中野笑理子のブログ

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清々しいほどずぶ濡れ

2019年06月26日 | 日記
会社を出るときに一度手にした置き傘を、また傘立てに戻して出たのが運の尽きでありました。
いざとなったら駅前の100均でレインコートを買えばいいと思い、実際に100均でレインコートを買って着ました。
雨は小降りで、駅から母が入院する病院までの間もレインコート無しでもよかったかも、と思うぐらいだったのです。

病院を出て歩きだすと大粒の雨、風も吹いてきて、レインコートは何の役にも立ちませんでした。
フードは風でスッポ抜け、膝下まで長さはあるのにボタンはお腹までしかないために裾は風で暖簾状態、顔の正面からシャワーを浴びているような雨が眼鏡をかけていても目に滲みて痛い。
エレベーターの鏡の中には、全身から水を滴らせて真っ赤に充血した目の、人の形をした濡れ鼠が立っていました。

こんなにずぶ濡れになったのは何年ぶりでしょうか、鏡に映る自分の姿を見て笑いがこみ上げてきました。
玄関のドアを開けて風呂場へ直行し、湯船にお湯を溜めながらびしょ濡れの服を絞って、水でさっと洗ってから洗濯機に入れました。
洗濯機の音を聞きながらお風呂に入っているとまた笑いがこみ上げてきて、しばらく笑いが止まりませんでした。
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