思うがままに

Step by Step

ガステーブル購入

2007-02-28 | 家電
とあるホームセンターに出掛けた
かなり大規模なホームセンターではあるが、もう直ぐ閉店となるらしい
私が知る限り、この2~3年で半径10km圏内にホームセンターが5~6箇所開業して、完全な過当競争下で生き残りは至難の技とも言える状況になっている
このホームセンターは読みを誤ったのだろうか?
しかし、私にとってはそんなことどうでもいいことで、欲しいものが車でサッと行けて安く手に入ればそれでいい

店内はもう閉店準備に入っているのだろうか?
バイヤーらしき人がちらほら
展示品も少なくなっているように見えた
更に展示品の値引きのチラシが目立ったので店内を歩き回った

ふと、ガステーブルが目に付いた
前々からガステーブルを買い換えたいという妻の願いを聞かされていたことを思い出した
『このコンロ 古くなって汚いから、今度は掃除が簡単なガラストップの物が欲しいわ』
丁度妻の願いに合うガステーブルが展示されていた
表示金額から30%引き
その型番と値段をメモした
その後、私用を済ませ帰宅

早速、ネットで型番を入力して値段や口コミを調べてみた
ありゃ? これ既に製造中止になっているし、情報は凄く少ない
だけど、買値が27,860円なら結構いい線みたい
うむー 買いか?
展示品が無くならないうちにと思い、昼飯も食べず再度ホームセンターへ直行
まだあった! 先を越されなくてホッとした

家に戻ってセッティング
おおー さすがガラス 綺麗!

妻のご帰宅
「ガステーブル 買ったよ」
「ああ綺麗ね なんぼしたん?」
「28,000ほど」
「へぇー安いね」
・・・・・・
嬉しそうにスイッチを押したりして使い勝手を確認していた

さてさて、私より綺麗好きでない妻
1年後、このガステーブルは綺麗なままでいられるだろうか??

前のガステーブルは荒ゴミへ
しかし、金属系の荒ゴミは3月22日
それまでベランダに仮置きする羽目に・・・
購入時期を見誤った!

アクセラ 燃料メーターの考察

2007-02-23 | アクセラ

満タン法に頼らず月毎の燃費や平均燃費を見ていくには、走行距離は何kmで、消費したガソリン量が何リットルだったのかが分かる必要がある
走行距離はオドメーターから、そして給油量はGSで自ずと分かる

では、消費したガソリン量はどうやって知るかだ
それはあくまで目安にしかならないが、燃料メーターの読みからタンクに何リットル残っているか分かれば求めることが出来る

先般、GSで10リットル単位で合計40リットル給油した時の燃料メーターの動きを見たことがあった
更に、燃料残量警告灯が点灯する時の残量をマツダ/客相に問い合わせたところ、約8リットルであるという回答を貰った
燃料残量警告灯の点灯時が目盛りとして約1.2程度だったことと、E近辺では1目盛りが約2リットルであることから、Eに於いて残量は約5.5リットル程度だと推察できた

それらの情報をデータ化して散布図にプロットさせ近似式を求めてみた

出来上がったグラフが上図のものであり、近似式は次の通り

 Y=0.0144X^2+1.9305X+5.5  Y:残量(L) X:Eからの目盛り

ある程度長距離を走ることを前提に、出発前後の指針をメモしておけばおおよその燃費は算出できるはずである


昨今の車は、瞬間燃費、平均燃費、平均車速、航続可能距離等の情報が表示されることは珍しくない
特に前車のTIIDAで重宝したのは航続可能距離で「今日のドライブは約○○○km、ガソリンを多少でも補給しておくべきか? それとも我が家に帰ってからいつもの最寄のセルフで給油すれば良いか?」という判断が瞬時にできた
頭の中で計算してから、大丈夫か?それとも?と試行錯誤するのはコンピュータが発達した時代にはあまりふさわしいとは言えない

アクセラにも是非標準装備して欲しいものだ


リハビリを兼ねて梅林へ

2007-02-19 | ひとりごと
明日から妻は会社に復帰
そのリハビリを兼ねて梅林へ
何年も前に私は友人とテニス帰りにここへ来たことはあるが、妻は初めて
ちょっと風があるが日差しが暖かかった

「車 運転する?」と尋ねたが、「ううん、あなたが運転して」と妻は運転しようとはしなかった
まだ、体力が充分戻ってないのかも知れない

駐車場に車をおいて散策道を歩いた
しばらくすると梅林が見えてきた
広くなだらかな斜面に腰を降ろし、コンビニで買ったおにぎりとパンを食べながら五分咲きの梅の花を二人で見た
のどかに時間が流れて行く

今日は月曜日・・・
ここんとこ、私は仕事もせずに妻にかかりっきり
そんな時間があってもいいさ・・・なんて

妻 退院

2007-02-17 | ひとりごと
昨日の酒が残っている
頭が痛いし身体もだるい

朝一番、携帯にメールが入っていた
『なんか興奮して眠れなかった』
入院生活からやっと抜け出せると思うと嬉しいのだろう
そんな気持ち良く分かるし、私も嬉しい

8:30過ぎに家を出た
曇天だけど、今にも雨が降り出しそうだ
病室に入ると帰る準備が終わり、妻は時間を持て余していた
清算を済ませ(これが結構高かった! 個室だもんなぁ)ナースセンターに昨日買ったお菓子を渡した
婦長は「そんなこと気になさらないで下さい」と突き返されたが、「みなさんで食べて下さい ほんの気持ちですから・・・」というと申し訳無さそうに受け取ってくれた
「どうもお世話になりました」と二人でお礼を言って駐車場に向かった

妻はホント機嫌がいい
「神戸空港へ行こうか?」と妻が言い出した
あの呻き苦しんでいた姿はどこにもない
私も嬉しくなって「うん 行こ!」と快く返事した
ポーアイに入ったときパトカーに捕まっている車を発見した
この辺りは広い道路で見通しもよいのに制限速度は40km/hだ
スピード超過で捕まったのかな?なんて笑ってしまった
当の本人はショックだろうが、見てる他人はなんか愉快に思ってしまう

駐車場には入らず周りを車で流した
離発着する飛行機が見えた
飛行機を見て歓声を上げている妻を横目で見ながら免許を取って良かった!って思った
我が家までの道も比較的空いていた
途中スーパーに寄って今夜の食材を買った
「今夜は何にしよう?」
「鍋にしようか?」


久し振りの我が家
妻がはまたブツブツと小言を・・・
いつもの生活が戻ってきた
それでいいんだ!

入院10日目

2007-02-16 | ひとりごと
『看護婦さんたちへのお菓子を買って来て』と頼まれて近くのデパートへ
ホントなら今夜の友人との呑み会の前に三宮でと予定を立てていたんだが、お菓子を持って歩き回るのもいかがなものかと前もって買いに出かけたわけだ
それにしても、まだ退院が決まってないのに気の早いこと
何にしようかとお店を回って悩んだ
看護婦さんが何人居るのか知らないが、ある程度日持ちのするもので適当に量があるものを選んだ
これを持って夕方病院へという予定

デパートの近くのトヨペットのお店に立ち寄った
ブレイドを見せてもらった
サイドブレーキが気に食わないが、運転席に座るとアクセラより落ち着く感じがする
シンプルでどことなく気品があり開放感がある
2400のCVTは2000のアクセラと燃費ではほぼ互角の勝負をするんじゃないだろうか?
リアスタイルはもうひとつか・・・

そのあと、ついでに軽く洗車
拭き上げていたとき電話が入った
妻からだった
「どこにいるの? メールしても返信がないし、家に電話したら留守電になってるし、心配したやん」
「お菓子を買って来て、今洗車してる」
「あっ そうやったん で、退院が決まって明日の11時頃にしようと思ってるから迎えに来て」
「おおっ やったぁ! じゃ、早めに行くわ」
「もう、今日は見舞いに来てくれんでもいいけど・・・」
「電車やから、じゃ今日はやめとくわ」
・・・
そのあと、『やっぱり来てくれんかったら、なんか淋しいわ』というメールが入った


18:00に家を出て三宮へ
19:15の待ち合わせ
私が一番早かった
3人連れ立って呑み屋に入った
3年ぶりの再会は昔のことで大いに盛り上がった
明日の迎えのことを多少気にしながら、あまり呑み過ぎないようにしようと思っていたのだが、気が付くと焼酎を何杯呑んだのかさえ分からなくなってしまっていた
楽しい酒はホント気持ちが良いものだ
妻のこともすっかり頭から消えていた

入院9日目

2007-02-15 | ひとりごと
"寒のもどり"にしてはさほど寒くはない
しかし風がちょっと強いけれど・・・
今日は昨日より30分早めに家を出た
この方が車が少ないようだ

神戸の街並みが綺麗に見えた
私にも心の余裕が出てきたんだろう
妻の体調がすっかり戻ったら神戸空港からどっかへ出かけてみたいものだなぁ

いつものように病室のドアをノックした
ベッドの上じゃなく椅子に座って読書していた
そうかぁ・・・元気になったんだな
家から持ってきたリンゴとイチゴをテーブルに置いた
「食べてみる?」
「いやぁー まだあかんわ」
「イチゴの汁だけ飲んでみたら?」
私はイチゴの先っぽをかじって妻に手渡した
妻はイチゴを吸いだした
「おいしい?」
「うん」
吸い終わったイチゴを私はガブッと食べた
イチゴ好きの妻にはそれがたまらないシーンに写ったかも知れない

「パジャマ持ってきてくれた?」
「今朝、洗濯したから明日持ってくるわ」

『あれっ? 昨日新しいパジャマに着替えたんではなかったのか?』
退屈な病院生活では、身なりだけでも毎日変えていたいのかもしれない・・・

「もう帰るわ」と30分ほどで病院を出た
窓から私を見送っている妻の姿が見えた
ほんと 元気になって良かった!

今は元気になった妻を見舞いに行くことより、単にアクセラに乗ってドライブできることが私の楽しみになっているようだ
明日もこの車に乗って出かけよう!


いや、明日の夜は学生時代の友人と"ちょっといっぱい"やる日だった!
電車で行かなきゃぁ

入院8日目

2007-02-14 | ひとりごと
久しぶりの雨
いつもより30分の遅れで出発した
昨日より混んでいた 雨のせいか?
途中、携帯にメールが2度も入った
多分妻からだろう

駐車場に着きメールを確認した
『9:30からチューブを抜いてくれるので2Fへ行きます』
『もう着いた?』

良かったぁ!!

病室のドアをノックしながら覗き窓から妻の様子を盗み見た
ベッドに座って何をしてたんだろう?

早速、昨日買ったパジャマ代わりのウェアーを取り出して「着替える?」と妻に話しかけた
「あっ それ? うん いいやん!」と着てるパジャマを脱いで新しいのを着て見せてくれた
結構お気に入りの様子に私も嬉しくなってしまった

それと、朝のメールで頼まれた「ホジュン」というドラマの相関図のコピーも渡した
「これ、チャングムと同じ監督やなぁ どうりで面白いはずや 1話から5話まで昨日全部見てしもた 女官長さん、長官様、カンドック、オギョモ様も出てたやろ?オール・インのオッサンも出てたし・・・」と矢継ぎ早に話しても妻は4話と5話しか見てないようで私の話になかなかついてこれないようだ
それにしても韓国には他に俳優がおらんのか?と思えるくらい良く見る顔が出てくる
他愛も無いくだらない話で自然と盛り上がってしまった
それは、チューブが抜けたこと、殆ど普段と変らない妻の様子、そして私が選んだパジャマ?が結構お気に入りなことで私も安堵したからに他ならない

「元気そうやからもう帰るわ」と言うと「ホジュン見て帰ったら?」とつまらなそうに・・・

帰り道、事故を見てしまった
こんな平日でこれほど混むような道じゃないのにおかしいなぁと・・・
黒のbBが見事に反転してタイヤが上を向いていた
天井はつぶれてないので多分ドライバーは軽症程度で済んだんじゃないだろうか?あんな綺麗に反転するもんだろうか?
どんな運転してたんだろう?
お陰で両車線とも大渋滞

安全運転 安全運転 運転の基本を忠実に!
だけど、そんな運転していてもこっちが巻き込まれることもあるし・・・


夕方に1週間ぶりとなる風呂上りの顔写真、おもゆとココアと味の無いフルーツ牛乳(なんちゅう取り合わせや!)の夕食写真のメールが入ってきた
よっぽど嬉かったんだろう
無邪気な子供のような妻
我ながらいい妻だと思った

私は「写真見たよ 良かったねぇ」とそれだけを言葉にして返信した

『もっと気のきいたこと書けないの?』とブツブツ言ってる妻の顔を想像してしまった 

入院7日目

2007-02-13 | ひとりごと
今日もいい天気だなぁ

病院に着くやいなや携帯にメールが入った
「今、シーツ取替え中 会社に電話する」
そう言えば、携帯使うとお金が掛かるのでテレフォンカードを持って来てと言われて昨日届けたばかりだ
エレベータホール横の電話ボックスに妻が居た
なかなか終わらないので、談話室のテレビをつけて国会中継を見た
管直人さんが写っていた
この人もパッとしなくなってしまった

電話が終わった妻は私に気付いた
にこっと笑って「今、会社に電話しててん」と言った

いつものようにロッカーに洗濯物を入れた
今日は朝刊はお休みのため無し

「シャンプーしてくれる?」と言い出した
「ええよ じゃ、ナースセンターに行って出来るかどうか聞いてくる」
婦長さんが直々女性用の風呂に案内してくれてその段取りをしてくれた
なかなか良く出来てる施設だ

昔、私が入院したとき妻が頭を洗ってくれた
あの時は、共同洗面所で冷たい水しか出なかったなぁー

暖かいシャワーを妻の髪に流し、手のひらにシャンプーを落として少し泡立ててから洗い出した
「髪の毛が顔に当ってるやん ちゃんとしてよ!」と叱られた
「はいはい」
『そんな長い髪やからやないかぁ!』と文句をブツブツ
湯気とともにシャンプーの甘い香りが私の鼻を刺激した
女性の髪を洗うなんて初めての経験だった
ちょっと病み付きになりそう・・・
シャンプーを流し落とし、リンスも、そしてドライヤーで乾かしてあげた
「ああー気持ちいい! すっきり!」と妻はご満悦の模様

廊下を歩いていると、婦長さんから「シャンプー終わったの?」と声を掛けられた
妻は「はい ありがとうございました」と答えた
婦長さんが行ってしまったあと、小声で「仲のいい夫婦やと噂になってるかもね」と嬉しそうに言った
「はははっ」と私は照れ笑い

病室に戻ると「パジャマ買ってきて」と言い出した
首筋がこうで足元がこうで暖かそうなもの・・・と、好みをあれこれと・・・
「うん 何とかしてみる」

家の近くのユニクロに行った
女性物のインナーウェアーを物色したが、どうも人目が気になった
店員に「女房が・・・」とモゴモゴ
「それなら、これととあれと・・・」と案内してくれた
しかし、レジに持って行く勇気がない
『こりゃ あかん 変なオッサンや!』

仕方なしに男性用のインナーウェアーを見ることにした
『男性用のSサイズならきっと合うやろ』と女性でも着れそうな色合いの物を選んだ
『これならOKでるやろう・・・』

明日 これを見るなり
『あんた アホちゃう?』と罵声が飛んでこないことを願うばかり・・・


入院6日目

2007-02-12 | ひとりごと
昨夜はホント寝れなかった・・・

今朝も良い天気だ
昨日より30分ほど早めに家を出発
道路も空いていた

病室のドアをノックするとトイレから出たばかりの妻の顔が覗き窓から見えた
元気そうだ
Tシャツやパジャマをロッカーに入れ、いつものように朝刊をベッドの上に置いた
昨日髪を洗ってもらったようで気分もスッキリしたようだ
早くチューブが抜けたらもっとスッキリするのに相変わらず鼻からチューブがだらーんと垂れていた

「今日は昨日と違って風が弱いから外に出てみる?」
「うん」
廊下を歩きエレベータに乗り外へ
ポカポカとした陽気
でも、ビル風があって「ちょっと寒いわ 帰ろっ 足がフラフラするわ」と言い出した
そりゃそうだ 点滴だけで入院した日から何にも食べてないものなぁ
「もうちょっと歩いてみるか?」
「うん」
院内の廊下を機械を転がしながら歩いた
途中、レストランがあった
「もう1周歩いてから、レストランで昼ごはん食べてから帰ったら? 私、食べるの見ててあげる」
「ええの?」
レストランにはまだ誰も居なかった
また廊下をぐるっと1周してレストランに入った
カレーライスを食べた
妻は隣で食べる私を見ていた
「おいしい?」
「うん まあまあ」
ひとくちでも食べたいだろうなぁなんて思いながらも完食
病室に戻り明日のことを確認した
「ちゃんと白いご飯食べてね」と、またもや小言が始まった
「はい わかった」
エレベータまでついて来た妻に「ほんじゃ」と言って別れた

帰りの道は今日も混んでいた
ドライブしたくなるような小春日和だった

コープで冷凍食品を買出し、今夜はそれとビールで・・・

明日も「白いごはん食べたよ」って素直に言えそうにない

入院5日目

2007-02-11 | ひとりごと
朝 目覚めて隣に妻の寝顔が見えないことで、また一人の自分に気付いた
世間は3連休のど真ん中
カーテンをあけると爽やかな青空が広がっていた
洗濯機に汚れ物を詰め込みスイッチを入れた
無意識にも今、私がしなければならないことが勝手にできてしまった

いつも朝はヨーグルトを食べさせられる
賞味期限が迫ったボトルが冷蔵庫の奥に3つもあるのに気付いた
大きなスプーンでモクモクとすくって口に放り込んだ

『からだにいいから 食べんとあかんよ』
『はい はい 食べるやん! うるさいなぁー』

朝食は無言のまま、あっという間に済んだ

さっと朝刊のテレビ欄に目を通した
『おっ ラグビーがある!』

神戸市街地に向かう道路は比較的空いていた
今日は45分で病院に到着
平均車速に換算して約33km/h これくらいで走れたら充分だ

病室に入ると妻は昨日の新聞をベッドに広げて読んでいた
私はカバンの中から「はい 今日の新聞」と言ってベッドに置き、タオル、下着、靴下等をロッカーに詰め込んだ

相変わらずチューブが鼻に入っていた
「上向いてる鼻が余計上向いてしまうかもなぁー」と妻をからかった
「ほんまや だんだんお父さんに似てきてしまうわ」
そんな言い方をするときは本調子
「昨日 何食べたん? ラーメン食べたらあかんよ! 野菜もちゃんと食べてよ ビールは1本やで!」と益々本調子
「ちゃんとやってるよ!」とラーメンを食べたのを見抜かれた私はオドオドしながら反論

「今日なぁ ラグビーがあるから早めに帰るわ」
「ええ? ここで見て帰ったらいいやん!」
「そんなちっちゃなテレビなんかあかんわ」
「さびしいなぁー」と私のわがままに精一杯反論してきた

私はラグビーが好きで好きで・・・
神戸製鋼が出ない日本選手権が物足りないけど、今日はヤマハVS関東学院戦!

12時前に病室を出た
妻は見送ると言って下まで機械を転がしながらついて来た
「ちょっと風が冷たいからなぁ ここでええよ」と言うと、淋しそうに「うん じゃ気をつけてね」と言った
振り返ると手を振りながら笑っているようで、でも淋し気な妻の姿が見えた
私は笑顔で手を振った
『俺ってひどい人間かも・・・』


家の玄関の鍵を開けた時、携帯に電話が・・・
「あのー Tシャツは持って来てくれんかったん?」
「ロッカーに入れたけど・・・ちゃんと見なさいよ」

あれ? Tシャツ? 入れたかなぁ?

「ちょっと待って ああー お前の部屋に置いたまんまやったわぁ」
箪笥から取り出したTシャツがそのまま積んであるのが見えた
「明日 持って来てねぇ」
「はいよ」

こんな私だから 妻からは全幅の信頼が無いのかも・・・・