勝海舟は若いころは幕臣でありながら無役御家人で極貧の生活をおくっていました。それでも剣術に座禅そして蘭学修行まだ行いました。蘭学のような洋学、当時、幕府から警戒されていました。勝海舟は蘭学を学ぶことで自分が不利益をこうむったり、また、貧困生活で世間体がよくないといったことは、全く気にしませんでした。そして勝海舟は危機に直面することはしょっちゅうで、多くの危機を乗り越えてきたからこそ、江戸城無血開城という難しい問題を処理できたのだと思います。明治に入ってからの勝海舟は、幕府崩壊で行き場を失って困っている旧幕臣たちの救済に奔走します。勝海舟自身が厳しい状況の中でも常に困っている人々に目を向けて救済に動いていました。この勝海舟の生涯を想うとき、現代に存在する危機などは問題ないことでしょう。勝海舟の姿勢は、自分自身の状況がどんなに厳しい状況であろうとも、より困っている難しい状況に置かれている弱い立場の人々に目を向けて行動することです。この勝海舟の生涯を想い学びながら活動を続けていきたいと思います。
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