The Band - This Wheel's On Fire (1970)
暖かくなってきたのはいいのですが、今年は花粉症が例年になく、辛くて大変です。(><)
さて、今日はThe Band のベーシストだったリック・ダンコについて、書いてみたいと思います。この曲、「This Wheel's On Fire 」は、彼らのデビュー・アルバムに入っていて、リックとボブ・ディランの共作の曲で、ここで、フレットレス・ベースを弾きながら歌っているのが、リックです。
彼がリード・ヴォーカルを担当する曲に自分の結構好きな曲があり、また先に紹介したリチャード・マニュエルがR&Bやソウルなどがルーツ、レヴォン・ヘルムがR&R、Bluesなどがルーツとすれば、この人は Traditional な Contry や Forkey なサウンドが音楽的ルーツと思われるような感じが自分にはしておりました。ベースの他、ギターやフィドルも担当しました。
彼も既に1999年に他界しており、亡くなって10年が経ってしまいました。寂しい限りです。彼は、若い頃、バンドの中で、一番陽気で伊達男で、プレーボーイでしたけど、晩年は太ってしまい、少しイメージが変わってしまいました。
リチャードは既になく、この人が亡くなったと同時にやはり The Band も完全に過去のものとなってしまった感があり、本当にもう少し長生きして欲しい人でした。心より冥福を祈ります。