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遠山桜は散ってしまったのだろうか

2022-03-31 21:12:06 | 日記
遠山の金さんと言えばテレビドラマの時代劇で人気者ー桜の刺青を見せて悪党を裁く場面はすきっとします。まあ、これはテレビの脚本だとしても江戸時代天保年間に江戸町奉行ーしかも北町奉行と南町奉行を両方経験した遠山金四郎ー遠山左衛門尉景元は実在の人物で小普請奉行・作事奉行・勘定奉行も歴任しています。それだけ将軍や幕閣にも注目されていました。ただし、老中の水野忠邦や南町奉行の鳥居耀蔵とは対立していました。江戸町民に耳を傾ける遠山金四郎ーしかし、この天保年間は飢饉も起き、大坂では苦しんでいる民のために救民を掲げて元大坂町奉行与力の大塩平八郎が乱を起こした時期でもあります。江戸時代は仁政によって泰平の世が築かれたと言われますが、このころの幕閣は保身に走り民に目を向けず仁政がなされなかったことによって世の中が少しずつおかしくなり始めました。すでにこの天保年間が幕末の始まりだったのです。このような状況は現代にも見うけられますが、桜吹雪が舞い散る今日この頃、遠山金四郎の再来はー遠山桜は散ってしまったのでしょうか。
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