この正月も歴史書の読書三昧の日々です。中国人の書いた明治維新の本や渋沢栄一の本などを読んでいますが、私は新しい発見があるとすぐに調べたくなり他の本を引っ張り出してきて乱読になりがちです。天璋院篤姫の本を読んでいた時も大奥の本や姫様の明治の生き方などを引っ張り出してきました。天璋院篤姫で思い出すのは「一方聞いて沙汰するな」とよく意見が対立する両方を見よ、ということ。今回も勝海舟と福沢諭吉、渋沢栄一と田中正造と両極端、それに世間が注目する幕末の勝海舟ではなく明治の勝海舟に明治の福沢諭吉ではなく幕末の福沢諭吉、というように視点を変えて読んでいます。いずれにせよ歴史の好奇心はつのるばかりです。
謹賀新年
「天懐高雅」(明治12年の勝海舟の書)
勝海舟はよく書を残していました。明治12年といえば勝海舟が57歳の時で、その2年前には西南戦争で西郷隆盛を亡くし、この頃は想い深める時期でもあったでしょう。この書は西郷隆盛の「敬天愛人」にも通じるところがあります。この書は(天の懐いは、気高くて正しい )という意味のようです。明治の勝海舟は旧幕臣など苦しんでいる人に目を向けて活動していました。
今年も勝海舟に学び活動を続けてまいります。
今年もよろしくお願いいたします。
「天懐高雅」(明治12年の勝海舟の書)
勝海舟はよく書を残していました。明治12年といえば勝海舟が57歳の時で、その2年前には西南戦争で西郷隆盛を亡くし、この頃は想い深める時期でもあったでしょう。この書は西郷隆盛の「敬天愛人」にも通じるところがあります。この書は(天の懐いは、気高くて正しい )という意味のようです。明治の勝海舟は旧幕臣など苦しんでいる人に目を向けて活動していました。
今年も勝海舟に学び活動を続けてまいります。
今年もよろしくお願いいたします。