思うがままに

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火天の城

2011-02-11 | 映画・ドラマ

2009年

amazonより
信長に命を受け、空前絶後の巨大建築〈安土城〉築城に挑む熱田の宮大工・岡部又右衛門。
知られざる戦国時代の名工にスポットを当て、安土城築城の裏にある無名の男たち、女たちの壮大なドラマを描いた山本兼一著「火天の城」(文藝春秋刊)。
第11回松本清張賞を受賞した同名歴史小説が完全映画化!
現在の価格にして、およそ1000億円もの巨費が投じられたという安土城とは、いったいいかなる形で戦国の世にそびえ立ったのか。
戦国時代の「プロジェクトX」とも言える、かつてない時代劇がついに誕生!

時に1575年(天正3年)、長篠の戦いで甲斐の武田勢を破った織田信長(椎名桔平)は、翌1576年(天正4年)、その天下統一事業を象徴するかのごとき巨城を、琵琶湖を臨む安土の地に建築することを決意した。
設計及び現場の総棟梁として信長が見込んだ男こそ、今川義元との戦以来、十数年に渡って才気を評価してきた熱田の宮大工・岡部又右衛門(西田敏行)であった。
信長から直々の指名を受け、後に行われた指図(図面)争いにおいても、金閣寺を建立した京の池上家、奈良の大仏殿建造を担った中井一門に勝ち抜いた又右衛門は、妻・田鶴(大竹しのぶ)や娘・凛(福田沙紀)、門下の大工たちの支えを得ながら、徐々に築城を進めていく。
しかし、空前絶後の巨大建築の完成には、多くの困難が待ち受けていた…。
時には危険を顧みず敵地に乗り込み、理想の木材を探す又右衛門。
一方、国元では新たな戦乱の暗雲が立ちこめ、又右衛門の帰還を待つ大工たちを苦難に巻き込み、さらに妻の田鶴にも病魔が迫っていた。
やがて勃発する悲劇的な争い、仲間の死。又右衛門は目指す檜を得ることができるのか。
信長の野心を現実のものにすることができるのだろうか……。


木曾の一番檜が安土城の御柱として使われるのだが、あの巨木が細い御柱になってしまった!
あの太さならもっと威圧感があるのでは?
やはり、いくらなんでも映画のために天然記念物級の木は使えない?
ただ、御柱が誰が見ても凄い!と言えるものであれば、もっとこの映画の壮大さが伝わってきたものと思える
そして、果たして本当にたった3年で安土城は完成したのだろうか?
それが気になってしょうがない

この映画で一番良かったのは大竹しのぶだった
何を言われてもほほ笑む妻
泣かせてくれる
彼女がいなかったら唯の腑抜けの陳腐な歴史ドラマになったになっていたような気がする