思うがままに

Step by Step

これでもカーナビか!

2007-08-31 | アクセラ
アクセラにつけたAVIC-XH009(オンダッシュナビ)
パイオニアのサイバーナビで機能的にはTOPクラスという評判だと聞いていたのに・・・

私がこのナビを選んだのは「DVD-RでMP3/WMAが聴ける」ということ、そして高価なもんを選んでおけば「後悔しない」だろうということだった


だけど、砥峰高原、更に岡山・広島旅行で『この役立たず!!』と罵声を上げた

砥峰高原では、おおかわちロードレースと重なってしまい林道を走ることになってしまった
しかし、ナビは道を表示してくれない
どの道(県道、国道?)へ辿り着くのかも分からなかった
何とかなるさ・・・と安易な気持ちがいつしか不安一杯
アスファルト道路が、いつしかダート道となり、路面から突き出した石で車底を擦ってしまった
延々10km以上は走ったようだ
すれ違う車もなく崖と谷と石ころの道
好き好んでこんな道を走るのは「林道愛好者」くらいだろう

一発で広域に切り替えるボタンがなく、もちろん詳細にするボタンもない
わざわざ画面をタッチしての二度操作となる
(前車ティーダのMOPナビの方が断然良かった!田舎道のデータは豊富だったし・・・)


岡山・広島旅行では何度も交差点でどちらへ曲がるべきかのガイドがなかった
これは、前々から気になっていたことだが、細い道の分岐や一旦停止の交差点でよく起こることだ
四度ほど交差点を間違えて後戻りを余儀なくさせられた
(そう、田舎道をよく走ったから・・・)
また、交差点を直進すべきところを「左折せよ」とガイドされたことには完全に閉口してしまった

このナビは田舎に行くほど精度が落ちて情報も乏しいらしい
いや、それが事実であり真実
渋滞が画面に表示されたり、踏切や右折車線等の事前案内もあって重宝するものの、カーナビ本来の道路情報が欠落しているのは許しがたい
せめて、昭文社MAXマップル関西道路地図(1:100,000)の道路くらい全て表示してしてくれないと困る

出てきた私の結論は、二度とパイオニアのナビは買うまい!!


山行きのドライブは『必ず道路地図帳を持参して出かけましょう!』

広島・岡山旅行 3日目

2007-08-27 | ぶらっと

お目覚め爽やか

さあー 朝食前の早朝ドライブへ!

まずホテル前が慌しくならない前に記念撮影


吹屋の集落は朝食後ゆっくり散策の予定だから、元仲田邸方面へ向かって車を走らせた
細い道を下って行くと吹屋/下谷の集落があった
朝の静けさの中でベンガラの色合いが私の目を惹き付けた
車を停めて歩いてみることにした
ここが高梁方面から来た場合の吹屋の玄関口となるようである




案内板に延命寺があったので、そちらの方へ行ってみることにした
山門の左側に大きなイチョウの木がそびえていた


元仲田邸くらやしきへ
ここもベンガラで凄い邸宅だ


こっそり塀の上から写真を撮った




どんな所なのか見てみたくなって中に入って行った
この屋敷は今は宿泊施設となっているようだ
私はバツが悪くなって(不審者じゃないよ!)こちらから話しかけた
「ここに泊まっておられたんですか?」「はいそうです」
「ここは朝は庭の掃除をしなければならないんですか?」と変な質問をしてしまった
「いいえ、そんなことはないんですが・・・ ただしたかっただけなんですよ」という返答
えらいね 最近の若者は・・・(昔の私もそうだった・・・??)


このあと、ナビにブツブツと文句を言いながら県道300号線を成羽町を目指して進んで行った

何やら前方に大きな岩が迫ってきた
「何 これ!」と思わず叫んでしまった
この辺り一帯が羽山渓のようだ
車を降りて岩の正体を見てみた
凄い岩のオーバーハング!(落石注意どころではないぞー)






このあと、車1台しか通れないトンネルを潜り抜け、更に通行止めでは?と勘違いしそうな岩のトンネルに出くわした
また車を停めて様子を見てみた
トンネルの入口には別の車が停まっていた
何やら上の方でワイワイと若者の声が聞こえた
ロッククライミングに興じているようだ
この岩の中をビクビクしながら潜り抜け、県(険)道300号線を成羽へ向かって南下した


成羽美術館に到着
この美術館は
建築家の安藤忠雄氏の設計によるもので、コンクリート/水/緑が絶妙に調和した見事なものだった
簡素な中に気品と機能を融合させた建築物とでも言うのであろうか?
到着したのがAM7:20 当然開館していない




水面に映るコンクリート壁が美しい
この姿もひとつの絵画にさえ思えた


美術館の外を一回りしたら側溝に魚が一匹泳いでいた
何ていう名前なんだろう? 田舎育ちのなのに魚の名前はちんぷんかんぷん



綺麗な成羽川沿いを走り、その川に沿って県道33号線へ分岐した
山と川そして集落が点在する景観豊かなドライブコースだ
途中、つり橋を発見(用瀬橋)








成羽川とも別れて西江邸へ向かった
玄関まで入って写真を撮っただけ・・・








さあーラフォーレ吹屋に戻って朝食  もう8:30だー
食事をしながらウェイトレスやコックさんと雑談
会話のなかで「羅生門へ是非行ってみてください 私としてはあそこがとても良かったです!」とウェイトレスのリコメンド
「じゃ 帰りに立ち寄ってみます」と私は快く彼女の厚意を受入れた

宿をあとにして吹屋の町並みを散策
ベンガラ ベンガラ ベンガラ どこかしこもベンガラ
田舎の近くの今井町も良い処だけど ここもなかなか趣があって素敵だ
そんな中、片山邸で出合った地元のおじさん
良く喋る愉快な人だったーー
散策している間もちょくちょく顔を合わることになって、お互い笑顔で会釈
(写真を撮っておけば良かった。。。。)




ここで、あのおじさんと会ったのだ!
ここで妻は何かを買った(何だったのか忘れた)





吹屋の町並みを堪能してベンガラ館へ向かった
ここでの写真がない?
ベンガラの製造工程などが紹介されていた

次は笹畝坑道へ
江戸時代は日本6大銅山の一つだったらしく、その遺構へ入った
中は天然冷蔵庫で涼しい!(ちょっと湿気が多いが・・・)



さて、是非とも行ってみたかった広兼邸へ
映画「八つ墓村」のロケ地になった勇壮な邸宅である
思ったより小さかったが、綺麗な石垣はまるで城郭そのものだった
庄屋のわりには邸宅から見渡す景色の中に田んぼがあまり見えてこないのが気になった
(周りは小高い山が見えるのだけど・・・)





















広兼邸をあとにして、無明谷を通りラフォーレ吹屋のウェイトレスご推薦の羅生門へ向かった
妻が撮った無明谷の写真を見て愕然。。。 凄いところが写ってないではないかぁ!












この県道50号線はとにかく細い
途中ナビの案内がなくて脇道に2度ほど入りこんではバック(本当に役立たずのナビである)
国道180号線の近くだったか?長く広く勾配のきつい直線道路があった
私にとっては下り坂、それが急に細い道になったのはビックリした
おまけに前から対向車が! (油断禁物)

高梁川を渡りそのまま県道50号線を走った
昼食は『そば道場』へ 人が多くて待ち時間が長く、そばが出てくるのも遅かった。。。
けんちんそば並630円を食べる


羅生門の案内板が見えた
さて、今回の旅行の最後となる景勝地である


帝釈峡の雄橋より規模としては小さいが、こちらの方が自然っぽくて良い













北房ICから中国自動車道に入り、我が家へ戻った

昔仕事で訪れたことがある高梁へも行ってみたかったのだが、それは次回のお楽しみ。。。。
 


広島・岡山旅行 2日目

2007-08-27 | ぶらっと

昨夜は早く就寝したけどあまり良く眠れなかった

さあ 早朝ドライブへ
下帝釈峡へ行ってみよう
休暇村の掲示板にあったマップをコピーしてもらって帝釈川ダムへ
フォグランプを点灯させるほどのものではなかったが朝霧が立ち込めて見通しは良くない
それより、ナビが道を表示してくれないのでマップと合っているのか不安になった
道はやがて行き止まりとなり、案内板に従ってあとは徒歩でダムに向かった
結構急な坂道でヘトヘト
やっとダム湖が見えてきた
そこから湖岸の遊歩道を歩いてダムへ

よくもこんな所にダムを造ったものだ!
左の岩が"太郎岩"と呼ばれていて凄い絶壁となっていた
霧が晴れればもっと綺麗にみえたのだろう 残念!






上帝釈峡より下帝釈峡の方が景観的には素晴らしいようだ
朝のきつい散歩は辛い
今度は急な坂道を登って車に到着
まだ霧が晴れそうにない


もっと下の方へ行ってみよう…となり車を走らせた
当然ナビは道を表示してくれないから休暇村のマップが頼りなのだが、どこを走ればよいのか皆目分からなくなってしまった
途中、細い三叉路を右に曲がった途端、宅配便の車に出くわした
(民家のないこんな山道、しかもこんな早朝に宅配便の車と遭遇??)
気味が悪くなった (向こうもそうだったのかも知れない)
すれ違い出来ないので私は後ずさった
運転手の顔も見た
そんな変なおじさんでもなさそうなので「帝釈峡の川の近くまで行こうとしてるんですが、この道は行けるんですか?」尋ねてみた
「いやーこの先は行き止まりだよ もっーと下の方の道からなら行けるけどね」と答えてくれた
(この先 行き止まり? そんな所からなんでこんな朝早くに出てきたの? 鬱蒼とした森がホラー映画の一シーンとダブって見えた あの車の荷台には惨殺死体が??)

妻が「もう戻ろう」と言い出した
私も同意!
休暇村へ戻る道をちょっと遠回りしてみた
県道か町道か知らないが、こんな道ならナビにデータがある
と言っても車1台がやっとの道が延々と続いた
道中、目の前に動物が出てきた!
イノシシの赤ちゃんだ! 親とはぐれたんだろうか?
車から慌てて逃げ出すイノシシ 私はカメラを取り出してパシャリ
(北海道での鹿を思い出した)


休暇村に戻ってロビーに近い処に駐車した
朝食(バイキング)をとったあと、さあ出発しようと車を見たらアクセラの前にティーダが停まっていた
にらめっこでもしているように向き合って・・・
今となってはティーダよりアクセラの方が幾分格好が良いと思ってる
(それにしてもプライバシーガラスの色が薄いなぁ)





さあこれから巨木めぐり~

先ずは迷いに迷った
帝釈始終のコナラ(凄い!)、細い県道(険道)447号線~県道57号線を通って白鬚神社、ある民家で場所を尋ねた森湯谷のエドヒガン、亀山城跡の小奴可の要害桜を見た
道を更に北に向かうと前方に小奴可の町が見えた
「小奴可の駅に行ってみよか?」と妻に話しかけた
「まあー時間があれば・・・ もう何年ぶりやろか? 小ちゃいときのことやからなぁ」と妻は嬉しそうだった
JR小奴可駅は芸備線にある
妻は昔のことを懐かしむように駅をじろじろと見ていた
駅舎は昔のままらしいが・・・
「写真 撮ってあげよー」と言うと嬉しそうに笑った
きっと気持ちはあの頃の『少女』だったんだろう


壁の時刻表を見てみた
日に3本しか走ってなかった
なんて処か?!




祖母の実家はこの辺りだそうだが、立ち寄ることもなく次の木巡りへ車を走らせた
板井谷のコナラを見て、次は北村神社
妻は車の中から出て来ようともしない

「トイレに行きたい」と言い出した
近くの道後山高原クロカンパークにトイレがあるだろうと園内に入って行った
すると「ひばごん郷温泉すずらんの湯」という日帰り温泉施設があり、そこでトイレを借りた
あまり人はいないようだったけど、とても立派な施設だった
こんな田舎にも日帰り温泉というものがあるんだぁー
妻はこんな処に来ると決まっておみやげ物を物色する
(まあー巨木にさほど興味のない彼女にとっては気分転換になったかも・・・)

国道183号線を南下して行ったら”ジェラード”(二人とも大好物である)の看板を見つけた
お互いの意志は”立ち寄る”である
さっきも休憩したのに、またここでも休憩かぁ  でも美味しかった!

さて、次は老杉の見事な
熊野神社
そしてお昼に神社前の「イザナミ茶屋」に入って腹ごしらえ もう昼の1時になってしまった



ここのイチオシはイザナミ丼だとか・・・
で、私はイザナミうどんを頼んだ
(お客は男性一人と私たち夫婦だけなのに結構時間がかかった)
出てきたのはこれ↓お餅が入っていて結構ボリュームがあった!
(お餅を焼くのに時間がかかったのか?)



食堂のおばちゃんと色々と話しこんでいるうちに「このゴーヤ食べる?」と大きなゴーヤをくれた
さらに「この煎餅もどう?」と押し花付きの煎餅もくれた
(あのもらった煎餅食べたかな? いや食べてないような。。。。)

のんびりと一人旅をしてた頃はこんなこと一杯あったなぁ~(懐かしい・・・)

さて時間が足らなくなってきた
次は
熊野の大トチ(さすが国指定天然記念物だけあって見ごたえ充分)へ

この後、比婆山麓の細~い道を延々と走った
ナビは道を表示してくれない(この役立たず!) ホントにこの道でいいんだろうか????
何とか広い道に出られて、ほっと一安心

次は
上湯川八幡神社(妻は車の中から出てこない)、南の八幡神社(妻を連れ出した)
枝垂れ桜が有名な
円正寺と金秀寺(葉桜を見ても?)、そして今回の巨木巡りのメインである上高野山乳下がりイチョウを見た

何だか妻は面白くなさそう
ちょっと気を利かせて毛無山へ登ってみることにした
毛無山牧場でアイスクリームが食べられるということをネットで掴んでいたからだが、なんか寂れていてのんびりしたくない雰囲気だったのでそのまま北の方へ車を走らせた
ここは農地開発地区らしく、プチ富良野のような所だった
「北海道に来たみたいやなー」と嬉しくなった
(あいにく写真には畑の景色が写っていないが・・・)







予定の時刻が多少遅くなっている
庄原市街に向かって車を走らせた
途中、結構楽しみにしていた
川北の大柿とご対面
時間がないので慌しい!!

もう16:00を過ぎてしまっていた
さあー 今日の宿であるラフォール吹屋に向かって広島県から岡山県へ移動!
庄原IC~新見IC
遅くなってしまったが、途中「無明谷」に寄ることにした
車を路肩に停めて歩いてみることにした

『道もなく昼なお暗き無明谷開きし人の徳をしのびて』の石碑が無明谷の入口にあった




車は殆ど通っていないくて、静かで不気味な・・・
約1kmくらい歩いただろうか?
この辺りで引き返した


無明谷の入口から少し南側に「萬歳の泉」があった
昔はこの泉で喉を潤したのであろうが、この水を見るとその気にはなれなかった



吹屋への案内板が見えた
細くなったり広くなったりのくねくね道を登って行った
赤茶けたベンガラの家屋が見えてきた これが吹屋の集落
集落の中を通りラフォーレ吹屋に到着
吹屋小学校のすぐそばの中学校の跡地に木造校舎をイメージして建てられたリゾートホテル(?)である
趣のあるホテルだと見た瞬間に感じたが、部屋は最悪だった!
部屋は意外と狭く無理やりベッドを2つ入れたような造り
天井には蜘蛛の巣があり、アルミ窓枠には虫の卵?のような大きな塊が!
私は案内してくれたホテルマンに「この部屋は今まで使ってなかったんですか?天井に蜘蛛の巣がありますよ 窓枠のこれ何ですか? もう少しお客様を迎えるという気持ちを持ってください」と皮肉を口走った
学生の頃のユースホステルじゃあるまいし、高いお金を払って利用しているのに、この扱いは??

部屋を出て中庭の写真を撮った(泊まった部屋は1F/奥から2番目)


夕食はレストランでバイキングではなかった
ちょっと楽しみがないが、この方が落ち着いて食事ができる
ウェイトレスが「吹屋小学校がライトアップされますから是非見に行ってください」と教えてくれた
食事が済んで外に出た
吹屋小学校はすぐとなりにある
プールに移った校舎が綺麗だ(ちょっと平等院ってな感じ?)


まだ現役の校舎で岡山県の重要文化財とのことだ


ホテルに戻ってお風呂に入り、中庭で繰り広げられるお兄ちゃんの上手くないフルート独奏を聴きながら眠りについた
今日はちょっと疲れたなー

さあー明日も早朝から朝食前のドライブへ行くぞ~


広島・岡山旅行 1日目

2007-08-27 | ぶらっと

仕事も一段落して、いよいよ今日(8/24)から車で旅行
妻にとっては夏休み

今回は広島と岡山への旅行だ
1日目:新見IC~鯉が窪~東条~帝釈峡~休暇村帝釈峡
     264.1km、13.3km/l

2日目:備北の巨木めぐり~ラフォーレ吹屋
     241.4km、12.4km/l
3日目:吹屋散策~広兼邸~無明谷~帰宅
     277.6km、13.4km/l
という行程

朝早く目覚め、ゆっくり朝食をとって7:30の出発
滝野社ICから中国自動車道を走った
アクセラは本当に運転が楽だ
ティーダでもこの道を何度も走ったけど、ハンドルの微修正が頻繁でスピードを上げるとふらついたようになって怖かった
それからすると高速走行は断然アクセラが上回っているし安心してスピードが上げられる
そんな印象を再認識したのも束の間、すぐに加西SA(8:50頃)で妻とバトンタッチ


妻のテンションも上がってきた
やがて、次の休憩地の勝央SAに到着(9:40頃)
やはり平日だから空いている


そのまま妻に運転を任せて、次は大佐SAに到着(10:30頃)
閑散としたSAだった
山陽自動車道もあるので中国自動車道は交通量が少なくなったのかも知れない
私は腹が減ったのでラーメンを食べた 500円だったか?


更に妻の運転で新見ICを降りた
交差点に「日本一の親子孫水車」の案内板が見えた
目指すは"夢すき公園"


確かに3台の水車が回っていた
しかし、流石にこの直径なら木製と言うわけには行かないようで、立派な鉄骨製の水車だった
観光客の受け狙いに作られた公園・・というところか
面白くない!


せっかくだから記念写真をパシャリ

妻のいつもの皮肉たっぷりの口癖「イイモン見せてもろた」 ・・・・

さて次は道の駅鯉が窪へ(11:45頃)
ここでパンを買った

いつも道の駅で情報を仕入れるものの、ここは資料が少なかった

この道の駅の近くの獅子山八幡宮
最初の巨木とご対面であったが、そこそこの巨木で感動が沸かず

ナビを鯉が窪にセットして、途中に矢田の石仏(県重文)とご対面(12:10頃)
石仏が好きな私には物足りないものだった



妻は車から出ようともしない
車の運転に疲れたのか? いや、単に興味がないからか?

さて、次は日本の秘境百選のひとつである"鯉が窪湿原"に到着(12:25頃)
"西の尾瀬"とも呼ばれているとのことで期待
(しかし、それにしても暑い!)
駐車場には車が2台  平日で、こんな暑い日に、そして花も少ない季節に訪れる人は少ないんだろう
事務所のゲートを通って目の前に見えたのはこれ
湿原を熟知していない私には草むらに見えた

しばらく歩くと池が見えてきた
鯉がいっぱいで人が近付くと餌がもらえるものと思ってわっわっさと寄ってきた

道の駅で買ったパンを食べた 鯉にもあげた
この湖岸が散策道になっていた
二人で歩いた 多少涼しかったが、やはり暑い!

















ところどころに花が咲いていた
遠くにサギソウの白い花も見えた
まあ 自然を満喫した と言ったところか

次は道の駅東条を目指した
途中、「やっ!竹屋饅頭や!」と妻が嬉しそうに叫んだ
大きな宣伝看板があった
「なんや?それ」
「昔、あんたも食べたやないの」 「へーそうかぁー・・・」

東条町の小奴可という集落は妻の祖父母の故郷である
昔、小奴可の親戚が妻の実家を訪問する時はよくその竹屋饅頭をお土産に持って来たとのこと
妻も小さい時、何回か小奴可へ遊びに行ったことがあるらしい
"竹屋饅頭"は妻にとって幼少の頃の思い出の接点なのだろう
悲しいかな、私は"竹屋饅頭"を食べたことすら思い出せない

道の駅東条に近付くと面白い街路樹が見えてきた(14:00頃)
とんがり帽子?


道の駅東条でちょっと休憩
腹が減ったのでそばを食べた(美味しくなかった)
その店の隅っこに庄原市の写真入りの大きな観光マップが置いてあった
そこに、明日予定の巨木がいっぱい紹介されていた
「これどこで貰ったんですか?」と店長に尋ねた
「ここの案内所からですよ」
私はそのマップを借りて案内所へ行った
「これと同じものありますか?」
「それあったかなぁ?」
係員が保管棚を探しまくって見つけてくれた
(そんないっぱいあるんだったら、ちゃんと陳列しておいてよ! と心の中でブツブツ)
店に戻り、美味しくないそばを食べながら無心にそのマップを見続けた

東条の観光マップを覗いていた妻は、竹屋饅頭の本店の場所を見つけていた
「竹屋饅頭へ行ってみるか?」と私は妻に話しかけた
「時間はあるの?」
「あとは帝釈峡へ行って、休暇村に行くだけやから何とかなるよ」
妻は嬉しそうだった
電話番号をナビにセットした
ティーダの時はボイスコマンドを使っていたが、こちらも出来るかも知れないけどタッチパネルでセット
この方が楽なのだ



箱入りで買ったと思いきや、バラで饅頭2個買ったようだ(14:35頃)
(妻と私の分だったのか? 結局私は食べずじまいだったが・・・・)

さて、このあと今日のメインとなる帝釈峡へ
駐車場に着くなり、おばあさんが近付いて来て「これから観光ですか?」
その後の話は長くなるので省略・・・
ここのレンタサイクルを借りて出かけた
どうもこの自転車はおかしい
真っ直ぐ走ってくれないしハンドルがガタツク
妻も後ろのかごで「割れ目(?)が痛いねん」と言い出した
私の方がまともなようで交換
確かに痛い・・・
ブツブツと文句を言ってるとスイスイと綺麗な自転車が追い越して行った
「あっちの方がええなぁ この自転車とえらい違いや!」
おばあさんの所の隣にも別のレンタサイクル屋があったのだ(戻ってから気付いたことだが・・・)
気分的にイラツキながらも帝釈峡を散策


昔、多分この白雲洞に入ったことがあると妻が言うので入ってみた
中は冷蔵庫!
ああー気持ちがいい






雄橋(国指定天然記念物)が見えた!
凄く大きな自然が造った橋







歩いて散策している人も多かったけど、自転車より歩いた方が良さそうだ
上流へ行くほど道が荒れているし、このオンボロ自転車では怖い

駐車場に戻った
あのおばあさんにひとこと文句を言ってやろうとしたがいなかった
そのかわりご主人がいたので「こんな自転車で走らせたら危ないよ!」
「ああーそうですかぁ あとで見ときます」とボソボソ
多分、そのあとも私たちのような犠牲者が何人も出ていることだろう


スコラ高原を通って休暇村帝釈峡へ
広々とした綺麗なところだった
3階の駐車場ビューの洋室
窓を開けた瞬間、蜘蛛の巣がいっぱい 大きな蜘蛛もいた
「なんじゃ こりゃ!」
私はカメラの三脚を取り出してせっせと取りはらった
両隣も蜘蛛の巣がいっぱい!
夏だから??
個人的にはこんな待遇は許せないのだ!

夕食はバイキング
たらふく食ったので"よし"としよう!



川北の大柿

2007-08-25 | 樹木-中国地方

田んぼの中にポツンと古い柿の木が立っている
これが川北の大柿

この柿の木は写真愛好家にとっては絶好のモデルにでもなりそうだ

近くに駐車するところがなかったので国道432号線ではあったが端っこに無理やり停めて柿の木の傍まで行った

この木が今日の最後の木となった






上高野山乳下がりイチョウ

2007-08-25 | 樹木-中国地方
天満宮の上高野山乳下がりイチョウは広島県1位の幹周(10.1m)を誇り県指定天然記念物となっている

個人的にイチョウは落葉した姿の方が好きだ
遠くから見るとまだ若々しい木に見えた
しかし、根元まで行くと確かに凄い巨木であることが分かる
気根は土中に突き刺さりとても荒々しく生命力の力強さを思い知らされた

このイチョウを見ることが今回の旅のメインだったが、常瀧寺の乳の木さんほどの感激は得られなかった
しかし凄いイチョウを見せてもらった






















円正寺と金秀寺の枝垂れ桜

2007-08-25 | 樹木-中国地方
円正寺と金秀寺は道を挟んで隣接していた
円正寺の枝垂れ桜は県指定天然記念物となっている

花のない葉っぱだけの枝垂れ桜は実に味気ないものだ

こちらは円正寺で山門の両脇に2本の古木がある










こちらは金秀寺の枝垂れ桜
円正寺のものより若い木だった






寺へ向かう道に沢山の枝垂れ桜が植えられていた
時が流れば、この辺りは枝垂れ桜のメッカになるかも知れない