GWの4/30~5/1に但馬へ1泊2日のドライブ
自分勝手に描いた今回のテーマは「カツラの巨木を訪ねて」
4月30日
07:00 自宅出発
07:50 播但有料道路の市川SAで休憩
店は時間が早すぎて未だ開いていなかった
ここから見る景色は私のお気に入り
08:40 養父町の斎神社で巨木を見る
09:00 国指定天然記念物の建屋のヒダリマキガヤを堪能
ただただ、その風格に魅了された
09:30 養父町の日枝神社に立ち寄る
巨樹マップには大仙寺のケヤキとあったが、
そこには巨木が見つからなかった
多分、この神社のケヤキを指しているのだろう
09:50 大屋町に入り、玉水神社の県指定天然記念物のムクノキ林を訪れる
この辺りから、木ばかりを見る私の態度に妻はご機嫌斜め状態
10:15 国指定天然記念物の樽見の大ザクラへ
せっせと結構急な遊歩道を登って行った
この木は妻も見たがっていたのでちょっとご機嫌を取り戻した模様
痛々しい桜の姿を目の前にして、私の方が多少落胆気味だ
11:00 国指定天然記念物の口大屋の大アベマキへ
案内板が道路の要所にあるはずと思い、ナビをセットしなかった
途中、三叉路で案内板が倒れていた
勝手に左手方向だと判断して進んで行ったが、
間違いだったと気付きナビをセットした
もうナビ無しでは場所が判らないし、辿り着けそうにない・・・
この大アベマキは元気な木だった、樽見の大ザクラを見た後で良かった
12:20 別宮の大カツラと棚田を堪能
途中コンビニで買ったお弁当を広げ、氷ノ山と棚田の景色を眺めながら昼食
至福の時間だった
今回の旅行で一番心に残った場所だったと思える
13:10 別宮のカンザキの丘へ
途中の狭い狭い路地をTIIDAで行くのが怖かった
13:40 ハチ北温泉へ
お風呂に入りに来たのではなく、単に休憩とアイスクリームを食べただけ
人が少ないので活気がない、そこが田舎の温泉場の良さかも
県郷土記念物の"大沼のハルニレ"という巨木を探すが良く判らなかった
土地の人に聞いてみると「木が倒れていて行けるかな?」という言葉
まあ、行ってみようと途中まで進むと目の前を大きな木が通せんぼしていた
14:20 大笹のザゼンソウ自生地へ、県指定天然記念物であることを後で知った
ザゼンソウを見るのは初めて、もう2~3週間早かったら見頃だったようだ
14:40 但馬高原植物園へ
県指定天然記念物の和池の大カツラをやっと見ることが出来た
別宮の大カツラを見た後だけに、ちょっと感銘が薄かったようだ
"生け花のようなカツラ"とでも言えそうで整いすぎて綺麗過ぎた
15:40 県指定天然記念物の兎和野の大カツラへ
このカツラまでの遊歩道が水浸しで大変だった
ここのカツラは別宮の大カツラと似て、
自然を生き抜いてきたと言う荒々しさがあった
予定では、このあと宿へ行くことになっていた
予定表を見ていた妻もその気でいた
だけど、早足で来たため時間が多少余り気味
いや、実際は予定表に敢えて記載しなかっただけで
この後、行きたい所があった
「まだ木を見るの??」という妻の言葉が怖かった訳だ
村岡美方線(89号線)を板仕野方面へ
峠を越えると目の前に棚田が広がった 雄大な棚田だった
麓に辿り着いた
瀞川稲荷を目指そうとしたが、鳥居が倒れ道も封鎖されていた
土地の人に尋ねると、
新しい道が出来ているのでそちらから行けば良いという情報を掴んだ
走り易そうな道だと思ったのは束の間
恐ろしい山道となっていった
人がいない、薄暗い、怖いという気持ちが大きくなった
16:20 瀞川稲荷に到着
昨日祭りがあったと聞いているのだが、人っ子ひとりいない
気持ちが悪い、不気味だ、妻は既に放心状態
ここに町指定天然記念物の板仕野の大カツラがあるはずだが
探す気力が失せていた
早くこの場所から逃れたいと二人は思った
16:50 県郷土記念物の一二峠の無難の木に到着
見事に幹が折れて、ネットの写真の雄姿は見られなかった
県道135号線から国道9号線に入り、今日の宿へ向かった
途中、周りは棚田だらけの風景が広がっていた
17:30 今日の宿「ロッジかどま」に到着
あれ?車が少ない…(既に駐車していた車はここの関係者のものだった)
結果として、この日の宿泊は私と妻だけだった
夕食はB定食2,000円と但馬牛のタタキ1,500円を注文
二人とも大食家ではないからこれくらいがベター
しかし、美味しかった!!それにボリュームも充分!!
建物も綺麗で部屋も綺麗、それに部屋の窓から見える棚田も綺麗
5月1日
朝、例によって目覚めが早かった
早く寝てしまったからなぁ~
窓から外を見ると庭のテーブルと椅子が遠くまで飛ばされていた
何事が起こったのだろうか?
妻曰く、昨夜突風が吹いていたようで変な物音がしたとか…
妻はその音で何事かと目が醒めたようだ
だけど、熟睡していた私はその音を聞いていない…
06:00 朝食前に窓から見えた棚田の散策へ
途中、木の殿堂の駐車場で景色を眺めた
この時のTIIDAはまだ綺麗だった、その後無残な姿をさらす出来事が…
可哀相なTIIDAに尚も山道を走ってもらって棚田を堪能出来た
宿に戻る時、昨日来る時見たイチョウが目に留まった
車を降りて妻と散歩がてら周りを散策した
08:00 朝食も美味しかったなぁ
で、宿を出発
予定ではこのまま出石へ直行だったが、また私の我侭が…
神鍋高原を目指して長い長い蘇武トンネルを走る
ナビはこのトンネルの情報が入っていなかった
ガイド嬢がうるさい!(音声ガイドオフ!)
08:50 水口の八坂神社へ、ケヤキの巨木が一杯
妻は車から降りようとしない、眠いようだ、それとも怒っているのか?
09:20 万場スキー場の麓の天神社へ
初めてトチノキの巨木(県郷土記念物)を見た、素晴らしい
10:10 名色のイロハモミジ(県郷土記念物)へ
ここでのおばあちゃんとおばさんの会話が少し気持ちを後ろ向きにさせた
10:50 長楽寺のチリツバキ(県指定天然記念物)へ
今年の花は木が弱っているらしくもうひとつだとか…
妻が車から降りたのは、天神社だけだった
『いい加減にしなさい』と叱られているような気持ちだった
「さあ~出石へ行くよぉ」と妻に声をかけた
11:30 出石に到着、大手前駐車場に入った
観光客で街は人の波
城跡(町並みが綺麗)~経王寺~石部神社へ
このケヤキは素晴らしい!今まで見た中で最高!
本覚寺(てっせん寺)のてっせんの花は一部だけ咲いていた
出石明治館~宗鏡寺(沢庵寺)へ、日本庭園は大したことなし
酒蔵へ、ここで日本酒を購入(試飲で酔う)
ああ~腹が減ったぁ~
桂小五郎潜居跡へ(妻は新撰組が好きだ、私はどうでもいい)
その隣の出石そばが有名だとか
そこで並んで待ったが、なかなか順番が来ない
あきらめて、また散策開始!おりゅう灯篭へ
ああ~腹が減ったぁ~
辰鼓楼の辺りで出石そばを食べようと心に決めた
入ったのは官兵衛というお店、そばが旨い~!!
もう14:00かぁ~ さあ先を急ごう!
14:25 出石から和田山へ南下する道で
「なんじゃもんじゃの木」の看板を妻が見つけた
はっきり言って、あまり興味が沸く木ではなかった
糸井の大カツラへの思いが先を急がせた
15:00 国指定天然記念物の糸井の大カツラに到着!
わあ~デカイ!!
デカイけど、思ってた以上に感銘がない
やはり、私はこのドライブで最初に見た別宮の大カツラが最高だった
…
この後、「道の駅やぶ」へ寄ろうとしたが今度のお楽しみ
この道の駅で兵庫県内全ての道の駅を制覇したことになるんだけど
…
和田山ICから播但有料道路~市川SA
~中国縦貫~加西SA(妻はこんな処に来ると元気が出る!)
18:00 自宅到着
巨木から元気をもらったけど、やはり強行スケジュールで疲れた
次回のドライブはもう少し妻へのサービスも要りそうだ