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注目される再生医療ーその安全性は

2013-08-26 20:13:26 | 日記

今日は独立行政法人科学技術振興機構と文部科学省が共催の「再生医療実現拠点ネットワークプログラム キックオフシンポジウム」に参加してきました。いま注目される再生医療、ノーベル賞を受賞した京都大学IPS研究所の山中伸弥教授も登壇するとあって東京国際フォーラムの会場は1000名を越す参加者でいっぱいでした。私はずいぶん前から再生医療については興味を持って4、5年前くらいから山中教授のセミナーには参加していましたが、患者さんが待ち焦がれる中で安全性にも山中教授の発言に注目していました。最近では政府を上げて再生医療にに取り組み政府の予算も大きくなってきています。産官学連携も進み産業界でも電機、重機等の産業からも参入してきています。保険業界も注目しています。安倍政権も経済政策の目玉としてかなり力を入れています。このような時だからこそ、よく考えなければならないのは、再生医療の安全性です。すでに一部の疾患では臨床試験が始まっています。今日の講演の中でも脊髄損傷、脳梗塞やパーキンソン病、心不全などの研究事例も紹介され、別会場のパネル展示では肝疾患などの研究事例もあげられていました。山中教授はIPS細胞は増殖機能もがん細胞と同じように早いと言っています。これから研究は進んでいくと思いますが、再生医療が経済目的だけが先行しないよう患者さんのための有効性と安全性を国民全体が注視していかなければなりません。再生医療実現拠点ネットワークプログラム:http://www.jst.go.jp/saisei-nw/

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