三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

「カルメル山の聖母の荘厳記念」のミサ

2012年07月18日 | ミサ聖祭
ミサ当日のカトリック上野毛教会
(住所:東京都世田谷区上野毛2-14-25)

連日のように、腹立たしい出来事が続く。昨年、大津市で中学2年生が、いじめを苦に自殺した。ところが、学校や教育委員会は、責任逃れと自己弁護に終始している。小学校時代、教師の体罰と暴言に苦しんだ私は、こんな連中の事なかれ主義を見るたびに、はらわたが煮えくり返る。先日、社会的弱者をいじめ続ける野田佳彦首相も、テレビ番組で「いじめは卑劣な行為」と断罪した。だが、それは支持率を上げたいだけの茶番劇(フジテレビ制作)であろう。

7月16日(月)、上野毛教会で「カルメル山の聖母の荘厳記念」のミサに与った。ここはカルメル修道院の敷地内にあるので、きょうの記念日を特別に祝い、スカプラリオが授与される。これは修道士の肩布を模して、二枚の布切れをリボンで結んだもの。スカプラリオの着用によって、「聖母への奉献の目に見えるしるし」になるという。私が申込受付で確認すると、「(カルメル会の)スカプラリオが授与されるのは、カトリック信者のみです」とのこと。がっかり・・・。

午前10時、ミサ開祭。聖堂内は満席である。福音朗読は、十字架上のイエスが母マリアとヨハネに言葉をかけられた場面(ヨハネ19・25-27)。主任司祭の中川博道神父は、「マリアに包まれて、マリアと共にイエスを見つめ、イエスを愛し、キリストを探し、キリストを思い巡らす。それが、あらゆる本質を見極め、生きる道を開くことになるのです」と話された。神よ、カルメルの母であり栄えある后おとめマリアの尊い取り次ぎによって、わたしたちを助けてください。


青空と空色の団地。多摩某所にて。
<7月17日(火)、関東地方も梅雨明け>

◆この日のミサ中の主な歌:
ミサ曲は読誦(感謝の賛歌のみ典礼聖歌205)。入祭:ラテン語聖歌「Rosa Carmeli」、閉祭:ラテン語聖歌「Salve Regina」。
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