「田舎にはまだ感心に本気の人が居る。おれの知つてる人にも、この種の人が沢山あるが、江州の塚本定次といふ男は、実に珍しい人物だ。数万の財産を持つて居りながら、自分の身に報ずることは極めて薄く、いつも二夕子の羽織と同じ着物で居て、ちよつと見たところでは、ただ田舎の文盲な親父としか思はれない」(勝海舟「氷川清話」より)
この塚本定次という人物は商売で儲けたお金を学校の設立に寄付したり従業員に還元したりしたそうです。こうした塚本定次の社会貢献の精神に勝海舟はいたく感心したようです。自分の利益や名誉ばかりに目がいきがちな現代の会社経営者や政治家とは違うようです。
この塚本定次という人物は商売で儲けたお金を学校の設立に寄付したり従業員に還元したりしたそうです。こうした塚本定次の社会貢献の精神に勝海舟はいたく感心したようです。自分の利益や名誉ばかりに目がいきがちな現代の会社経営者や政治家とは違うようです。
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