昨日の夕方、施設から連絡。
下血がみられるという事で、県病へ運んだと。
一昨日まで入院していたM病院は、
「様子を見て下さい」
との返答で診てくれなさそうだったので、
施設の看護師さんが県病に連れて行ってくれたのだ。
前日、入所したのだが、中々落ち着かせてくれない。
久々に救急救命センターへ。
外では介護車両の運転スタッフさん、
中には看護師さんが居てくれた。
多少の出血はあるが、緊急性は無いとの判断で、
帰っていいとの事。
検査が終わって県病を出たのは10過ぎだ。
二人のスタッフには遅くまで付き合って貰った。
感謝である。
9月から混乱の月日を過ごしてきた。
壮絶だった。
一時は、年は越せないと覚悟した時期もあったが、
奇跡的な回復をみせ、退院の準備になる。
しかしながら、ご存知の様に特養は中々空きが無い。
色々な人の話を聞いたが、やむを得ず有料に入れている家族が多い。
それでも休みの度に特養の見学に足を運んでいた。
在宅は困難なので老健は繋ぎであれば考えていたが、
それもこれも特養にエントリーしてからの事。
運良く、家から近い所にある特養が、
ショートステイで繋ぎながら長期の空きを待つという提案をしてくれた。
疲れ果てていた頭では今一つ理解出来ていなかったが、
M病院の連絡員がガツガツ話を進めた。
まあ、病院側の気持ちも分かる。
同様に(病院系列の)ケアマネも、あっという間に段取りを組んだ。
ケアマネと面談して4日後には退院・入所だ。
何も考える余裕の無いままに、入所の運びとなった。
ふと気が付き、「なんでここに居るんだろう?」と思った瞬間もあった。
11時近くになって施設に戻る。
夜勤のスタッフらが待っていてくれた。
ベットに移して貰い、落ち着かせ、私もようやく帰る事となった。
ありがとうございます。ご苦労様でした。
そんなありきたりな言葉に笑顔で返してくれたスタッフ等には、
本当に頭が下がる。
ここに来て良かったのだなと感じた。
さて、
まだ介護が終わった訳ではない。
新しいステージに入ったばかりだ。