保険の講習に行ってきた。
新商品の説明だ。
講習が始まってから、
遅れて入室してきたオバちゃんが。
歳は60歳位だろうか。
他にも空いてる席があるというのに、
(二人掛けの会議用テーブルだが、)
何故か私の席に腰を降ろす。
専門の保険代理店の人が多いんで、
皆、スーツだ。
そん中で、スラックスにブルゾンって、
まるでクルマ屋の様な格好をしているのは、
私くらい。
が、
そのオバちゃんは、まるで普段着。
まあ、
二人で浮いてて丁度良いか?
で、
そのオバちゃんが落ち着きがない。
(静かに進行している講習会にも関わらずだ。)
座ったと思ったら、
バックを上げ下ろし。
資料や筆記用具を、バタバタと並べ始める。
ペンを床に落とす。
座ったポジションを変更。
机を手前に引っ張るんで、
私まで位置がずれる。
(勿論、すいませんのひと言も無い)
ジャンバーを脱ぐ。
資料を開くと、掌でグイグイと押し始める。
また、ペンを落とす。
腕まくりを始める。
(因みに室内は寒い。デブは暑がりの法則。)
電話が入ったのか、バタバタと退室。
戻ってきて、ドスンと座る。
深いため息をつく。
缶ジュースのタブを開ける。
ジュースを啜る。
音を立ててテーブルに置く。
結構、響く。
参加者名簿が回ってきたんで、
先に私が書き込むと、
それが気に入らなかったのか、
また、ため息をつく。
気が散って、話が良く分からん。
それでも、ようやく、講習も終盤。
何か質問はありませんか、の問いに、
ハイって手を挙げたオバちゃん、
「二親等って何ですか?」
・・・・・・・・・・。
場内を沈黙に陥れる恐ろしきパワー。
いやはや、
色んな人が居るものだ・・・・