今では僕も見慣れましたが、初めて見る人は驚くだろうな・・と思うものが、アメリカにはいくらでもあります。
もちろんアメリカ人が日本に来て、驚くものもいくらでもあります。アメリカでは、電車が走っている街が少ないので、日本の鉄道網や整然とホームに並ぶ人々を見て驚く・・これは有名です。でも、本当に海外から来た外国人が日本に来て、驚くものランキングをつければ、まず間違いなく1位になるものは何だと思います?数年前まで、これは間違いなく「マスクをした人が多い!」でした。コロナ禍の前までは。これが世界中で当たり前の光景になったのは、本当に悲しいことです。
さて僕が、アメリカに来て驚いたもの、それはアメリカの銀行のATMです。普通のATMではなく、ドライブスルーのATMがあるのです。
大都市にあるものは、このようにまるでガソリン・スタンド。間違って給油に入ったこともあります。やや郊外になると、30坪くらいの敷地のド真ん中に、1台だけATMがあったりします。それを先に見つけたのですが、「あれ何?」と思わず聞いたほど、インパクトがありました。こんなものに土地を使って採算が合うのか?そう思ったわけです。
ショッピングセンターの中や、コンビニのようなお店の中にあるのは理解できますが、ポツンと1台だけATMがあるのは、校庭のド真ん中に、郵便ポストがポツンとあるのと同じくらいの強いインパクトです。
もっと驚いたのは、そのATMの使い方でした。預金する時、お金をいれたら金額が表示され、「確認」ボタンを押すと思うでしょう?その時は違いました。お金を封筒に入れて、金額を表書きで明記します。そしてそれをATMに、車の窓から入れる。ATMはお金を数えてくれません。大丈夫なのか、銀行で尋ねると、「ATMでは預金しない方がいい」って。(笑)引き出しはATM。預金は銀行の窓口でしましょう!
そんないい加減なと思うでしょうが、そもそも貯金通帳が無く、ネットで全部管理ですから、これはもう文化の差としか言いようがありませんね。