元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

職場のモラール・モチベーションを上げるには?

2018-04-22 16:47:03 | 社会保険労務士
 監督者研修をやる前に!「嫌われない」リーダーになる!!
 
 職場のモラールやモチベーションを上げるために、会社としては、監督者研修を行っている。
 
 しかし、あるグループに限っては、参加したリーダーが監督者研修で教わった、よくいわれる「ほめる」を忠実に実行するのだけれども、なかなか思ったように実績が上がらないという。

 よく見てみると、そのリーダーは、部下から「嫌われている」のではないかと思えるふしがある。

 考えてみると、皆さん、学生の頃、好きな先生の科目は、いつのまにか勉強していて好きになり、嫌いな先生の教科は、嫌いになったという覚えはありませんか。
 リーダーにもそのことが当てはまるようです。これは、リーダー論たる技術的なものをいくら勉強しても無理ということになりそうです。

 もとろん、信頼できる人間関係の上に、監督者研修で教わった技術的なものを実行していくことは必要です。言うまでもありません。

 部下の大半から「好かれていない」上司であれば、そのまえに、部下から好かれる上司になることです。
 好きな上司の言うことには、素直に従いますが、嫌いな上司には、いやいや従いますので、モラール・モチベーションは上がりません。
 部下全員に好かれる上司になることはできません。信長の率先垂範型の上司もいれば、秀吉のような協調型の上司もいるかもしれません。部下全員に好かれることはできません。秀吉を好きであろうとも、少なくとも上司として、信長型上司を認めてはいるものです。信頼はどこかでしているものです。

 しかし、部下の全員に指を指されるような上司にはなりたくないものですね。

 監督者研修から帰ってきたリーダーが、やたら部下を褒めるようになりました。部下がひそかに囁きます。
 「取ってつけたように誉めるので、誉められているように感じない」
 「あの上司、ほめるけど、ますます嫌いになった。」
 「褒められるけど、ますますやる気がしない」
 
 自分はどうだと聞かれると、「好かれる」リーダーではなかったようであるので、あまり大きな声では言えないことではあるが・・・ 
 まずは、好かれるリーダーになることが、ベースになることは間違いないです。

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