本日、王子の渋沢史料館で行われた渋沢栄一「論語と算盤」読書会に参加してきました。講師は作家で渋沢栄一の翻訳本などを書いている守屋淳さんで今日は第1回目ということで渋沢史料館の見学と守屋淳さんから渋沢栄一がどのような資本主義を日本に導入したかったのかと日米関係改善に努力した渋沢栄一の話をされました。月1回のペースで次回からは5,6人の小グループに別れて「論語と算盤」を読んで感じたことなどをワークショップ形式で行うということで楽しみです。渋沢栄一は論語を基礎にして経済と道徳の両立を説いています。現在の暴走した市場原理主義による利潤のみを追求した経営に対して渋沢栄一ははどう問いかけるのか、じっくりと勉強していきたいと思います。
参考文献:渋沢栄一「論語と算盤」(角川ソフィア文庫)・守屋淳訳渋沢栄一「現代語訳論語と算盤」(ちくま新書)・守屋淳訳渋沢栄一「現代語訳渋沢栄一自伝」(平凡社新書)
渋沢栄一記念財団のホームページ:http://www.shibusawa.or.jp
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