社会運動に関わる代言人（弁護士）花井卓蔵

公害や薬害問題など社会問題に関わる弁護士は裁判で闘うことももちろんですが、法廷外の社会運動でも重要です。被害者の生の声を法廷で訴え、そして社会へ訴えて社会を動かしていくことが社会問題の解決につながっていきます。
かって弁護士の前身である代言人として明治の時代に活躍した花井卓蔵は足尾鉱毒問題に関わりました。法廷では足尾鉱山の鉱夫の悲惨な境遇を説いて、その弁論活動は「花の弁論」と呼ばれていました。社会運動に関わる花井卓蔵は歴史に刻まれています。
公害の原点と言われる足尾鉱毒事件ー現代も公害・薬害は繰り返されています。正に今、社会運動に関わる弁護士が必要です。