笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

栃木県佐野市で行われた「鉱毒悲歌」上映会に参加してきました

2014-10-11 19:44:41 | 日記
今日は栃木県佐野市で行われた「鉱毒悲歌」上映会に参加してきました。「鉱毒悲歌」は足尾鉱毒事件の被害民がその惨状を歌ったものですが、官憲により歌詞は没収され歌詞がないにもかかわらず歌い継がれ、足尾鉱毒事件を風化させない運動のシンボルになりました。「鉱毒悲歌」の内容は渡良瀬川流域の谷中村廃村から北海道へ移住させられた暮しや足尾鉱山労働者の境遇や苦悩、最後まで田中正造と共に闘った被害民の姿とその後の生活が映し出されています。学校で学ぶ歴史は、事件の出来事を時代背景と起こった年号だけですが、その事件の後に当事者のどんな生活があったのかまでは学びません。出来事は断片的に起こるのではなく、当事者は事件を通して一生涯苦悩を負い続けます。そのことが理解されない限り本当の歴史を学んだことにはなりません。薬害問題でも裁判が終わると解決したと世間は見てしまいますが、薬害被害者は被害にあった病気をそのまま抱えながら生き続けなければならないのです。社会問題は被害当事者の生活を追わなければ理解は出来ません。
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人間的に生き辛い社会からいき易い社会へ

2014-10-11 07:21:10 | 日記
薬害エイズを考える山の手の会をはじめ渋沢栄一記念がん哲学外来と北区王子での開催が多くなり、最近では北区を中心に活動している方との交流が増えてきました。活動の交流が広がる一方で、身近なところでもがん患者さんや難病患者さん、エイズや肝炎を患っている方々、また、セクシャルマイノリティや様々な境遇が理解されずに悩んでいらっしゃる方が心の安らぐ場を求めていることも感じます。早さや効率ばかりを求める社会にあって生き辛さを感じている人々が多いことを実感しております。人間的に生き辛い社会から生き易い社会へこれからも活動を続けていきたいと思います。
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