
年間第31主日を迎えたカトリック渋谷教会
(住所:東京都渋谷区南平台町18-13)
(住所:東京都渋谷区南平台町18-13)
10月30日(日)、渋谷教会で年間第31主日のミサに与った。この日は渋谷方面に所用があったこと、またロザリオの月の最終日曜日でもあったので、久しぶりに「やや丸顔のマリア様」にお会いしようと考えた。そういえば、私は今年5月の聖母月の最終日も、渋谷教会を訪れていた。偶然ではあるが、南平台のマリア様に導かれたのだろうか。私の母も若き日はこの教会に通って、「ノレ神父様から公教要理を学んだ」という。1964年、東京五輪の時代である。
渋谷教会に到着。南平台の丘の上は晴れ間が広がっている。この日はまた、渋谷教会の秋まつりでもあった。今年は東日本大震災の被災者支援のために、『一人ひとりにできること、繋がってるぞう 仙台・福島に!』がテーマとなった。バザー、抽選会、模擬店など、多彩な行事が行なわれる。既に大聖堂は超満員だ。 午前10時、ミサ開祭。福音朗読は、イエスが「だれでも高ぶる者は低くされ、へりくだる者は高められる」と諭された場面(マタイ23・1-12)。
主任司祭の田中信明神父の説教の前に、被災地の現状報告があった。田中神父は、「日常の小さなことを通じ、被災者と繋がることが大切」と話された。ミサ後、聖堂の外は芋を洗うような大混雑に。私はドミニコ会グッズのボールペンを入手。帰宅途中、あしなが育英会の街頭募金に出会う。若い女性が震災遺児のための施設実現を訴えていた。田中神父の言葉を思い出し、私も少額を寄付。主よ、家族を失った子どもたちのそばに、いつも寄り添ってください。

秋まつり、カトリック渋谷教会の中庭
<焼きそばやフランクフルトの香ばしい匂いが漂う>
◆この日のミサ中の主な歌:
ミサ曲1(典礼聖歌203-206)、入祭:典礼聖歌64「神は私を救われる」、奉納:典礼聖歌403「友よ聞こう」、拝領:典礼聖歌123「主はわれらの牧者」、閉祭:典礼聖歌400「小さなひとびとの」。