「がん細胞で起こることは、人間社会でも起こる」これは病理学者吉田富三の言葉で、がん哲学外来の創始者樋野興夫先生は、吉田富三のがん学と戦後最初の東大総長で政治学者の南原繁の政治哲学を合わせてがん哲学外来を生み出しました。私は医学の専門家ではないので詳しいことは分かりませんが、吉田富三のこの言葉は、人間はがん化の道を歩んでいるとつくづく感じることがあります。今日は樋野先生のがん哲学の本や本に出てくる新渡戸稲造や内村鑑三、南原繁、勝海舟の本を読み漁りながら一日、がん哲学のことを考えました。
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