地震直後から停電していたんで、
その夜はラジオだけが情報源。
しかし報道側も混乱していたのだろう、
引き続き起こる余震の情報と、
注意を呼び掛けるだけだった。
津波があった事は分かったが、
その被害は分からなかった。
翌朝の号外を見て、驚愕の事実を知る。
津波の被害の大きさに唖然とした。
午後より電気が復旧。
ネットの情報で原発の事故の深刻さを知る。
津波に飲み込まれた街。
押し流された車、船。
これが日本なのか、
これが隣の県で起こった事なのか、
全く信じられない。
昨夜からTVを見てた。
多賀城なんかはアウトレットのある辺り。
去年、南海部品に行ったんだ。
海岸の目と鼻の先。
TVで映し出される情景は燦燦たるものだ。
宮城野区には3年くらい前だったかな。
前の会社に居たとき、
お客様の不動車を取りに行ったっけ。
会社にはいい顔されなかったんだ。
経費は出してもらえないんで、下道を夜通し走った。
今はいい思い出だ。
映像は確認していないが、
そこもかなりの被害があった様だ。
転勤組の方なんで、既に其処に住んでいない事を祈る。
宮古の津波が押し寄せる映像は、
まるで映画の中の出来事のように思えた。
これが、現実に起きた事とは。
宮古には、夏になると訪れる場所。
宮古ばかりでなく、久慈や野田、田野畑とか、
毎年走りに出かけている場所に大きな被害が。
お気に入りの場所の変貌。
今年は走りに行っても、今まで通りではないのだな。
なんだか、寂しい気持ちになる。
住民の方々の為に、
自分が出来る事は、
ほぼ無い。
せめて募金は。
先日納車で行ったばかりの小名浜も大きな被害な様だ。
そんなに賑やかな街でもなかった。
小さな港町。
日帰り納車した思い出の地になった。
お客様は無事だろうか。
塩釜の港湾事務所に勤務する社長の弟は、
2階に避難して無事だったと。
1階は水没。
クルマは流されたと。
青森は停電だけで済んだ。
丸一日不便な思いをしたが、
これからいつまで続くか分からない人にしてみれば、
不便のうちに入るまい。
青森でもこれから暫くは物資不足が続くだろう。
車関連だが、部品が止まった。
生産工場の再開の目途が立たないので。
お客様にはご迷惑を掛ける事になります。
何とか御理解を。