「全体、今の大臣などは、維新の風雲に養成せられたなどと、大きな事をいふけれども、実際剣光砲火の下を潜って、死生の間に出入して、心胆を練り上げた人は少ない。だから、一国の危機に処して惑わず、外交の難局に当たって恐れない、といふほどの大人物がないのだ。ただ先輩の尻馬に乗って、そして先輩も及ばないほどの富貴栄華を極めて、独りで天狗になるとは恐れ入った次第だ。先輩が命がけで成就した仕事を譲り受けて、やれ伯爵だとか、侯爵だとかいふやうな事では、仕方がない」(勝海舟「氷川清話」より)
今日、内閣の組閣人事や自民党の役員人事が発表されました。さて内容はどうだったでしょうか。国会で野党から追及されるからと大臣ではなく党の役員になったり、女性閣僚が増えたのは良いとしても国民受け狙いで閣僚としての人物評価はとうなのか、疑問が残ります。
勝海舟の頃と時代背景は違うにしても、明治の初代内閣総理大臣の伊藤博文の頃から変わってないような気がします。権力を持つと権力にすがり天狗になるーどの時代も同じです。勝海舟の言葉が思い出された今日でした。
今日、内閣の組閣人事や自民党の役員人事が発表されました。さて内容はどうだったでしょうか。国会で野党から追及されるからと大臣ではなく党の役員になったり、女性閣僚が増えたのは良いとしても国民受け狙いで閣僚としての人物評価はとうなのか、疑問が残ります。
勝海舟の頃と時代背景は違うにしても、明治の初代内閣総理大臣の伊藤博文の頃から変わってないような気がします。権力を持つと権力にすがり天狗になるーどの時代も同じです。勝海舟の言葉が思い出された今日でした。
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