今日はチャイコフスキーの交響曲を聴きながら歴史書を読みました。チャイコフスキーは番号のついている交響曲が6つ、そのほかにマンフレッド交響曲があり7つの交響曲を作曲しました。その一つ一つにチャイコフスキーの想いが響いていて私も胸が躍る気分でした。チャイコフスキーは作曲家になる前ロシアの司法省に勤務して帝政ロシア時代の圧政に苦しむ農民を見てきました。苦しんでいる人々を助けたい、その想いが交響曲にも表れています。交響曲1番の「冬の日の幻想」はその政治的な色彩が強いです。2番は「小ロシア」3番は「ポーランド」徐々に政治的な色彩から地方の哀愁へと移り変わり、4番では一度も会ったことなく文通しチャイコフスキーを援助してくれた貴婦人に捧げる交響曲です。そして私の最も好きな5番ー躍動感あふれる曲に胸が躍ります。6番は「悲愴」悲しい曲ですが、何か訴えかけられるものがあり人を動かします。そして最後にマンフレッド交響曲。大きく胸を躍られ身体が動かされる思いです。この一つひとつの曲が人を考えさせられ動かざるを得なくさせてくれます。このチャイコフスキーの愛に惚れ込んでしまいました。
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