ほぼ引き籠っていました。
午後はいつもの温泉に。
混む前にと思ったが、
駐車場は雪の所為か、停めるスペースが無い。
それでも温泉内は座るスペースがあった。
一人一台の利用客が多いのか。
まあ、
自分もだが。
洗い場で隣の人が気になる。
なんか、
あまり動かないのだ。
私はカラスの行水とまではいかないが、
長湯では無い。
テキパキと、体を洗うメニューをこなしていく。
早く帰って、ビールが飲みたい。
が、
隣の方、
30代と思しき男性(男湯だから当然)。
体は大きく、長髪。
少し動いては、止まる。
また少し洗っては、休む。
黙って鏡を眺める。
まあ、
各自、自分のペースってのはある。
私がどうこう気にすることではない。
私が髪を洗っているうちに上がったらしい。
気が付かなかった。
が、
(まあ、これも各自の習慣なんだろうが、)
桶と椅子を片付けないままに上がってしまった。
良くあるといえば、良くある。
私は多くの人と同じ様に、
自分の居たスペースを少しはきれいにし、
桶と椅子は元あった場所に片付ける。
そのままにして上がってしまう人も少なくはない。
問題は、
その置き去り方だ。
普通に置いておけば、後から来た人がそのまま座ったり、
たまに来る温泉のスタッフが片付ける。
椅子の上に桶を置いて上がってしまったのだ。
これは、
(例外もあるだろうが、)
「使用中」のサインではないだろうか。
また、帰ってきますよ。
というメッセージだと捉えられないだろうか。
このままだと、
この後ラッシュを迎えるこの場内において、
椅子や桶が足りなくなってしまう。
(事実、たまにある。)
仕方ない。
私が彼の分まで片付けて上がる事になった。
まあ、
良くある。
脱衣所では、
下を向いて、やはり、動かない彼が居た。
疲れているんだろうか。
まあ、
疲れるよな、色々と。
そんな事もある。
つうか、
そんな事の連続が日常だ。
恩着せがましい事を言うつもりはない。
誰かが、何とかするものだ。
そういうものだ。
シーンに応じて役割が変わるものだ。
だから、
気が付いたときに各々の役割を果たせば良い。
それが日本人のマナーだ。
最近、荒んできているがね。