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そんな独り言
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整合性

2010年09月23日 11時00分18秒 | Weblog
ヨーカド-とこのマンションに引き取りに行った。

マフラーが外れかけていて、
もの凄い音量だ。
普通に捕まるであろうレベルと思われ。

会社に戻ろうと、メガに向けて走ってると、
反対車線に警察車両。
お、やべ、アクセル、オフ。
事故処理で良く見るハイエースなんだが、
はて、現場っぽくもないが・・・・・・

原チャリが一台停まっているだけ。
信号待ちも、冷や冷やしながらミラー越しに警察を確認。
音に気付いて、こちらに走ってこないかと。

と、
路上に半キャップが転がっていった。
転がったというよりは、路面に叩きつけられたのだ。
ハイエースの陰になって見えなかったが、
若い男性が居るようだった。
次の瞬間、原チャリも蹴り倒された。
警官の一人が、路上を転がっていく半キャップを拾いに行く。

まあ、何が起こっているのかは大体想像がつく。
不満を身体いっぱいに表現しているのだろう。

ふと、
少し前に流行った「キレ易い若者達」についての報道を思い出す。
TV番組で面白おかしく作られたものなんで、
それが全てではないのだが。
インタビューを受けている若者が、
「俺って、キレやすいから、何するかわかんないですよ!」
なんて言葉を一生懸命吐いていたが、
ワルそうな子と謂うより、
なんか、
何処にでも居そうな少し弱々しげな子。
まあ、TVだしな。

キレ易い、って事を武器にでも思っているのだろうか。
そうする事によって、
大人に対抗できると思っているのか。

要は、自分を抑えることが出来ないだけ。

我儘を言えば、親はいう事を聞いてくれる。
自分が悪くても、反論さえすれば、先生は諦めてくれる。
大きな声をあげさえすれば、大人は引き下がってくれる。

身体は大きいが、子供はコドモ。

この先、
自分の思い通りにならない事が沢山あるのだよ。
もっともっと、
理不尽なものにぶつかっていくのだよ。
そして、
無力感に陥るのだよ。

程度の大小はあれども、
どこか社会整合性を欠いた若者が多い。
医学的にも、「知的障害を伴わない発達障害」と言われ、
多くの事例があると聞いた。

まあ、大袈裟な話だがな。



信号が変わった。

爆音を響かせて、私は走り去る。


ははは、

この私のしてる事も反社会的行為だわ。