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そんな独り言
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やはりお金は、大事

2011年03月27日 14時58分59秒 | Weblog

昨夜の会合。
選挙のな。
クルマで行ったんで、飲まなかった。
今回の県議選の候補者がメインゲストだ。
ホストが市議の所為もあり、
この集まりも何だかそれなりに発言が出る様になってきている。

食品卸業の方々が多い。
今回の震災の影響と今後の政治に絡めた内容が多い。
まあ、私は場違いなクルマ屋なんで、
終始大人しくして居なければならない。

こういう発言が多かった。
市場関係者からなのだが、
普段は単価が合わないと、
見向きもしてくれない大手スーパーなんかが、
物流が止まった途端に、取引を求めてきたと。

総じて青森の市場のモノは市内の業者に卸される。
一軒当たりの取引量はそう多くは無く、
数多くの取引先を抱える事によって商売として成り立っている。
クルマ屋と変わらない。

今回の震災によって特需に湧いた様だ。
自治体からの依頼で、
おにぎりや弁当が何千人分レベルで注文があったそうだ。
自衛隊からの発注で特殊なビニール袋を10万枚等のオーダーもあったと。
缶詰なんかも仕入れる傍から完売していくと。
うん、景気いいじゃん。

皆さんもお気付きの通り、
本部直送の仕入れシステムを持つコンビニには全く商品が無い。
全国展開しているスーパーなんかも、同様だ。
棚がガラガラ。
かえって、地元資本のスーパーなんかの方が商品がある。
やはり、地元からの仕入れが強かった様だ。

流通業の話が盛り上がった。
一般消費者は大手がモノを沢山持っていると勘違いしている。
大手は在庫を持たないのだ。
若し、大手が在庫を抱えていたら、
大きな倉庫や中継拠点に経費を掛ける事になる。
そうすれば、その経費分は価格に転嫁される。
毎日のピストン輸送が大手スーパーを支えている。

地元の業者は経費を掛けてでも、
在庫を抱えねばならない。
何時発生するかもしれないオーダーに対応する為に。

会合の着陸点は、
我ら地元中小企業が、元気が出る様な政治を行って欲しいという事になる。
今回の震災直後、瞬間的な特需を迎えたが、
これを継続的にできれば、と。
国からの予算で建物を建てても、
大手ゼネコンに金が吸収されるだけで、地元に金は落ちない。
更に、その後も施設の管理費にまた税金を裂く事になる。
それなら、
地域振興券の類のシステムが分かり易いのだが、
単純に地元でお金を流通させれば良いのだ。

簡単な話、
居酒屋や飲み屋の地域振興券があれば、
飲食店が元気になる。
地元飲食店は、地元から仕入れる。
風が吹けば桶屋がの様に転がっていけば、
景気は良くなるのではないかと。

(流通しているお金が貯蓄に回ったら、という話は、この場では出なかった。)

皆、酔いが回っている。
どんどん話が盛り上がる。
青森県政の明日は明るい。

以前から言っている様に、
私は青森の景気を押し上げるために必要なのは、雇用だと思っている。
雇用が満たされれば、(または、安定すれば)お金の流通は良くなる。
人の流出も防げる。
景気対策には様々なアプローチがあるのだな。

酔いも回って、メインゲストは熱く語る。
今回は議員に立候補するのだが、
やはり市長を目指しているのだと。
その景気対策を推し進めるのは、議会では決まらないのだ。
強い首長が必要だ。
名古屋の様に。

日本全体にこういう風潮が出てきた。
青森も、
そういう流れに乗って行くのは当然だろう。

無関心では居られない。
そう、皆が思えば、変わっていくだろう。

コメント
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