笑顔の江川

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尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

薬害根絶デーに向けて裏方作業

2019-08-17 19:51:48 | 日記
今日は8月22日の薬害根絶デー前夜集会の配布資料を薬害根絶デー実行委員会のメンバーと一緒に印刷・袋詰め作業をしました。イベントを企画して人に集まってもらい当日運営していくのも大変ですが、イベント当日までに資料をそろえたり印刷したりといろいろ作業は大変です。この地味な裏方作業こそがイベントを遂行していくうえで大変重要です。私もこの裏方作業をずいぶん長くやっております。

第20回薬害根絶デー
8月22日(木)
16時30分~:街頭宣伝(JRお茶の水駅お茶の水口前)
18時30分~20時30分:前夜集会(全電通会館・お茶の水)
8月23日(金)
11時45分~:リレートーク(厚生労働省正門前)
13時~:碑の前行動(厚生労働省中庭)
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毎年終戦記念日に想い起す鈴木貫太郎という人物

2019-08-15 18:53:05 | 日記
今日は終戦記念日。毎年この日になると終戦を決断した時の総理大臣鈴木貫太郎を想い起します。正確には終戦の決断を天皇陛下に仰いだ総理大臣と言った方が良いかもしれません。しかし、終戦時の混乱期に軍部などの圧力の中、終戦を採択するのは相当な困難であったと思います。鈴木貫太郎は海軍出身の軍人でありますが、天皇の侍従長をしたこともあり天皇からそうとうな信頼を得ていました。鈴木貫太郎は1868年明治元年生まれて幕府方の久世家の家臣の家に生まれ、明治の軍閥が薩摩と長州の出身者が中心の時代に敵である幕府の出身者でした。こんなこともあり海軍ではそうとう苦労しますがその苦労体験が難局を乗り越え平和をもたらしたといえるのでしょう。平和は人が創り上げるもの。いつの時代も平和を求め創り上げていくことが大切です。
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第20回目の薬害根絶デーを前にして(8月22日~23日)

2019-08-14 19:36:53 | 日記
いよいよ第20回目の薬害根絶デーが来週8月22日(木)夕方の前夜集会と23日(金)厚生労働省前でのリレートークと迫ってきました。薬害根絶デー実行委員会として今年の初めから準備を重ねてきました。今年は20回目と言うこともあり1999年8月24日に薬害エイズ事件の反省を踏まえて厚生労働省中庭に建立された誓いの碑の意味を振り返り薬害エイズ遺族原告の訴えや長年数々の薬害裁判に関わった弁護士のお話しが前夜集会に予定されています。リレートーク(厚生労働省正門前)でも様々な薬害被害者からの訴えや国会議員、支援団体からの連帯の挨拶も予定されています。
私も薬害根絶デー実行委員会として第1回目から関り20年間、スモン、サリドマイド、エイズ、ヤコブ、イレッサ、肝炎等様々な薬害被害者と交流して被害の中の声を聞いてきました。残念ながら薬害被害は繰り返され、今また若い女の子たちがHPV(子宮頸がん)ワクチン副反応の被害により裁判で闘っています。この裁判支援にも関わらせてもらっていますが、被害当事者は毎日苦しんでいます。
薬害を根絶するためには薬害被害者の生の声を聞き社会にこの被害を伝えていかなければなりません。ぜひ多くの市民が集まって薬害根絶デーを盛り上げていきましょう。

第20回薬害根絶デー
8月22日(木)18時30分~20時30分:前夜集会(全電通会館:千代田区神田駿河台3-6)
8月23日(金)11時45分~:リレートーク(霞が関・厚生労働省正門前)
8月23日(金)13時~:碑の前行動(霞が関・厚生労働省中庭)
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勝海舟の歴史観

2019-08-13 22:21:22 | 日記
「元来。人間の知恵は未来のことまで見透かすことはできないのだから、過去のことを書いた歴史というものにかんがみて、将来をも推測しようというのだが、しかるところ、この肝心の歴史が容易に信用せられないとは、実に困ったしだいではないか」(勝海舟「氷川清話」より)

過去も未来も確実なものはないでしょう。今ここにある存在のみが確実なものではないでしょうか。であるからこそ今ある全ての存在を受け入れ生きることなのでしょう。勝海舟に感謝して活動を続けます。
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歴史と哲学の重要性を感じながら読み続ける「通史・足尾鉱毒事件」

2019-08-11 19:44:47 | 日記
社会に起きている問題は何か一つの事柄が終わると世間では解決したかのように忘れ去られます。でも被害に遭われた方は世間では忘れられた後も被害の重さを感じながら生き続けるのです。いやむしろ社会から忘れ去られた後に二次被害となって救済の手立てもなく重くのしかかってくるのです。このことに気づき活動を続けるには歴史と哲学を学びながら続けるしかありません。
今再び読み直している「通史・足尾鉱毒事件1877~1984」は正に歴史と哲学の重要性を教えてくれます。足尾鉱毒事件は明治に起きた事件の1時期に絞られるものではありません。江戸時代からの足尾鉱山の流れから明治に入り政府の殖産興業政策の中で推し進められる鉱山開発と外貨獲得のための事業に鉱毒被害にあった被害民の生き方そして鉱毒問題に関わった田中正造をはじめとする被害民の支援活動の歴史は明治に終わることなく明治・大正・昭和と続いているのです。この本を読み続けながら被害者の支援活動はどうあるべきか考えさせられる日々です。
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