思うがままに

Step by Step

とんがり山~西寺山へ

2009-03-28 | 山登り・ハイキング

朝、妻が「山でも行ってきたら・・・」と口走ってくれたので、早々身支度をして車を走らせた
(こんな言い方をするときは決まって本心ではない)

今日の山行きは、「四斗谷の妙見宮~とんがり山~西寺山~墓地」のルート
(山好きの人のためのルートかも知れないが、西寺山を検索するとそんなルートが出てくる)
とんがり山へは昨年の11月11日に登ったが、西寺山は初めて
だから、先ずとんがり山へ登ってから西寺山へ
その方が安心だ

西寺山へはすんなり行き着いたが、西寺山からの下山で予定のルートを外した
ネットでも悪戦苦闘されている人が多いようなので気をつけていたつもりだが、やはり同じように尾根をひとつ間違えた
・・・・言い訳はやめて
『尾根道をそのまま進めば鞍部に辿り着ける踏み跡』との思い込みで歩いていたというのが本音
気付いた時は既に遅過ぎた
左手(東方向)に谷を挟んで予定ルートの尾根が見えた
もう高度的に戻るに戻れず、そのまま沢まで降りて、鞍部へ向かった方が楽なような気がした
この事態に少し焦ったが、何とか下れる斜面だったし、沢近くにテープもあったし、沢から鞍部辺りが目視できたのが救いだった
それと、デカンショ街道を走る車の音がいつも聞こえていたので気分的に余裕があった
でも、誰とも出会わない山の中で予定外のルートに迷い込んでしまうのは今でも心細い




9:39 デカンショ街道から四斗谷へ向かう道から西寺山を望む


9:42 井根口池(今日は水があった)から西寺山を望む


とんがり山 (水面に写る逆さトンガリ山も見てみたいものだ



9:50 四斗谷公民館から出発


カヤの木に挨拶


9:54 妙見宮の前にあるお堂
    (車が1台停まっていたが、結局誰とも出会わなかった)


10:05 妙見宮跡 (テープの文字を修正)




10:15 ルートをちょっと外すと西寺山が見える


西寺山裾野に四斗谷の集落


10:46 とんがり山山頂  久しぶり

今日も少し木を切った


少し風がある   今日もうどんを食べた






西光寺山の左に大坂山も見えた
すると、大坂山からもとんがり山が見えるということだが、きっと特定はできないだろう


とんがり山を下山して西寺山へ向かった
途中、とんがり山への分岐点にテープを巻いて"←トンガリ山"と書いておいた

12:40 西寺山への鞍部  テープを巻いて"←四斗谷"と書いておいた
     前回、ここから左(東方向)へ降りて行ったので間違いはない


ここから初めてのルートになる
初っ端から急登りだ
西寺山へのルートは踏み跡がしっかりとしていたしノコギリで枝を切る必要もない
(数曽寺山塊よりこちらの方が登山者が多いということになるのか?)

12:52 一つ目のピーク  西寺山山頂は3つ目のピーク


12:57 せっかく登ったのに、急坂をかなり降りて行った


13:01 鞍部 ここを右(北東)へ下れば、長い谷を歩いてデカンショ街道に辿りつけそうだ
     (数曽寺山塊で出会ったあの人なら、ここから下って行くかも知れないなぁと思った)


13:10 2つ目のピーク?


南方面が覗けた


13:15 ここは何だったか思い出せない  単に登山ルートの状態を記録しただけのものか?


13:18 西寺山山頂の手前で見晴らしの良い場所があった




13:34 西寺山山頂  長居してもどうしようもない山頂だ




山頂から東方向へのルートを下山した
(南西方向へ降りるルートに"今田小学校"と書かれたプレートがぶら下がっていたが、東方向へのルートからでも小学校に辿り着ける)

13:45 目の前は和田寺山




14:17 展望岩があった (この下はちょっとした崖になっていた)    


展望岩から今田小学校が見えた




しかし、ちょっと山の様子が地図と違うのに気付いた
降りて来た尾根がひとつ違う!


戻ろうか?と考えたが、見上げた尾根への取り付きはかなり上だ!
仕方ない、ここから下って行こう!
そして、あの鞍部へ向かって登ろう
もし最悪だめなら今田小学校まで行けば良い・・・

展望岩の下はちょっとした崖になっていて、それまでの踏み跡は途切れたように薄くなった
みんな、ここから適当なルートを下って行ったに違いない
瓦のような板状の岩が斜面を覆っていた
どこから降りて行こうか?
リュックも帽子も枝に引っ掛かって難儀しながら中腰で降りて行った

しばらくしてテープがあった

14:35 テープが見つかるとホッとした


14:36 向こうに見えるのが鞍部


14:37 沢に辿り着いた
     白いテープを見つけた  小学校から登って来た場合、良い目印になるだろう


鞍部に向かって斜面をよじ登った
小学校まで出てデカンショ街道をテクテク歩いて戻るよりずっと楽なはず!と自分に言い聞かせた
比較的楽に予定ルートの尾根道に辿り着いた

14:42 予定ルートの尾根道


14:45 鞍部  左側(東方向)を下れば四斗谷の墓地に辿り着ける

鞍部で東方向にカメラを向けた  さほど薄暗くもなく不気味な感じもしない


14:47


14:54 林道のようだ


15:02 林道をテクテク歩く


林道はすっかり荒れ果てていて墓地から鞍部に向かって登る場合、少し迷うかも知れない

15:08 林道から外れて沢を歩いた


15:10 ?


15:13 山桜が綺麗だ




これはモクレンか?  春の息吹を感じる


15:15 綺麗な林道に出た


墓地の近くの橋に大きな岩が鎮座


墓地の目の前には四斗谷川の清流  しばし目を休めた


15:24 また、井根口池からとんがり山を見る


15:35 四斗谷公民館の前からとんがり山を望む


こちらは西寺山


また機会があれば、とんがり山には登ってみたいが、西寺山はもういい・・・


帰り道
デカンショ街道を歩く7~8名の登山者
これから"ぬくもりの湯"へ浸かりに行くのだろうか?
みんな楽しそうな表情を見て羨ましくなった


廻谷とその山々へ 3

2009-03-08 | 山登り・ハイキング
今回は廻谷から四等三角点/上三草に登り、尾根を南下して廻池に降りてくるルートを設定した
この尾根歩きは、初めて数曽寺山塊を訪れた時の逆走になる

これで、数曽寺山塊はもう充分堪能し納得した山行きだったが、夕食後 急に瞼がかゆくなり、耳たぶもかゆくなって腫れ出した
棘が刺さったままになっているのか? 植物に負けてかぶれたのか? それとも虫に刺されたのか?
朝、目が覚めて妻に「目が腫れてるやろ?」と訊くと、「お岩さんみたいやで」と言われる有様
皮膚科に行き眼科にも行って診てもらった
完治するのに1週間もかかった
きっと、ノコギリで枝木を切り過ぎた罰があたったのかも知れない
次はノコギリが要らない山登りにしたいものだ



いつもの場所に車を停めようとしたが、軽トラ3台が道に停めてあり、その内の1台が完全に通せんぼしていた
軽くクラクションを鳴らしたがダメだった
仕方なく別の場所に車を停めた

9:33 出発


9:35 廻池の滝を見に行った


9:37 堤防から廻池の南側の山に登った(前回と同じルート)


途中、廻池の東側に連なる山から人の声が聞こえた
先ほどの軽トラと関係ある人かも知れない
この山塊を歩く人が増えたのは嬉しいが、半面うっとおしくもある

P233mで今日も昼食にした
ここは私のお気に入りの場所のひとつでもある 








11:19 P233mから北へ延びる支尾根へ下った


左手(西側)には前回歩いた支尾根が見える


11:33 支尾根を振り返る


尾根から下ると途端に踏み跡が分かり辛くなり斜面を適当に降りる羽目になった

11:53 谷に降りた  以前見た"マーキングされた場所"よりかなり東側に降りたようだ


廻谷の道に合流し北へ向かって歩いた

四等三角点/上三草から南西に延びる支尾根への分岐は前回確認済みだ

12:24 分岐点に[P299m]のテープを巻いておいた


邪魔な枝を切りながら支尾根を登って行った

13:55 四等三角点/上三草


山頂部分を整備して[廻谷][鉄塔165][山口]の案内テープを巻いた


後はブラブラと廻池目指しノコギリ片手に尾根を歩いた








キレット  以前はここにロープがあったが無くなっていた




初めてここを歩いた時は霧が立ち込めていた
今日ははっきり見えるため、とても新鮮な感じがした




向こうに廻池が見えていたのか・・・




こんなところにも谷があったのか・・・・




あの時は下界は真っ白だった・・・






















16:48 廻池に着いた


新緑の頃 もう一度歩いてみよう

数曽寺山塊の横断

2009-03-05 | 山登り・ハイキング

大坂山から東にある鞍部分岐点に巻いた案内テープ
帰宅した後、確認すると写真には[鉄塔166]と写っていた
実際は[鉄塔168]が本当
間違った情報をそのままにしておくのが忍びなく、訂正するために再び数曽寺山塊を訪れた

っ 今日は良い天気だからリフレッシュも兼ねて・・・と、気楽な気持ちで出かけたわけだが、その番号間違いのお陰で今日はとても充実した一日となった
それは・・・

昼食を済ませ、用も済み腹も膨れたし、もう車に戻ろうとノコギリ片手にぶらぶらと鞍部に向かって歩いている時だった
後ろから人が歩いて来た
こんな平日に ええっ?? と、ビックリした
向こうもビックリされたようだ
その人は、しら坂トンネルの入り口に車を停め、婆婆岩から尾根伝いにP459を通り大坂山手前の鞍部から北方向に降りて車に戻る予定とのことだった
そんなルートを歩くのはかなり山登りが好きな人
ひょっとして、いつもHPを見ている内のひとりなのかも知れないと思ったが、HPは持っていないと仰った
私が山々を紹介したHPを良く見ているという話をしたので
逆に、その人は私を見て「こんな所を歩いているのだから大柿さんかと思いましたよ・・・」
「あっ大柿というプレートは馬瀬の三角点の所にもありましたよ あの人あっちこっちにつけてるようですね でも私はまだ山登りを始めたばかりの初心者です・・・」と言うと「初心者はこんなとこに来ません」と笑われてしまった
「去年登った時、ここの紅葉と谷が綺麗であれ以来良く来るようになりました もともと人が多い所は嫌いなんで、ここはホントに良いです!」と、まるで数曽寺谷山塊が自分のもののように話しているのに気づき少し恥ずかしくなった

「ところで廻谷の方にも行きましたか?」と訊かれたので「行きましたよ」と言うと、「あそこは西光寺山が背中に見えるんで面白いですね!」と・・・
『何のことだろう・・・』と私はその人の話の意図が理解できなかった
「廻谷はぐるっと回ってるんですよ」と山地図の谷線をなぞる指先を見ながら、廻谷の末端がゼンマイのようにくるっと回っていることに気付いた
「こんな谷は珍しいですよ」と、その人は付け加えた
「その谷をそのまま登られたんですか?」と訊くと「はい」
「あそこ、結構籔っぽいんじゃないんですか?」
「なかなか良い谷ですよ」
私は巡視路から鉄塔165に辿り着いたが、その人は廻谷をそのまま進んで165に着いたそうだ
廻谷を歩いた私は、廻谷の本来の魅力と言うか廻谷そのものの名前の由来さえ知らずに歩いていたようだ

(じゃ、数曽寺谷、仏谷、御所谷にも名前の由来がある? 仏谷は知らない方が良いかも知れない)

「私は沢伝いに登ったり降りたりするのが好きなんです 面白いですよ 色んな発見があるし 滝があったり 綺麗なせせらぎがあったり 木々も綺麗だし 足元が滑ったりするのでちょっと危ない時がありますけどね」

なるほど・・・山や谷の魅力はまだまだ奥が深そうだ


「最低鞍部から北へ下って行くつもりなんですが、どうですか?」と訊かれ「先日踏み跡を辿って途中まで行ったんですが、踏み跡がなくなって戻って来ました」と、私はあまりお勧めできないルートだと返答した
でも、その人はそこを降りて行くと言うので私も同行した
私の車まで送ってあげるという話が出来上がっていたからだが、山登りを熟知している人に付いて行けば何か得られるものも多いだろうと思った
それに、こんな機会を逃すのは勿体ないとさえ思った
鞍部に着いて辺りを説明すると、その人は踏み跡のある登山ルートを無視するかのように谷を見るなり「ここをそのまま下って行きましょ」と話されたので「ええっ?ここをそのまま下るんですか?」と私は呆気にとられた
「シダや藪を掻き分けながら歩くようなルートより、こんな谷や沢をそのまま下る方がずっと早くて楽なんですよ!」
『楽?』
「標高差200m 下れば林道に出ます」
「はい分かりました」と私は返事して一緒に降りて行った
「この下の方は植林帯やけど自然そのままの林は綺麗ですよ!」
綺麗と言われても私ひとりでこんな所を下っては行けない
「いつもひとりなんですか? ひとりでこんな所を歩いて怖くないですか?」
「怖いと思うなら、辞めた方が良いですよ 怖いと思ったらどこも行けません!」
なるほど。。。 でも、小心者の私には真似ができないだろう。。。。

その人と出会ってから別れるまでずっといろんな話をした
もともと口数の多くない私だが話題が次から次へと出て来た
色んな事が知りたかった 山のことや山で気をつけることや山でのエピソードや・・・

お名前も聞かずに別れたが、小野市青野ヶ原の辺りに住んでいらっしゃるとのことだった
また、どこかでお会いすることがあるかもしれない
いろいろお世話になり本当にありがとうございました

それにしても、鞍部からあの人の車までは長かった・・・・



9:53 いつもの堰堤に車を停めて出発


9:53 鉄塔168巡視路入口


10:14 鉄塔168


鉄塔168からの眺め




11:07 分岐点に案内テープ取付 (巻き道の先を「大坂山」と書いておいた)


巻き道のシダを切ったり邪魔な木や枝を切って登った

13:05 分岐点の鉄塔166→168に修正


巻き道の入口が分かり易くなるように木を切った
(巻き道の踏み跡がしっかりして行くことを期待したい)


中間点のピーク
この前と同じようにここで昼食
食べ終わったのが14時を過ぎていたかも知れない 






尾根道を西方向に戻っていたときにあの人と会い、鞍部から北側の谷を一緒に下った

15:16 目の前が明るくなった


15:22 砂防堤の手前から谷を振り返った
     思った以上に角度がある


15:23 砂防堤を振り返る
     まだ出来上がって間もないもののように思える


これは林道と言うより砂防堤のための工事道路か? 道幅が広い!


15:30 林道分岐 向こうは西側の谷に向かう道
     赤いテープがいっぱいぶら下がっている


15:37 池の色が濃い


15:52 林道がゴルフ場近くでアスファルトに変わった


16:27 しら坂トンネル入口から見たP459(中央の右奥)


婆婆岩の由来  [5月8日は山に入ってはならぬ!]


しら坂トンネルの真上に婆婆岩が小さく見える
トンネル入口の右側に登り口があるそうだ
(私は先週の土曜日に上鴨川から尾根伝いに訪れた)



あの人に車を停めている堰堤まで車で送ってもらった

「懐かしいなぁ まだ鉄塔が無かった頃やけど、この池から谷を歩いてあの『東大坂山』(P459)まで登ったんでよ」と仰った
「へぇっー 谷をそのまま行かれたんですか? 地図に書かれてある点線の道ですね」

この人 昔からの「山大好き人間」なのかも知れない


16:48 車に乗り込む前、池の向こうにそびえるP459を写真に収めた
     しばらくは この景色を見ることはないだろう


鹿野から大坂山へ

2009-03-01 | 山登り・ハイキング

今日も良い天気だ
昨日に続いて今日も山登り 若干お疲れ気味

さて、また大坂山に登ることにした
今回は西脇市の鹿野町側から谷道を南下し大坂山に登るのだが、数曽寺峠から大坂山への登りは初めて
それと”やまあそさん”のこのレポで紹介された大坂山から北に延びる岩尾根の確認と、大坂山に登った後に東に向かい鞍部から鉄塔168への分岐点(巻き道ルート)にテープ表示、それが終われば手前分岐から北方向(ゴルフ場)へ下山するコースを計画した
しかし、ゴルフ場への下山は踏み跡が分からず断念した
結局、同じルートを逆走して車に戻ることになった
車に戻ったのがほぼ18時  かなり焦った
心配してるだろう妻に電話を入れると一喝された



話が変わって、この山塊で初めて人に会った
ノコギリを片手にブラブラと登っていた私はふと後ろに人の気配を感じて振り返った
『あっ人だ!』 と正直びっくりした
「こんにちは」と挨拶すると彼も返事をした
その男性は、近々おばさん達をこの山塊に案内するために下見に来たと話していた
きっとリーダー的な存在の人なのだろう
話によると、最近この数曽寺山塊が注目されているようで雑誌/岳人への投稿もする予定だと話されていた
根っからの山を愛する人なのかも知れない

私は ”思うがままに” 山に登り、心地良い汗をかき、美味しい食事をしながら眺望を楽しむことができればそれで充分だ

人それぞれ生き方も考え方もあるが、私はそんな人間だ

そして、先入観がいつも優先する人間でもある
初っ端から 道を間違えた・・・

10:04 鹿野墓地の中に車を停め出発  向こうに見える山はカラカサ山だ

墓地に入る時に見た南へ延びるアスファルト道路を歩いて行った


北東方向には昨日遠望した山々が見えた


10:07 アスファルト道路は建設会社の正門前に行き着いた
     この道のままで良いのかと不安になりながら正門の左側に踏み跡があったのでそれに従って進んだ
 


10:09 これが数曽寺峠へ向かう道なのか?と不安になりつつしばらくそのまま進んだ

どうもおかしい
地図を取り出して調べてみると、数曽寺峠へは墓地の西側から上がって行くのが分かり墓地に戻った

10:21 数曽寺峠へ向かう石橋を発見 (約20分のタイムロス)


10:25 川の左側には、先ほどの建設会社の敷地だと思わせるトタン塀が長く延びていた
     中が見えないように隠すには何か理由がありそうだし、あまり褒められたものではない


10:30 ここは車が良く通る道なのだろう 数曽寺谷の方とはちと違う


10:31 急に広場が見えた 栗園だ


10:37 道がぬかるんでる 昨日はもっとひどかったのかも知れない


道の左側は水量のある"すそうじ川"が流れていて、川音を聞きながら歩けるのが嬉しい


10:50 数曽寺谷や廻谷の感じに段々近づいて来た

川も何度か横断した


10:52 目の前に屋根半分が無く荒れ果てたお堂が見えた
     そのお堂の中にお地蔵さまが安置されていた
     寒々とした光景だが、お地蔵さまの表情は暖かだった


お地蔵様の左側に"塚口新池裏山コース"の案内板が転がっていた

右側には"金城山スソオジハイキングコース"の案内板


周りの熊笹や低木を刈り取り、お堂内やお堂の周りを簡単に掃除した
「少しすっきりしましたか?」とお地蔵さまに問いかけら「はい」と微笑んで下さったように思えた

瓶に名も知らぬ植物が供えられていた  どなたが供えたのか知る由もないがホッと心が和らいだ


11:14 お地蔵さまに一礼して数曽寺峠へ向かった


11:16 川を渡るのは2度目かな?


11:17 金城池への分岐点


11:20 数曽寺谷では見なかった人工植林地帯


11:24 可愛い滝だ


11:30 目の前が明るくなってきたが峠はまだか?


11:42 数曽寺峠に到着 (鹿野墓地から1時間21分もかかってしまった)


11:53 目の前に大坂山
     峠から大坂山に登るのは初めてで、いつも下ってばかりだから感じが違って見えた


そして、この山塊で初めて人と会った
いつも黙々と歩き、眺め、また歩きばかりだったこの山塊で人と話ができることの喜びを感じた

途中の岩場から見た今日の景色






12:58 大坂山の北に延びる支尾根への分岐点


少し籔っぽい道をノコギリで枝や邪魔な木を切りながら進んだ
しばらくして”やまあそさん”のレポにあった岩尾根に辿り着いた
低木を剪定したらメッチャ眺望が良くなった
大坂山山頂も良いけれど、ここからもなかなか素晴らしい!
目の前は金城山だ 遠くに笠形山や千ヶ峰が遠望できた


西方面の山々を眺めながら昼食

数曽寺山塊最高峰のP459は美しい!


下山して あの林道を歩いて帰る予定だったが。。。。


15:10 これ以上 支尾根を北に進んでも眺望が期待できないので大坂山へ向かうことにした
     もう15時を回ってる! 急ごう!


支尾根を戻りながら眺望を楽しんだ




P459も大坂山(目の前)も二つの突起があるんだな・・・




岩尾根を振り返る


15:24 こんな岩場があった?


15:27 大坂山山頂
     山頂が急に目の前に現れてビックリした
     いつの間に北尾根への分岐点を通過したのか? 知らず知らず分岐点を通過していたようだ


16:10 鉄塔168への巻き道への案内テープを作った
     でも、帰宅後写真を確認したら「166」となっていた しまった! 「168」なのに・・・


16:11 鞍部から北方向への下山ポイント


16:13 良さそうに思えたルートはシダで隠れ出した


そのまま進んで行ったが途中で踏み跡が分からなくなった
薄暗い木々の中を下って行くべきなのか? それとも真直ぐ進んで行けば尾根道につながるのか?
岩尾根から見えた林道への距離はそんなに長くはないが、ひとりで進むには心細いを通り越したような感じに思えた
地図で再確認しようとポケットの中を探したが地図が見つからなかった
巻き道の案内テープ作業時には見ていたから、あそこで落としたのかも知れない
「ここからは下るな!」というお告げだと思い戻ることにした

16:18 地図があった!


16:30 大坂山山頂に戻り、夕闇迫る山々の景色を写真に撮った








16:50 北尾根への分岐点に案内テープを巻いた
     もうすぐ日が暮れるぞ! 急ごう!


17:21 大坂山の西面が夕陽に照らされていた


17:22 峠


17:23 薄暗い谷道  心細い


17:34 お地蔵さま


お地蔵さまに一礼し、更に足を速めた


17:56 墓地に着き、歩いて来た谷を振り返った


18:05 帰る用意を済ませ、ふと空を見上げるとカラカサ山の上に三日月が美しかった
     月を見ながら”うろさん”のことを思い出していた