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奇跡の人ヘレン・ケラー

2013-04-01 20:40:53 | 日記

先日参加したお茶の水メディカルカフェで順天堂大学の樋野興夫先生がヘレン・ケラーのお話をされました。名前だけはもちろん知っていましたが、改めて興味を持ち「奇跡の人・ヘレン・ケラー自伝」(新潮文庫)を買い求めました。幼少期、視覚と聴覚を失った彼女がハーバート大学ラドクリフ・カレッジを出て全米・世界各地で講演活動、福祉活動で貢献したヘレン・ケラーの自伝です。この本の最後に次のようなことが書かれて閉じられています。

「こうして、数々の友人たちの力で、私はここまで来ることができた。方法はさまざまだが、友人の存在が、「障害」を素晴らしい恵みへと変えたのである。おかげて、音も光もない暗闇の中を、のどかな気分で楽しく歩いてこれたのだ。」

「障害」の苦しさは本人自身でなければわからないでしょうが、「障害」をも「恵み」に変えてしまう行動は人と人との人間愛そのものでしょう。ヘレン・ケラーは物質的なものばかりを追い求めている現代社会に忘れられた人間愛を教えてくれているようです。私自身の生活を見直しながら読みはじめようと思います。

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