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薬害イレッサ訴訟原告近澤さんのお話を聞いてー山の手の会

2013-04-25 00:09:58 | 日記

24日は薬害エイズを考える山の手の会で先日、最高裁判決で敗訴が確定した薬害イレッサ訴訟原告近澤昭雄さんをお呼びして学習会を行いました。学習会が終わってから近澤さんと参加者で懇親会をして家に帰ってきたのが日付が変わって夜中になってしまい、ブログも1日あけてしまいました。近澤さんいは8年もの長い年月を裁判で闘ってきた心境をありのままに語ってもらいました。裁判を始める時の苦労、裁判をつづけることの苦労、裁判が終わっても問題解決していないことの今の心境など1時間ではとうてい語り切れませんが、それでも熱弁をふるっていただき、ことのほか重い言葉でした。近澤さんは長い間の苦労や敗訴判決の悔しさにもかかわらず、支援者への感謝と、まだ達成されていない医薬品服作用被害救済制度に抗がん剤を対象にすることへの訴えを力強くされました。近澤さんは抗がん剤の裁判を起こすことで数々のバッシングを受けてきました。お金が欲しいのかとか・・・、しかし、近澤さんは自らの費用で薬害を二度と起こしてほしくないと全国の薬学部、医学部を回って自らの体験をお話してきました。その苦労が報われるのは薬害を起こさない社会をつくることです。最高裁判決は出ましたが抗がん剤イレッサ問題は何ら解決していません。解決するためには私たち一人ひとりが他人事ではなく薬害を起こしている社会の一員として自らが当事者として薬害防止のために行動することが大切です。

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