昨夜からの雨が続いてた。
揚羽は更二羽が羽化。
雨が止んだら飛ばしてやろう。
ジサマ連れて七戸の道の駅へ。
レストランで飯食ってると、
何やら声のでかい家族連れが。
6人連れらしんだが、
通常の4席のテーブルに不満があった様だ。
で、
私らが座っていたのは、
4席×2になったテーブル、
その端に向かい合わせで座ってた訳だ。
「ああ、そこなら6人座れる!」
と、移動してきた。
まあ、公共の場だ、
空いてたら好きなところに座れば良い。
が、
この家族、
兎に角、煩い。
親子三代の家族連れ、
その一族の息子と思われる私と同年代と思われる男が、
兎に角、煩い。
先ずは座る場所だ。
誰それはそこ、誰はここと仕切り始める。
不思議な事に異を唱えるメンバーが居ないのだ。
暫くすると、
嫁と孫がお茶や水なんかを運ぼうとしてた。
ひとつひとつ手に持って運んでくるのをみて、
爺が、そこにあるお盆を使えと。
まあ、
たかだか6人だ。
二人で運べば何て事はないのだ。
が、
この爺、
何度も何度も、嫁と孫に対して、
お盆の件をぐだめぎ続ける。
結果的に揃えばいいだろうに。
さて、
こうしてるうちにも、
声のでかい息子はあれこれと煩い。
少し黙っていられんのか?
頼んだモノが運ばれてくるのが遅いから始まって、
嫁や(自分の)息子に対しての指示、
そいでもって、
一番小さな娘には猫なで声で口に運んでやっている。
少し、声が止んだと思ったら、
今度はその自分の息子に対して何やらクレームをつけてる。
そういやぁ、
件の息子と爺以外の家族は声を発していない。
一切。
楽しいか?
いつもこうなのだろう。
せめて外で飯食う時位、
和やかに出来ないものだろうか。
少なくとも、
公共の場での食事なんだから。
(周りに他の人がいっぱい居るでしょ。)
ああ、
こっちの飯まで不味くなるわ。
物産コーナーで買い物して帰宅。
雨も上がったんで揚羽を飛ばしてやる。
声も無く、音も無く、
生命は空に羽ばたいていく。
育て、冬越えさせ、羽化させ、飛ばしてやる。
それだけ。
飛んでいくだけ。
私は、
何も求めない。
言葉が無くとも、
こいつ等はまた戻ってくる。
静かに、空を仰ぐ。