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幕末の名君に学ぶ歴史人間学

2022-05-07 18:58:14 | 日記
幕末に多くの歴史上に人物が生まれ明治という新しい日本を創りあげました。しかし明治大正昭和と時代が流れ人物の影が薄まりつつあります。幕末になぜあれだけの人物が生まれたのでしょうか?
歴史上の人物は自然に生まれてくるものではないでしょう。それは人物を生み育て鍛え上げる人物がいるからではないでしょうか。崩壊寸前の幕府の幕閣の中にも、また各藩の藩主の中に前例にとらわれず下級武士でも取り上げて活躍の場を与えた名君と呼ばれた藩主がおりました。常に民のため国のために動いた藩主がおりました。
直接ではありませんが老中首座の阿部正弘が海軍創設のために長崎海軍伝習所を開設しなければ勝海舟という人物が生まれなかったかもしれません。
薩摩藩主の島津斉彬が下級武士であった西郷隆盛を抜擢しなければ歴史上に西郷隆盛は存在しなかったかもしれません。それは島津家分家に生まれた天璋院篤姫も同じでしょう。
幕末には名君と呼ばれる藩主はまだまだおりました。その名君のもとで明治に活躍する人物もたくさん輩出されました。
どんな問題のある人物でもその良いところを見出し引き上げていくーそしてまたその採用が名君自らの立場を危うくするものであっても保身にとらわれず民のため国のために採用し引き上げていく名君がいました。
さて現代にはこのような名君のような人物はいるでしょうか?
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