

それまで暮らしていたニセコでは、食料の買い出しひとつをとっても車なしには成り立たなかったが、ここでは、リュックを背に散歩も兼ねて最寄りのスーパーに出かければよい。

旅に出るなら、JRの駅まで3分ほど歩くだけでよい。

勿論、車があれば、例えば、ゴルフへ行く際などたしかに便利だ。
しかし、ざっと計算してみると、車の維持費は(調達に要した費用も考慮すれば)月3万円ほどにもなるから、これだけのためにキープするのはいかにも不経済だ。

また、近年、加齢に伴う視力や集中力の衰えもあり、運転のリスクも考えなければならない。

という訳で、この10年来、家族同然に過ごしてきたピョン太(車のニックネーム)と別れることになった。少々寂しいが、その内慣れるだろう。

蛇足:これは、彼が拙宅(ニセコ)に来た頃の写真。



ホンダのFIT 4WDだが、この頃のFITは正面から見ると、両目をむいたガマガエルのようだったので、その名前をつけた。

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優勝逃す~菊池絵理香選手

2015年10月07日 | ギャラリー

今年のゴルフ日本女子オープン。

1日から4日まで石川県片山津GCで行われたが、最終日、2アンダーで並んだ3選手がプレーオフを行った結果、韓国の新鋭チョン・インジ選手が優勝した。

この試合、地元苫小牧市出身の菊池絵理香選手が終始試合をリードしていたこともあり、熱心に応援していたのだが、最終的にはプレーオフで敗れとても残念であった。

菊池選手は、トーナメントリーダーとして最終の18番ホールまで他の選手を1打リードしていた。
そして
、最後のパーパット(約3m)を決めれば優勝だったのだが、これを沈めることが出来なかった。

このパットは下りの難しいラインだったが、優勝への緊張感からか、ボールを(パターの)芯できちんと打てなかったため、途中からよろけるようにラインを外れてしまった。

また、プレーオフになって夕闇が迫る中、かなり気温も下がっていたようで、韓国の選手は、雨具を羽織ったりスラックスを重ね履きするなどして気温の低下に備えたのに対し、菊池選手は特に対策を行わなかった。

これがプレーオフ最後のティーショットを右にふかす原因になったのではないか。こうしたことにも、韓国選手の勝負に対するこだわりの強さを思わせた。(写真は、ネットから拝借しました)

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警鐘~益川敏英著「科学者は戦争で何をしたか」

2015年10月06日 | 読書三昧

ノーベル賞受賞学者の益川さんが著わした科学者への警告の書。集英社新書183頁。

 

益川さんは名古屋市のお生まれで、終戦直前の名古屋空襲では自宅に焼夷弾が落下。たまたま、不発弾だったため命拾いをしたという。

恩師の坂田昌一教授から、「科学者は、科学者として学問を愛するより以前に、まず人間として人類を愛さなければならない」と薫陶を受け、自己の研究に打ち込むことと同じように、反戦運動や労組活動を熱心に行って来たといいます。

昨今、憲法9条の解釈を変更して戦争する国に変える試みがなされているがとんでもないことで、いずれ民衆の手によって正されていくに違いないと、熱く語っています。(お勧め度:★★★)

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これほど露骨な~

2015年10月05日 | ドラミング

1日付けで「防衛装備庁」が発足した。

防衛装備の調達、輸出や開発などを一元的に担当するというのだが、同庁が掲げた「ロゴ」が話題となっている。

防衛庁によると、ロゴマークの中心の円は「国際平和に貢献していく」という意味を込め、地球をイメージしているという。

また、周囲の3本の線は、同省の代表的な兵器である航空機、車両(戦車?)と護衛艦を表わすというのだが、まるで世界中に兵器を輸出しまくるぞ、という意思表示のように見える。

盗作疑惑で使用を中止したオリンピックのロゴマーク問題があった後だけに、こうした問題に対する施政者のセンスのなさを改めて示すかたちとなっている。

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マニュアルはよく読んで

2015年10月04日 | 音楽三昧

MB(ミュージックバード)の音楽放送を楽しんでいるとご報告した。

ただ、これも今だから言えることで、当初、衛星(JCSAT-2A)からの電波を受信できず散々な目にあった。

アンテナは、真北に対して170度の(つまり、真南に近い)方向に向ければ良いはずだが、そのように設定しても、一向に電波が受からない。

あれこれやってもダメで夕方になり、その日はあきらめ、翌日、MBのサポートセンターと相談しながら再度、挑戦した。ローカル周波数やコンバーターに供給する電源の電圧をチェックするようセンターから指示があったが、確認結果、問題ないことがわかった。

結局、アンテナの方向調整以外にないということになり、再度、トライするも受かる気配がない。何度やっても結果は同じ。どうしたものか?

そうこうしている内に、(受信機の)レベルメーターの指示がわずかに上昇するポイントを発見。そこを中心に微調整すると、ようやく受信レベルが規定値を超え、正常に受信できるようになった。

何故、こんなに苦労する結果となったのか。
後になってマニュアルを読んでわかったことだが、受信レベルの表示には「タイムラグ」があって、受信機が電波を受信してから表示するまで2~3秒かかるのだという。

つまり、アンテナを動かしたら一旦その場で止め、しばらく待ってレベルメーターの指示を確認しさらに動かすという作業手順が必要なのだ。

それまでは、ゆっくり連続的に動かしていたのだが、この方法では、実際は電波を受信しているのにレベルメーターの指示は上がらず、受信していないことになっていたのだ。

(受信レベルの表示が)こんな変な設計になっているとは夢にも思わなかったが、いずれにせよ、マニュアルは熟読してから作業にかかるべきであったと反省しきりであった。

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ヤクルト優勝おめでとう!

2015年10月03日 | ギャラリー

昨夜の「ヤクルトー阪神戦」とても面白かったですね。

小生は、日頃、たまに野球中継を見るのは地元の日本ハムの試合だけです。

まして、セリーグの試合を見ることはまずありません。

ただ、昨日は、雨で順延となっていたヤクルトの優勝がかかった一戦というので観戦したのですが、とても面白かったです。

優勝がかかっていたからでしょうね。1点とるのがあんなに大変とは思いませんでした。

結局、延長11回裏に決着がついたのですが、それまで何度となくヤクルトが勝つチャンスがありながら、それが得点にならず延長戦にもつれ込みました。

それにしても、最後は、雄平選手の一塁線を抜くきれいなヒットで優勝が決まりました。

ヤクルトのセリーグ優勝おめでとうございます!

さよならヒットを打ち、ガッツボーズをしながら一塁へ走る雄平選手(毎日新聞から) 

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