アーバンライフの愉しみ

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フェルメール「牛乳を注ぐ女」@国立美術館(アムステルダム)

2018年05月06日 | ギャラリー

今回の欧州3ヶ国ツアー。

目的のひとつは、アムステルダムの国立美術館でフェルメールの「牛乳を注ぐ女」など4点の絵画を見ることでした。

この絵は、2007年9~12月、国立新美術館(上野)で開催された特別展で拝見していますが、何せすごい人でゆっくり鑑賞することはかないませんでした。

今回再会を果たしたわけですが、落ち着いた雰囲気の中でじっくり拝見することができました。

また、この絵画が表現する働く女性の持つ力強さと豊かさや美しさをしっかり確認することができました。(大きな絵がこちらにあります)

他の3点の作品、「手紙を読む青衣の女」、「恋文」と「小路」は、今回初めて拝見しましたが、それぞれとても良い絵だと思いました。

これら4点の絵が、ずらりと横並びに展示されている様は、さすがフェルメールの国ならではと思いました。

勿論、アムスの国立美術館と言えば、あのレンブラントの「夜警」があまりにも有名です。

正式名は、「フランス・バニング・コック隊長の市警団」というのだそうですが、それにしてもその大きさ3.8×4.5mには圧倒されます。

他に、「織物商組合の幹部たち」と「自画像」なども拝見しました。

また、17世紀オランダの(初めての)風景画家ヘンドリック・アーフェルカンプの「スケートをする人々のいる冬景色」も注目を集めていました。

一方、この美術館には、ゴッホの絵も3点展示されていて、中でも「自画像」は馴染みのある1枚でした。

ゴッホの「ひまわり」など主要な作品は、すぐ近くの「ゴッホ美術館」に提示されていますが、今回は訪問できませんでした。

いずれにせよ、これらの名画に親しく接することができ、遠くまで来た甲斐があったと思いました。

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